目 次
かぐや姫が最後の最後まで残った
5月26日(月)の時点で我が家のシャクヤク畑で咲いているシャクヤクの花は、2つだけとなっていた。
小さな蕾だったラテンドールと、2つあったかぐや姫の蕾のうちの残り1つ。
さすがに寂しい。何とか1輪だけでも6月まで咲き続けてくれないかと願っていたが、結局は果たせぬ願いで終わった。
やがて頑張って結構長く咲き続けていたラテンドールも散ってしまって、最後の最後、今年の我が家のシャクヤク畑の最後の1輪となったのは、かぐや姫だった。
一番最後に、満を持して降臨を果たし、しっかりと咲いてくれたかぐや姫は、最後の1輪となっても健気に咲き続けてくれた。
何だか涙ぐましいものがある。
5月28日(水)に唯一のシャクヤクとして咲いていたかぐや姫の雄姿を先ずは見てもらう。文字通り最後のシャクヤクの花だ。

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最後の1輪として凛として咲き続けた姫
開花する時期は品種によって随分違いがある。春の粧のような早生もあれば、サラベルナールのように晩稲もあって、全てが一斉に咲いて、一緒に散ってしまうよりも、よっぽど楽しませてくれる。
そんな中にあって、ダントツで一番遅く開花したのは「かぐや姫」だった。咲かないんじゃないかと心配させたかぐや姫だったが、2本とも咲いてくれた。
期待していた巨大な花とは花の大きさも色も程遠かったが、来年に繋がる貴重な開花だったと、喜んでいる。
そんなかぐや姫が、開花が遅かった分、一人最後まで残って、全くの孤独の中で咲き続けてくれたことは嬉しい。
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最後の美しい姿を写真で堪能して
先ずは、開花し始めの写真だ。これが意外と感動を呼ぶ。



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5.28(水)の雄姿
僕がしっかりと最後のかぐや姫をじっくり見ることができたのは、5.28の水曜日だった。
翌日は終日出かけており、更に翌日の昨日(5.30)は終日の雨で、ここでかぐや姫は遂にお亡くなりになった。
という意味で、5.28の姿は実質的に、今年の我が家のシャクヤクの最終日となった。
最後の最後の1輪を見届けてほしい。






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5.30の終日の雨で遂に散り去った
5月30日(金)は、前日夜からの雨が朝になってもない止まないどころか、朝から叩きつけるような激しい雨が降っており、孤軍奮闘して咲き続けていた最後の1輪のかぐや姫も、雨にやられてしまった。
それでも手前半分は辛うじて持ち堪えていたが、南側の半分が散ってしまっていた。さすがに痛々しく、切なかった。
これで我が家の今年のシャクヤクが全てなくなってしまったことになる。
この長く降り続けた激しい雨さえなければもう少し咲き続け、6月に入っても咲いていたことは間違いなかったと思うが、残念であった。




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庭からシャクヤクが消えた5月最終日
こうして、今年の我が家のシャクヤクは全て姿を消した。
最初に春の粧が開花し始めたのは4月30日のことだったので、ちょうど丸々1カ月間、花を楽しませてもらったことになる。
我が家の全てのシャクヤクたちに心から感謝したい。
また、来年の開花を待つとしよう。