数十年ぶりに「ショーシャンクの空に」を観た 今回の映画紹介はもう公開されてから30年近く経つ「ショーシャンクの空に」を取り上げることにした。 熱烈なシネフィルの僕は、もちろんあの有名な「ショーシャンクの空に」は、以前にちゃんと観ている。しかも何回も観ている。 公開から約30年も経過して、最後に観たのが何時のことだったか...
アメリカ映画
アメリカ映画の記事一覧
昨年、ベストワンに輝いた名作だが 「リコリス・ピザ」。今年(2023年)発表された昨年度公開映画のキネマ旬報ベストテンで見事ベストワンに輝いた作品。 ちなみに第2位は、あの「トップガン マーヴェリック」なのである。 あの世界中で大ブームを巻き起こして熱烈なファンを量産したトップガン マーヴェリックよりも高く評価された...
スピルバーグの初めての自伝的作品 このところのスピルバーグの勢いが止まらないことは以前にも書いた。80歳近くになってまたまた最盛期を迎えている感がある。ちなみに2023年現在76歳である。 そんなスピルバーグが意外にも自らのこと、どうやって映画に目覚め、どのように映画と関わって、この未曾有の大監督が誕生したのか?その時...
これは素晴らしい!心が震えた また感動的な素晴らしい映画を観た。前から観たくてたまらなかった映画だ。「ザリガニの鳴くところ」。 昨年(2022年)11月に公開されて、かなり話題となったミステリーである。 ギンレイホールが存続していれば、間違いなく上映してくれたに違いない心が震えてくるような感動作だ。 僕は巷の大変な好評...
サム・メンデスが映画への愛を込めた感動作 これは本当に素晴らしい映画だった。人間と映画への愛に満ち溢れた至高の名作と言っていい。 脚本と監督は僕が大好きなあのサム・メンデスだ。この熱々たけちゃんブログでも前作の「1917 命をかけた伝令」を取り上げている。 あの驚嘆すべき映画全編を通じての長回し、ワンカットをやってしま...
鬼才ギレルモ・デル・トロの最新作に興味津々 僕が大注目しているスペインの鬼才ギレルモ・デル・トロ監督による最新作の「ナイトメア・アリー」は、どうしたって観ないわけにはいかない。 ギレルモ・デル・トロ監督と言えば、「シェイプ・オブ・ウォーター」で、2018年第90回のアカデミー賞で見事、作品賞と監督賞を獲得し、一躍有名に...
ジョーダン・ピール監督の待望の新作 この映画のことは、見過ごしていた。というのは、映画館で観ることができなかったということだけではなく、この映画のことをほとんど知らなかったのである。 シネフィルを自称しながら、我ながら恥ずかしい。 というのは、この映画を作った監督の、前作にかなり心惹かれていたからである。 あの映画を作...
ソマリア内戦の凄まじさを知るための必見映画 前回、韓国映画の「モガディシュ 脱出するまでの14日間」を大絶賛したときから、続いて紹介するのはこれしかないと決めていた。 それが「モガディシュ」の紹介記事の中でも触れたリドリー・スコット監督による「ブラックホーク・ダウン」である。 これはもう大変な映画で、ソマリア内戦の凄ま...
話題沸騰の大ヒット作を漸く楽しんだ 今年(2022年)の夏から秋にかけての大ヒット作「トップガン マーヴェリック」を漸く観ることができた。残念ながら映画館ではなく、ブルーレイでの視聴となってしまったが、大いに楽しみ、満喫することができた。 これは確かにおもしろい。実に良くできている。記録的な大ヒットもむべなるかな、当然...
「最後の決闘裁判」と同時に作り上げたリドリー・スコットの剛腕 リドリー・スコット監督の作品はこのブログでも何本も紹介してきた。僕が最も気に入っている映画監督の一人だ。今までに数多の名作と傑作を量産してきたハリウッドの巨匠は、80代になった最近もその力が衰えるどころか、その圧倒的な表現力と有無を言わせぬビジュアルの見事さ...
