素晴らしい内容で、深い感銘を受けた これは素晴らしい本だった。出口さんの本を色々と読んできたが、その中でも内容の濃さと読んだ後での感銘の深さは、屈指のものだと感じている。 『「思考軸」をつくれ あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由』という本である。 決して長くはない、どちらかというと短い部類に入るものだが、その内容は...
【本】の紹介
【本】の紹介の記事一覧
一日で一気に読み切った出口さんの本の話し 先日、僕が出口さんからAPUの東京キャンパスに招かれて、感動的な面談が実現できたことは詳細に報告させていただいたとおり。前編・後編の2部構成という非常に長いものになってしまって、我ながら呆れ果てているところだ。 その中でも詳しく報告させてもらったが、僕は出口さんとの面談のアポが...
一冊でも多く著書を読んでおこうと買い込んだ こうして念願の面会日が決定した。 アポが確定したのは1月30日だった。面会日は2月16日。2週間ちょっと。 にわかに慌ただしくなった。僕は実際に出口さんにお目にかかるまでに、一冊でも多くの本を読んでおこうと決心した。 スポンサーリンク (adsbygoogle = windo...
あの出口さんからAPU東京キャンパスに招待された! 僕が今、非常に熱心に読んでいるあのAPU学長の出口治明に直接お目にかかるという光栄な体験をさせていただいた。 僕が出口治明にこのところ特に夢中になって没頭していることは僕のブログ読者なら良く知ってくれていることだろう。 つい最近も、「いま君に伝えたい知的生産の考え方」...
脳卒中で倒れた出口さんの貴重な闘病記 前回取り上げたばかりの出口さんの「知的生産の考え方」の紹介記事の終盤にも触れたことだが、出口さんは2021年の1月に脳卒中(脳出血)で倒れた。 右半身に麻痺が残り、重度の失語症となって再起が危ぶまれたところろだが、懸命なリハビリを続け、奇跡的にAPU(立命館アジア・太平洋大学)の学...
再び出口治明の本に夢中になっている あるきっかけがあって、この年末に再び出口治明の本を夢中になって読んでいる。知らない間に新刊が何冊も出ていて真っ青となった。 新たに何冊も買い込んで、片っ端から読んでいこうと決意したものの、中々時間が取れなくて四苦八苦しているが、今回取り上げた文庫の1冊は非常に読みやすく、実際に直ぐに...
感動的な自伝「音楽は自由にする」の続編だ 坂本龍一の逝去を受けて、急遽、新潮文庫として再発行された坂本龍一の自伝「音楽は自由にする」。 僕は直ぐに読み終えて、このブログに取り上げ、この自伝がどれほど内容が充実していて、感動的なものだったのかを縷々紹介させてもらった。 その記事の中にも書いたが、この感動的な自伝「音楽は自...
坂本龍一がとうとう亡くなってしまった あの坂本龍一がとうとう亡くなってしまった。令和5年(2023年)3月28日のこと。享年71歳。まだまだ若い。本当に残念でならない。 坂本龍一ががんに罹患していたことは本人も告白していて、日本人なら誰でも知っていた。 ニューヨークが生活の拠点となっていた坂本龍一は、がんの治療もニュー...
「インディオの聖像」写真展が新宿で開催された 立花隆と佐々木芳郎による「インディオの聖像」のことを、出版された直後に詳しく報告した。 その際に、今回のこの記念すべき本を実質的に世に送り出した張本人である著者の佐々木芳郎カメラマンから、僕宛てに直接電話がかかってきたという感動的なエピソードは、僕のブログの熱心な読者なら、...
この記事のオリジナルは2020年2月初旬に書かれたものである。 それから3年3カ月が経過した現在、ここで書こうと宣言していた本の紹介に関するブログも着々と進んでいて、漫画の紹介も含めると、今では約100編に及んでいる。 そんな中、写真で紹介した坂口尚の「石の花」について、大々的に文章を追記したので、あらためて2023年...
