目 次
例のぞんざい扱いのバラが勢いづく!
このブログでも2回取り上げたことのある、例のあの勝手に生えてきた我が家のバラが、ここにきてえらい勢いなのである。
このバラは、勝手に生えてきたこともあって、僕も何の興味もなく完全に放置。そのうちシャクヤク畑の拡大に伴って邪魔となり、遂に我が家の庭の全くどうでもいい場所に移植させた。
しかも移植に当たって、土を耕したり、土壌の改良をするでもなく、単に固い土地に穴を少し掘って、適当に植え付けただけ。
全く酷い扱い、我ながらぞんざいに扱っているという自覚がある。
そのまま廃棄してしまうのも何となく気が引けたので、どうでもいい場所に穴だけ掘って移し、枯れてしまっても仕方ない、それで良しと我ながら全くツレナイものだった。
ところが、植え替えて直ぐに、新しい芽(葉っぱ)が生えてきて、その強靭な生命力に度肝を抜かされたというエピソードは、このブログで取り上げたとおりだ。
それが遂に花を2輪咲かせた、というのが、7月末、今から3カ月前のレポートだった。
とにかくこの勝手に生えてきたバラの生命力には驚かされるばかりだった。土壌の改良もなければ肥料も全くやっていない。それなのに、直ぐに根付いて、花まで咲かせた。
そして、今回、更なる驚きが待ち構えていた!
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何度も花を咲かせてビックリ仰天!
花がまた咲いた!先日咲いたばっかりなのにまた咲いた!しかも蕾が5つもあって、次々に咲き続けた!
その花を写真で見てもらおう。撮影は10月13日と14日である。



どうしてこんなことが起きるのか、全く分からない。理解不能。「怪」の一言だ。
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9月初頭にも開花していた
植え替えたバラが初めて花を咲かせたのは、7月末のことだった。
実は、その7月末から今回開花の10月中旬までの3カ月間に、もう一回咲いているのである。ブログでは取り上げなかったが、7月末の後、9月初旬に咲いていたのである。
これがその時の写真である。もう枯れ始めのちょっと汚い写真である。


撮影は9月4日のことだ。この頃は地獄の猛暑の真っ最中で、先日のシャクヤク畑の土壌改良の記事でも書いたように、戸外では息もできない程の酷暑に連日見舞われ、シャクヤク畑は新旧どちらも完全に放置され、ジャングル化してしまったのはご承知のとおり。
そうなれば蚊の棲みかとなって、容易に近づけない禁断の地となる。
9月初旬のある日、どうしても庭に出る用事があって、このバラの開花に気が付いたという次第。気が付いた時点で、既に痛んで枯れ始めている。8月末か9月早々に開花したものと思われる。
そして、今回10月の複数個の開花を迎えるわけである。
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開花の経緯を時系列に
ハッキリ写真に残っているものを整理するとこうなる。
①7月末・・・・・2輪
②9月初頭・・・・未確認(最低でも2輪)
③10月中旬・・・5輪
これはちょっと驚きの事実で、驚嘆するしかない。繰り返し頻繁に咲くことが完全に定着したようだ。
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蕾の数も増えてきている
徐々に蕾の株が増えて来ているのも顕著である。直近の10月中旬(今から2週間前)には5つのしっかりした蕾ができて、全てちゃんと咲いてくれた。
たまたま気まぐれで2輪だけ開花したという感じではなく、今回の咲き方を見ると、あっちこっちの枝から蕾が顔を出して、その蕾がドンドン大きくなって、競い合うように咲いた感が強い。こうなってくると、勝手に咲き始めたバラというよりも「狭いながらもバラが咲く庭」というイメージができてきた。



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ほぼ毎月咲いているのか!?
記録によれば7月末以降ほぼ毎月、少なくとも1ヵ月半毎に咲いていることが分かる。こんなことがあるだろうか?
四季咲きというのは聞いたことがあるが、毎月咲くとか、年に8回も咲くバラなんかあるんだろうか?
しかもこの酷暑の中である。こんな酷暑の中、毎月のように健気に咲くバラがあるとは。もしかしたら、あまりの酷暑にバラが狂ってしまったのかもしれない。本当に考えられないことだ。
それだけではなく、毎回、勢いが昂じてきている。蕾の数が確実に増えてきているのだ。シャクヤクとは大違いで全く面倒を見ずに肥料なども与えたことが全くないにも拘わらず。
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決して美しくないが、愛着を感じてきた
そうなると、さすがに愛着を感じてきた。
このバラの花、僕は決して美しいとは思わない。肌色というのだろうか。ベージュと呼ぶほどきれいな色ではない。
そして花持ちが極端に悪い。シャクヤクの花持ちの悪さにも閉口させられるが、このバラの花持ちの割さはシャクヤクの比ではない。
咲いたと思ったら、もう翌日には枯れ始める、そんな感じがする。
それでもこれだけ繰り返し咲いてくれるなら、それはそれでマイナスを大きく補ってプラスに転じていると言ってもいいんじゃないか!?
何だか、とても愛着を感じてきている。
一旦、開花してしまうと直ぐに萎れ始めるのだが、蕾が膨らんできて、赤みを帯び、遂に咲き始めた頃の初々しいベージュというか赤みを帯びたピンクが何とも素敵なのである。





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満開時の花の姿をもう一度
これらが最終的にこんな風に開花する。

中々美しいじゃないか。気に入ってきた。これからはもう少しこのバラを大切に扱おうと決めた。
この次は何時咲いてくれるのだろうか?楽しみがまた一つ増えた。