鬼気迫る衝撃的な名演奏

発売されたばかりのガーディナーが指揮したバッハの「ヨハネ受難曲」の新録音を聴いてみた。仰天させられた。

ものすごい演奏だった。鬼気迫る空前絶後の名演に衝撃を受け、戦慄が走った。聴いていて、何度も何度も鳥肌が立ち、空いた口が塞がらなくなってしまう。

紹介したディスクのジャケット写真
これがジャケット写真。分かりにくいが宗教画である。

ガーディナーの新盤の基本情報

ガーディナーは古楽界の大巨匠で、バッハの名盤を量産しているが、特に「ヨハネ受難曲」への思い入れは強いようで、今回の演奏が3回目の録音となる。

2021年4月2日の聖金曜日にオックスフォードのシェルドニアン・シアターで演奏され、全世界にライヴ配信されたという。その時の録音がこれだ。

およそ20年毎に録音しているようで、1回目は1983年のアルヒーフ(ドイツ・グラモフォン)盤、2回目はちょうど20年後に自身のレーベルであるSDGへの2003年の録音。それから18年後、今回は約40年ぶりに古巣のドイツ・グラモフォンへの復帰となった。古楽専門のアルヒーフ・レーベルではなく、本家本元のドイツ・グラモフォンへの復帰録音は、凱旋のようでもあり、本人も大いに満足したのではないだろうか。

ガーディナーの過去のヨハネ受難曲のCDのジャケット写真を並べた写真
過去の録音のCDのジャケット写真。左側が1回目のアルヒーフ盤。右側がSDGの2回目の録音。
3種類の全てのCDを並べた写真
3種類全てのCDを並べるとこうなる。

 

ガーディナーもさすがに歳を重ねて、ちょうど1年前になる2021年の録音当時、78歳になる直前であったが、指揮姿を見てもまだまだ若々しく、とても80歳近い高齢には見えない。

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ブルーレイ付きの輸入盤を購入するべし

この録音には輸入盤と国内盤の2種類が発売されているが、これは是非とも輸入盤を購入していただきたいと強くお薦めする。

絶対にそうするべきだ。というのは、輸入盤にはCDとは別にブルーレイ・ディスクが付録として付いているからなのだが、これが付録と言ったらバチが当たる、すごい代物なのだ。

紹介したディスクのうちのブルーレイの本体写真
これが素晴らしいブルーレイの本体写真。内容は素晴らしいのに、ディスクのデザインはいたって素っ気ない。

 

ブルーレイを活かした最高の音質であるドルビー・アトモスによるオーディオ・トラックにより、全曲を一枚で通して聴くことができるばかりか、当日のコンサートの様子を、ブルーレイならではの超高画質な映像で丸々観ることができるのだ。

この映像がめちゃくちゃすごい。戦慄を覚える素晴らしさ。この演奏の様子を是非とも超高画質で観てほしいのだ。
これが付いているのは何故か輸入盤だけ。だから、どうしても輸入盤を購入してもらう必要がある。

輸入盤に収められている3枚のディスク。CDが2枚。ブルーレイが1枚。
輸入盤に収められている3枚のディスク。CDが2枚とブルーレイが1枚。国内盤にはブルーレイが付いていないので要注意。

バッハの「ヨハネ受難曲」について

バッハの「ヨハネ受難曲」のことは、このブログの中でも以前書かせてもらった。

バッハが作曲した最高・最大の作品が「マタイ受難曲」であることも書いてきた。3時間半にも及ぶ大作であり、バッハの最高傑作というに留まらず、およそ人類が作曲したありとあらゆる音楽作品の中での最高傑作との評価が定着している、正に至高の作品。

バッハにはこのマタイ受難曲とは別に、もう一曲、素晴らしい受難曲があって、それが「ヨハネ受難曲」というわけだ。

バッハの若き日の肖像画
バッハの若き日の肖像画。精悍な顔つきが素晴らしい。

 

時間的には約2時間であり、マタイ受難曲に比べると半分強の小振りな作品ではあるが、逆にイエスの受難そのものにストレートに切り込んで、受難の悲劇を簡潔かつダイレクトに伝える。どこにも無駄がない。もちろんマタイ受難曲に無駄があると言いたいわけではないので、念のため。

主役は合唱だ。雄弁な合唱を中心に受難の悲劇を簡潔ながらも非常に劇的に伝える「ヨハネ受難曲」の魅力は何物にも変え難い。

冒頭のいかにも不安と恐怖をじわじわと駆り立てていく劇的な大合唱から最後のコラールまで、一気に聴かせてしまうストーリー展開が素晴らしく、その音楽も実に濃密であり、感動的だ。