こんな本が存在していることに驚嘆! 先日、久しぶりに御茶ノ水駅前の丸善で新刊本を中心にぶらぶらと物色していたところ、この本が3、4冊平積みにされていた。 これは一体どういう本なんだ?と手にして中を確認すると、著名な経営学者の経営戦略論をマンガで非常に分かりやすく解説してあった。A4サイズの大型の本で、しかも相当に分厚い...
丸1年が経過しようとするロシアによる侵略 ロシアによるウクライナへの侵略戦争が始まってちょうど丸1年が経過しようとしている2023年の2月中旬である。 ロシアがウクライナに侵攻したのは、昨年の2.24だった。 ホンの数日でキーウ(侵攻開始時にはズッとキエフという馴染みのある呼称だったが)が陥落し、ウクライナがロシアの支...
味わい深い名エッセイに心を奪われる 前に紹介した「戦争が遺したもの」を読んで、鶴見俊輔の魅力にすっかり開眼させられた僕が読んだ、鶴見俊輔による晩年のエッセイ集である。 岩波新書から出ている「思い出袋」。これがめちゃくちゃおもしろく、興味深く、一気呵成に読み切ってしまった。 これは鶴見俊輔が八十歳を超えてからの月に一回の...
初めて実際に読んだ「ソクラテスの弁明」 こんなあまりにも有名な古典的な名著を、今まで実際に読んだことがなかった。僕は哲学にも非常に興味があるだけに、忸怩たる思いである。 ソクラテスのことも、ソクラテスが裁判にかけられ有罪となって毒杯を仰いで刑死したことも、そしてその裁判の顛末を弟子のプラトンがまとめたことも、もちろん良...
興奮必至のすごい対談に夢中になる すごい本を読んだ。非常に気に入った。読んでいる最中にも興奮させられるが、読み終わった後にも、ジワジワと満足感が込み上げてくる。 「戦争が遺したもの 戦後世代が鶴見俊輔に聞く」というハードカバーの対談本である。 これは日本の戦後を代表する哲学者、評論家にして知識人であった鶴見俊輔に、こ...
通算5冊目の森岡毅の本はリーダーシップ論 2ヵ月振りに読んだ森岡毅の本はリーダーシップ論だ。森岡毅の本を読むのは、これが通算5冊目となる。森岡毅としては6冊目の本となる。 過去に読んで、その都度紹介をしてきた森岡毅の4冊はいずれもおもしろく、大いに惹きつけられ、感銘を受けたが、今回のリーダーシップ論もおもしろかった。 ...
ロシア専門家の佐藤優によるプーチン論 プーチンのことを改めて徹底的に理解しようと佐藤優の「プーチンの野望」を一気呵成に読んだ。 これは非常に有用ではあった。これを読むことで、僕のプーチンに対する理解が深まったことは確かである。 さすがは佐藤優だと感心もするが、一方でこの本は相当に問題も孕んでいて、決して手放しで歓迎でき...
塩野七生の「ギリシア人の物語Ⅱ」に今回も大興奮 塩野七生の「ギリシア人の物語」の第1巻を紹介したのは、今年(2022年)4月、ちょうど半年前のこと。 『塩野七生「ギリシア人の物語Ⅰ 民主政のはじまり」〜時の経つのを忘れてしまうおもしろさ!ペルシア戦争の攻防に興奮必至!』という記事だった。 あの一世を風靡した未曾有の大作...
ゴルバチョフのことは、大好きだった あのミハイル・ゴルバチョフのことが昔から大好きだった。今、ロシアのプーチンがウクライナに理不尽な侵略戦争を行っている真っ最中で、世界中がロシアとウクライナの動向にくぎ付けとなっている。 このブログの中でも、何度もこのロシアによるウクライナへの侵略戦争のことに触れてきたが、それは今日、...
この森岡毅も非常に感動的だった 引き続き森岡毅の本を読んだ。著者にとっては5冊目となる本、僕にとっては通算4冊目の森岡毅の作品となる。 それが今回紹介させてもらう『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きとめた「働くことの本質」』である。 本当に長いタイトル!これだけは何とかなりませんか、森岡...
プロフィール
熱々たけちゃん
熱々たけちゃんです。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
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