映画史上屈指の名作のリメイクに挑んだスピルバーグの心意気 「ウエスト・サイド物語」の映画史における評価は相当なものだ。1961年にロバート・ワイズ監督(ジェローム・ロビンズとの共同監督)で作られたミュージカル映画の超傑作。古今東西の映画史上のベストテンにおいても必ず有力候補として挙がってくる稀有の名作だ。 僕はそのスト...
83歳になって快進撃を続けるリドリー・スコット このところのリドリー・スコット監督の快進撃が止まらない。今回紹介する「最後の決闘裁判」はリドリー・スコット83歳のメガホンだったが、久々にパワー全開の大傑作となったばかりか、その後にも「ハウス・オブ・グッチ」という超話題作を撮っており、驚くほど元気なのである。 いずれも1...
久々にボーン・シリーズ全3作を一挙に観た 改めてマット・デイモン主演のあの「ジェイソン・ボーン」シリーズ全3本を集中的に観て、大いに満喫させてもらった。もちろん過去にもう何度も観ているのだが、今回あるきっかけがあって、もう一度一挙にまとめて観てみたくなったのだ。 第1作「ボーン・アイデンティティー」 第2作「ボーン・ス...
静かな感動作に心が震える 素晴らしい映画を観た。「ノマドランド」。これは稀有の傑作だ。といっても、いかにも地味な静かな映画。派手な言葉は全く似合わない。ほとんどドキュメンタリーのような地味な映画であり、控えめな静かな感動がじわじわと込み上げてくる、そんな趣きの作品だ。 かなり話題となった映画ではある。昨年(2021年)...
観逃してはいけないちょっと特殊なサスペンス映画!? 何とも形容が難しいちょっと特殊な映画を観た。昨年(2021年)のアカデミー賞(第95回)で脚本賞を受賞した話題作である。 すごい映画とか、衝撃を受けるとか、打ちのめされるとか、そういう重い形容はいかにもそぐわない。と言って、ここに描かれるのは紛れもなく社会性も持ち合わ...
全くあり得ない話しが至高の名作になる奇跡 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」。これは実に奇妙な映画。一体何なんだろう?ジャンルはSFなのか?いや、重厚な人間ドラマなのか? もしかしたら頗る真剣なブラック・ユーモアなのか? 見当が付かない特別な映画。確かに名作には違いない。でも、実におかしな映画なのである。 あり得ない...
この映像美に仰天! この世のものとは思えない驚嘆すべき映像美に満ち溢れた映画を観て、本当にビックリ仰天した。興奮が収まらない。 「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」だ。これはもう8年以上も前に公開された映画で、その当時はかなり話題になったものだ。 何と言っても、その年(2012年)のアカデミー賞では、監督賞、...
リドリー・スコットらしからぬ埋もれた傑作 再びリドリー・スコットの監督作品を紹介する。今回は「マッチスティック・メン」だ。 リドリー・スコット監督のことについては、「ワールド・オブ・ライズ」の紹介のブログの中でかなり詳しく書かせてもらったので、そちらをご覧いただけるとありがたい。 映画史に残る名作・傑作が目白押しのリド...
スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); リドリー・スコットのこと リドリー・スコット監督は僕が最も熱愛している映画監督の一人だ。もちろん僕だけではなく、多くの映画ファンを魅了してやまない映画界のレジェンドと呼ぶべき至高の存在。 83歳となっ...
イニャリトゥ渾身の名作「レヴェナント:蘇えりし者」 2021年のGWに観た映画の紹介から離れ、今回はイニャリトゥの「レヴェナント:蘇えりし者」を取り上げる。 とにかく感動必至、圧巻の名作なのである。 イニャリトゥと「レヴェナント」のことは前にかなり詳しく触れたことがある。 あの「トゥモロー・ワールド」を紹介したときだ。...
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プロフィール
熱々たけちゃん
熱々たけちゃんです。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
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