有名なバッハの肖像画
誰もが知っているバッハの肖像画。晩年のもの。

 

マタイ受難曲の素晴らしさは別格なのだが、実はバッハ愛好家の中には、マタイ受難曲よりもヨハネ受難曲の方が好きだという人が、意外なほど多い。

かくいう僕もその一人である。

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指揮者のガーディナーについて

イギリスの指揮者ガーディナーは僕が最も夢中になっている指揮者の一人であり、昔から熱心にその演奏を追いかけてきた。来日した際にはサントリーホールまで押しかけ、ガーディナーの録音した全てのCDが手元に揃っているという熱の入れ様だ。

古楽界の最高の指揮者の一人として、ベートーヴェンの古楽器(ピリオド楽器)による交響曲全集なども大絶賛を博したが、元々は16世紀のバロック音楽の創始者であるイタリアの大作曲家モンテヴェルディを演奏するために指揮者になった人であり、モンテヴェルディ演奏の第一人者である。

そしてもう一つ強調しておかなければならないことは、世界最高の合唱指揮者でもあることだ。

ケンブリッジ大学の学生時代、21歳の時に結成し、今に至るまでズッと活動を共にしているモンテヴェルディ合唱団(当然ながらメンバーは相当入れ替わっているが)は、正に世界最高の合唱団と言ってもいい存在。

ガーディナーの写真
ガーディナーのCDボックスのジャケット写真。若き日のガーディナー。

 

ガーディナーは合唱を伴った音楽作品の最高の指揮者なのである。

モンテヴェルディやバッハ、そして母国イギリスの大作曲家パーセルやヘンデルなど、バロック音楽の合唱を伴う作品を降らせたら、右に出る者はいない。

バロック音楽だけではなく、モーツァルトやハイドン、ベートーヴェンなどの古典派、更にブラームス、ヴェルディ、フォーレに至るまで、オーケストラ伴奏による合唱曲の大曲でも常に大変な名演を聞かせてくれる合唱界の至宝というべき指揮者である。

僕は本当にこの人が好きだ。

ガーディナーの写真
なかなかのイケメンである。

 

そのガーディナーによる満を辞しての3回目のバッハの「ヨハネ受難曲」の新録音。

それは僕の予想と期待を遥かに上回る超弩級の名演なのであった。本当に興奮が収まらない。

血が噴き出しそうな熱い演奏

どこを切っても血が噴き出しそうな演奏。火傷をしそうな壮絶な演奏と言ってもいいだろう。

ガーディナーがこんなに魂のこもった熱い演奏を繰り広げるとは、本当に驚きだ。

ガーディナーが指揮をする合唱団は、いつでもどんな作品でも、完成度の高い見事な演奏を聴かせてくれるのだが、ガーディナーの演奏はどちらかというと強烈で過激な、力のこもった演奏というよりは、バランスの取れた中庸を踏まえたどこまでも美しいところに最大の特徴がある。

それがガーディナーの魅力だったのだが、今回のヨハネ受難曲では、今までのイメージを大きく覆す非常に熱を帯びた演奏なのである。

相当なイメージチェンジ。それでいて元々のガーディナーの持ち味であるバランスを保った中庸の美しさも失われていない。

つまり、従来までのいかにもガーディナーらしい中庸の美を基本的に保ちながら、今までに見せることのなかった非常に激しく、熱い演奏を繰り広げているのである。

これだけ熱く激しい演奏だと、時に荒くなって細部が乱れたり、アンサンブルが破綻を来したりしがちであるが、そんなことは微塵もなく、いつものガーディナーならではの完成度の高さはキープされながら、熱量だけが新たに加わったような演奏といったらいいだろうか。

これは新境地である。この演奏当時ガーディナーは78歳になる目前だったのだが、こんな高齢になって、枯れるどころか、逆に熱が強くなって訴えかける力が増したというのは、本当に信じがたいことだ。

素晴らしい。本当に感動した。

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合唱団メンバーの立ち位置と完全暗譜に驚嘆

最初にCDの方を聴いて、その熱量に驚かされた。録音の良さも驚嘆すべきもので、かつてない水準に到達しているとしか思えなかった。どこをとっても血が噴き出すような生々しさ。

CDを何回も聴いた後で、ブルーレイで演奏の動画を目の当たりにして、またまたビックリ。

とにかく全ての面で、僕の想定を超えていた。全く想像すらできない信じられない映像が、目の前で繰り広げられていたのだ。思わず我が目を疑った。

特に驚嘆させられたのは、合唱団。この世界最高峰の合唱団であるモンテヴェルディ合唱団、ガーディナーが長年に渡って手塩にかけてきた傑出した合唱団が、これでもかと言わんばかりの異次元の素晴らしさを見せつけるのだ。

