目 次
連日のレポートはどうかと思いながらも
一昨日、11月23日土曜日のサザンカの開花状況を、写真をふんだんに使いながら、詳しくレポートさせてもらった。
思っていたよりもかなりたくさん咲いてくれたが、まだまだ開花の始まり。
これから連日、どんどん開花が進んで、いずれ近日中に満開になるばかりか、他の木の蕾も咲いてくることだろう。
話題にしている隣同士で向き合った2つの蕾が同時に咲く姿も、早く見てみたいものだ。
ということで、レポートした翌日の24日、日曜日の様子を簡単にお伝えしたい。
何分にも翌日のことであり、大きな変化もあるわけないのだが、更に1週間経過すると、今度は一挙に状況が変わってしまうことは想像にかたくなく、連日のサザンカ報告となることをお許しいただきたい。
それと今回、思い切って新しい試みをやってみたので、そちらも併せて報告したい。
スポンサーリンク
レポートの翌日の開花状況は
結論的に言うと、詳しくレポートした23日の土曜日と翌日の24日の日曜日とでは、開花状況にそう大きな変化は見られなかった。
隣同士の蕾の同時開花は難しいか
期待していた隣同士の蕾が同時に開花する姿は、まだ見ることができない。
片方は咲きかけているが、向かい合ったもう一つの方はまだ蕾のままというパターンが多く、このままでは、向かい合った2つの蕾が同時に開花することは難しいようにも思う。
とにかくこの品種は大輪なのだが、その分、花弁が弱く、非常に痛み易い。
隣同士の2つの蕾がほとんど同時に咲いてくれないと、2つの大輪をベストな姿で同時に鑑賞することは、無理かもしれない。
果たしてこんなことは可能だろうか?
スポンサーリンク
サザンカには独特の味わいがある
サザンカの開花をここまで楽しみにし、実際に開花した花をここまで愛おしく思うことは、過去にはなかった。
今年のように、小さな蕾の段階からずっと成長を見守ってくると、このサザンカの開花を本当に愛おしく思えてくる。しかも今年のように例年にない大量の花が咲いてくれると、その思いも格別だ。
サザンカは冬に咲く花。厳しい寒さの中で風雨に耐え、雪にも耐えて凛と咲く貴重な花だ。
独特の風情というか、何とも言えない深い味わいがある。
一方で、サザンカはどこにでも咲いているあまりにもありふれた花でもある。
ありふれた花だがじっくり鑑賞して
しかも1本の木に花が大量に咲くことが多いため、多くの人は、その花を、しっかりと咲いている1輪、1輪をじっくりと観察することも、鑑賞することもない。
それは本当に残念なこと。
この機会に、あらためて、サザンカの花をじっくりと見てほしい。
中々味わい深い美しい花である。
スポンサーリンク
3色のコントラストが美しい
前回も書いたことだが、3色のコントラストが何とも美しい。
葉の濃い深緑と大輪の花弁の優しくも濃いピンク。そして中央にドンと広がる自己主張の強い黄色い雄しべ。
あまりの美しさに思わず見惚れてしまう。
サザンカには色々な品種があって、花弁は一重咲きから八重咲きまで様々だ。それはシャクヤクでも全く一緒である。
我が家のこの「旭の海」(不詳)の花は本当に大輪なのだが、一重咲きであり、その花弁はいかにも薄くて、華奢。繊細の極致である。
実際に写真を見てもらって感じるとおりの非常に薄い花弁で、例えて言うとティッシュのような柔らかさと破れやすさ、そんな印象がある。
これは見た目だけではなく、実際に日持ちが非常に悪く、直ぐに痛み始めて、汚く枯れてくる。
花弁が非常に大きくて薄いだけに、枯れ始めると非常に汚い感じになってしまう。
我が女房は、このサザンカを見て、例年、「うちのサザンカは綺麗に咲かない、汚らしくなる」と嘆く。
その気持ちは分からなくない。
もう一度、じっくりと見てほしい。
スポンサーリンク
剪定して花瓶に挿した
あまりにも綺麗だったので、開花目前の大きく膨らんだ蕾をいくつか剪定して、花瓶に挿してリビングに飾ることにした。
そこで驚かされた。
土曜日には蕾だったものが、本日(11.25)の夜、もう花瓶の中で開花していた。これにはビックリだ。
すごい成長である。
スポンサーリンク
シリカゲルでドライフラワーにすることに
この日(24日・日)、華奢で日持ちのしないサザンカが、今この時点で綺麗に咲いているのを見て、この美しい花の姿をそのまま保存したいと思った。
となれば、シリカゲルによるドライフラワーだ。
シャクヤクで要領は良く分かっている。
早速やってみた。
一重の花弁が、ドライフラワーに向くのかどうか良く分からない。
ティッシュのように薄く、破れやすいサザンカの花弁が綺麗に乾いて、このままの花の姿を留めてくれるのか、大いに不安があったが、先ずは一度やってみようと思い立った。
取り急ぎ、綺麗に咲いている花弁が痛んでいない3輪を選んで剪定し、シリカゲルに漬け込んだ。
今回はシャクヤクでやったような茎を残す方法は最初から潔く諦めて、ほとんど花の部分だけを剪定して、シリカゲルの中に花を上に向けて置いた。
そして、その上から優しく静かにシリカゲルを降り注いだ。
さて、どうなるだろうか?サザンカのドライフラワーはあまり想像がつかない。
約1週間後が楽しみだ。
スポンサーリンク