江頭路子が描くもう一つの反戦絵本 「せんそうしない」の絵を担当した江頭路子さんに、もう一冊、戦争に反対し、平和を希求する絵本があった。それが「おかあさんのいのり」である。 これを紹介してくれたのも、例のM子さんだった。 おととい配信したばかりの「せんそうしない」の読み聞かせ会の記事で、状況を詳しく報告してきてくれたあの...
ソ連・ロシア・ウクライナ関連
ソ連・ロシア・ウクライナ関連の記事一覧
「せんそうしない」の感動がまた広がった 谷川俊太郎の詩に江頭路子さんが絵を描いた絵本「せんそうしない」。 僕はこの絵本について2本の記事を配信してきた。 先ずは、友人M子さんからこの絵本のことを教えてもらって直ぐに読んで深い感動を受け、紹介させていただいたのが全ての皮切り。 続いて、作者のお一人である絵本作家の江頭路子...
著者の江頭路子さんとの感動的なやり取り 先月配信させていただいた「せんそうしない」。谷川俊太郎の詩に江頭路子さんが絵を描いた絵本である。 僕はこの絵本のことを僕のブログの読者でもある古くからの友人M子さんから教えてもらったのだが、一読して非常に感動して、早速ブログの記事として取り上げ、配信させてもらった。 スポンサーリ...
初めて読んだ高坂正堯に魅了された 高坂正堯(こうさかまさたか)の本を初めて読んだ。新潮選書の中の1冊「歴史としての二十世紀」である。 これが非常に興味深く、僕は時間の経つのを忘れて読み耽ってしまった。実におもしろく、興奮してしまったほどだ。 高坂正堯は非常に有名な方なのだが、僕にはほとんど縁がなく、正直言って長い間、ど...
先日のブログ記事の読者が教えてくれた絵本 先日配信したばかりの信長貴富の「初心のうた」に関する朝日新聞の記事についての僕のブログを読んでくれた読者が教えてくれた谷川俊太郎の絵本「せんそうしない」。 静岡県に在住の僕のブログの愛読者が、信長貴富の記事を読んで、直ぐにLINEで感想を送ってくれた。「あの記事を読んで谷川俊太...
ロシアのウクライナへの侵略戦争から丸2周年 今年の2月にロシアが一方的にウクライナに侵略をし始めてから丸2周年が経過した。このロシアによるウクライナへの侵略戦争は2022年2月24日に始まった。 当初は2週間ほどで首都のキーウが占領され、あっという間にウクライナが白旗を挙げることになるだろうと、攻め入った方のプーチンは...
丸1年が経過しようとするロシアによる侵略 ロシアによるウクライナへの侵略戦争が始まってちょうど丸1年が経過しようとしている2023年の2月中旬である。 ロシアがウクライナに侵攻したのは、昨年の2.24だった。 ホンの数日でキーウ(侵攻開始時にはズッとキエフという馴染みのある呼称だったが)が陥落し、ウクライナがロシアの支...
ロシア専門家の佐藤優によるプーチン論 プーチンのことを改めて徹底的に理解しようと佐藤優の「プーチンの野望」を一気呵成に読んだ。 これは非常に有用ではあった。これを読むことで、僕のプーチンに対する理解が深まったことは確かである。 さすがは佐藤優だと感心もするが、一方でこの本は相当に問題も孕んでいて、決して手放しで歓迎でき...
ゴルバチョフのことは、大好きだった あのミハイル・ゴルバチョフのことが昔から大好きだった。今、ロシアのプーチンがウクライナに理不尽な侵略戦争を行っている真っ最中で、世界中がロシアとウクライナの動向にくぎ付けとなっている。 このブログの中でも、何度もこのロシアによるウクライナへの侵略戦争のことに触れてきたが、それは今日、...
超多忙な中で、4冊の本を読み切った9月 今月(2022年9月)、僕は公私共に非常に多忙な日々を送っていたのだが、そんな中で寸暇を惜しんで4冊の本を読み切った。何とか今月中にこれら4冊のことをブログ記事にまとめ、紹介したいと思っている。読み切った順番通りに紹介していきたい。 先ずは、先日「社会を変えるには」を紹介したばか...
「ブラッドランド」のT・スナイダーが緊急発刊した警告書 先日紹介した衝撃の「ブラッドランド」の著者ティモシー・スナイダーによる緊急発刊の警告書が本書「暴政」だ。本文わずか124ページの薄い新書だが、非常に内容の濃い重要な1冊である。 「ブラッドランド」は上下2巻を合わせると750ページを超える大著で、その目を覆いたくな...
まだまだ続くウクライナへの激しい攻撃 ロシアによるウクライナへの侵略戦争が始まってから、いつの間にか5カ月近く経過した。 圧倒的な軍事力を誇るロシアが瞬く間にウクライナを制圧し、憤懣やるかたなきも、そうなるに違いないと半ば諦めていたのだが、ウクライナ兵の激しい抵抗と欧米各国の軍事支援もあって、ウクライナが想定外の頑張り...
すごい小説が書かれたものだ 2022年本屋大賞に輝いた話題の「同志少女よ、敵を撃て」を早速読んだ。逢坂冬馬という新人作家のデビュー作だが、その完成度と衝撃度が半端ない。 本書の内容が僕のこのブログ「熱々たけちゃんブログ」でも3本のブログ記事として取り上げているアレクシエーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」(前編・後編...
スターリン目線で描く大粛清の真相 これはまた何とも興味深い本があったものだ。「大審問官スターリン」。亀山郁夫によるスターリン研究の金字塔というか、集大成と呼んでいいものである。 既にこの熱々たけちゃんブログで取り上げた「磔のロシア」の姉妹書と言うべき作品であり、この両者は表と裏という関係と呼んでもいい。 今回の「大審問...
前編からの続きである。 「戦争は女の顔をしていない」で描かれているもの これにはもう圧倒されてしまう。 独ソ戦に出征したありとあらゆる女性たちが紹介される。 医師あるいは看護婦として兵士たちと行動を共にしたということは、どこの国にもあった。それは当然想像できる。 ソ連の場合には、女医や看護婦、衛生士などももちろんたくさ...
きかきロシアのウクライナ侵略戦争がひど過ぎる 2022年3月下旬。目を背けたくなるような本当に酷いことが毎日ウクライナの地で続いている。 ロシアによるウクライナへの侵略は、ロシアが一方的にウクライナに攻め込んだ侵略戦争の開始からほぼ1カ月が経過した。 侵略戦争を開始したプーチンが当初考えていたようなほんの2〜3日でウク...
亀山郁夫の渾身の一冊「磔のロシア」 亀山郁夫の渾身の一冊を読み終えた。タイトルは「磔のロシア スターリンと芸術家たち」。磔は「はりつけ」だ。生々しい中々強烈なタイトルである。 現在、ロシアによる一方的なウクライナへの侵攻(日本の報道ではどこでも侵攻と言っているが、これは明らかに侵略戦争に他ならない)が続いている中で、ど...
僕のドストエフスキー遍歴 ドストエフスキーは僕にとっても非常に大切な作家である。高校時代から読んできたが、当時は初期の抒情的にしてロマンチックな作品ばかりを愛読してきた。「貧しき人々」や「白夜」などを何度も繰り返し読んだものである。 後期の未曾有の大作群のことは、非常に気になりつつも中々手が出せなかったが、例の読書界に...
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