先ずはその「並び」に目を疑う。合唱団は非常に広々としたオックスフォードのシェルドニアン・シアターのステージに、メンバーそれぞれがすごい距離を取って並んでいるのだ。総勢21名からなる合唱団メンバーは、それぞれ多分2メートルから3メートルの間隔を取って、ステージ全体に隈なく立っている。

これは普通じゃない。やりたくてもここまでのことはできない。

輸入盤のCDを広げると現れる当日の演奏会の写真
輸入盤のCDを広げると、当日の演奏会の写真が見開きで現れる。これを見ると合唱団メンバーの立ち位置を確認することができる。驚きのディスタンス。

 

そして、もう一つ驚嘆した点は全員が楽譜を持たずに、完全に暗譜で歌っている点である。「ロ短調ミサ曲」ならまだ分からなくはない。ミサ曲なら言葉が決まっているのだから。

だが、これは「ヨハネ受難曲」である。テキストはイエスの受難を詳細に伝える自由詩だ。このドイツ語の2時間を超えるイエスの受難の顛末を描いた超大作を、完全に暗譜で歌うというのは至難の業。しかも隣同士の間隔をこんなに空けて、それぞれが非常に離れた位置で歌うのだ。

これは合唱団の一人ひとりのメンバーが相当な実力の持ち主、傑出した歌い手の集合体でないと、決してできないことだ。

いやはや驚かされた。それでいてこの完成度の高さと熱のこもった演奏。

全くすごいものを見せてもらった。腰を抜かしてしまいそう。戦慄するしかない空恐ろしい究極の演奏が繰り広げられる。

思わず身を乗り出して見入ってしまう。

立ち位置の謎が解けて、更に深く感動

謎が解けた。

実は、この演奏が行われた2021年4月2日当時は、世界中で新型コロナウイルスが蔓延し、特にイギリスでは正しくロックダウンの真っただ中だったのである。この演奏を視聴するに当たっては、そのことを決して忘れてはならない。

そのために、この演奏は無観客で開催され、一方で、それを補うために全世界にWEB配信されたのである。

それを知って、驚嘆は変わることはないのだが、全ての謎が解けた。

僕がひと目見て驚嘆させられた合唱団メンバーのこれだけの間隔を空けての立ち位置は、新型コロナウイルスの感染防止対策としていわゆるソーシャル・ディスタンスを取っていたということだったのだ。

今回の演奏で合唱団メンバーはマスクはしていない。だとすれば、ロックダウンの真っ只中にあって、マスクなしでこれだけの熱量の多い強烈な演奏を繰り広げるとしたら、どうしたってこれだけのディスタンスを保つ必要があった、ということなのだろう。

つまり、この立ち位置は、やむに止まれず取り入れられたものというのが真相だったのである。

しかし、と僕は思う。確かに真相としては指揮者のガーディナーと合唱団が望んだ形ではなかったのだろうと思うが、結果的にはあの「並び」が良かった。あの並びで歌うことによって、響きがシアター(ホール)全体に存分に行き渡り、空前の声の広がりとなって、聴く者を包み込んだことは間違いないと思われるのだ。

それは必ずしも音響的なプラス面だけではなく、一人ひとりの合唱団メンバーに背水の陣とでも言うべき悲壮な決意と緊張感を促し、あれだけの魂がこもった熱い演奏が実現したのでないか、そう思われてならない。

更に考えるに、無茶なソーシャル・ディスタンスを強いられたということだけではなく、過酷な練習を積み重ねてきたにも拘らず、無観客のコンサートにするしかなかったという無念さ、いやそれだけではない、いつ収束(終息)するとも目途がつかない新型コロナウイルスによる不安と恐怖、持って行きようのない憤懣やる方なき怒りが、そのままイエス・キリストの理不尽な受難と重なり合い、共鳴し合って、この演奏がこれだけの鬼気迫るものとなった最大の原動力になったと思われる。

そう考えなければこの前代未聞の熱く鬼気迫る演奏が繰り広げられた理由と原因が理解できなし、逆にそう捉えれば、実に良く納得できるのである。

奇しくも新型コロナウイルスが生み出した未曾有の熱き演奏、新型コロナウィルスと戦う人類の悲壮な思いが託された空前絶後の演奏の誕生となったのではなかろうか。正に歴史に残る演奏になったと言うしかない。

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世界最高水準の合唱の姿

あらためて本当にすごい合唱。これだけ鍛え抜かれた合唱団はそうはない。様々なハンディを背負いながらも、世界最高水準の合唱の姿がここにあると言っても決して過言ではない。

伸びやかで艶があって、それでいて純粋無垢な透明感にも事欠かない。トコトン鍛え抜かれた機動性に富む推進力は思わず快感を覚える程で、力強く、非常に劇的でありながらも決して重くはならず、ある意味で軽やかなまでの抜群のリズム感が聴くものを高揚させていく。

真っ直ぐにつけ抜ける声と響きに、魂を突き動かされる。特に伸びやかなソプラノが息を飲む素晴らしさだ。

僕はこのモンテヴェルディ合唱団のあまりの素晴らしさに、合唱団のことばかりを語ってしまったが、この「ヨハネ受難曲」の傑出した演奏は、合唱団だけではなく、エヴァンゲリスト(福音史家)のテノールのニック・プリッチャード、イエスのベースのウィリアム・トーマスなど、いずれも素晴らしい歌唱を聞かせてくれる。

驚くべきことはこれらの全てのソリストたちも全員、合唱団と同様に完全に暗譜なのである。特にエヴァンゲリスト(福音史家)はイエスの受難の解説者、その受難の経緯を詳しく説明していく役割で、ドイツ語でドラマを進めていく牽引役だ。僕はバッハの受難曲のエヴァンゲリストが暗譜で歌うという姿は、未だかつて観たことも聴いたこともない。本当に驚かされた。

という次第で、このガーディナーが指揮をするヨハネ受難曲では、合唱団員も10人以上いるソリストたちも、聴衆が一人もいないホールで全員が完全に暗譜で歌っているのである。これは本当に圧巻というしかない。こういうものは他では決して観ること、聴くことのできないものだ。本当に驚嘆させられた。

オーケストラは女性ばかり!?

ブルーレイの映像を観てビックリ仰天したもう一つは、オーケストラのイングリッシュ・バロック・ソロイスツのメンバーが女性ばかりの点。これにも面食らった。

ほとんど全員が女性なのだ。これは「女性だけのオーケストラ」なのかと思ってしまった程。

映像を見て確認すると、オルガンとチェンバロを除くオーケストラメンバー約30名の中で、男性は5人程度しか確認できない。ヴァイオリンを始めとする弦楽器はほとんど全員が女性。こんなオーケストラは見たことがない。 

それでいて、決して迫力にも欠けないばかりか、合唱団同様にと熱くて、熱のこもった演奏が繰り広げられる。

合唱団が傑出しているだけに、この布陣を見ていると、オーケストラが弱くてバランスを欠き、全体の足を引っ張りそうだと心配してしまうが、もちろんそんなことは微塵もない。

すごい。全くすごい。もちろん使われている楽器は全てが古楽器(ピリオド楽器)で、それにも惹きつけられる。

最大級の賛辞を捧げたい

最初から最後まで全く非の打ち所がない空前絶後の演奏として、最大級の賛辞を捧げたい。

ソリストの一部に、少し音程的に安定しない箇所が散見したのが残念でならないが、それもこの全体の空前の高みにある演奏の前には、ほとんどどうでもいいことだ。

本当にすごい演奏があったものである。 

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ガーディナーの復活を心から喜びたい

40年間以上に渡って熱烈なファンとして、その演奏を聴き続け、追いかけてきたジョン・エリオット・ガーディナー。

最近では一時の向かうところ敵なしの快進撃に翳りが見え始めて、少し低迷していた感がないでもなかったが、今回のこのヨハネ受難曲の傑出した演奏に接することができて、心から嬉しいと思うと共に、安堵している。

ガーディナーも今ではもう80歳近い高齢。

ガーディナーの写真
近年のガーディナー。確かに歳は取ったがまだまだ若々しい。

 

ここ数年、ガーディナーと共に古楽演奏を牽引してきた大指揮者たちが、バタバタと死去している。

アーノンクールもレオンハルトも、そしてフランス・ブリュッヘンも亡くなった。

そのガーディナーがここに来て復活し、こんな素晴らしい演奏を残してくれたことにはどんなに感謝してもし切れるものではない。嬉しいことはもちろんだが、少しビックリもしている。

ガーディナーの復活を喜びたい。大輪をこれからもドンドン咲かせてほしい。

情報では、モンテヴェルディのオペラの上演を素晴らしい内容で成し遂げたらしい。これも近日中にブルーレイとして販売されるようなので、楽しみでならない。

バッハファンももちろん、全てのクラシック音楽ファン、特に合唱に関わる全ての人にこれを聴いてほしい。本当に感動が収まらなくなるはずだ。

 

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 4,860円(税込)。送料無料。
 ※ こちらは現在、入荷までに2~3週間かかるようです。お待ちいただけるなら、安いこちらで。


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