【本】の紹介 トーマス・マン「魔の山」:20世紀至高の文学を遂に読了。最高の文学作品に酔いしれる幸福感。 2021年11月30日 「魔の山」はズッと心に引っかかっていた小説 遂にトーマス・マンの「魔の山」を読み終えた。感無量。その満足感がジワジワと込み上げてくる。 20世紀至高の文学と称される長大な最高の文学作品を読み終えることができて、深い達成感と満足感に浸っている。 読んでいる最中はまだ先が長いなあ、いつ読み終えることができるのだろうかと途方... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「空気の底」:傑作がズラリ。短編漫画でも示された天才の証し。〜手塚治虫を語り尽くす⑬ 2021年11月28日 長編でも短編でも天才ぶりを発揮した手塚治虫 手塚治虫は本当に天才だった。 何度も書いているが、ずば抜けた独創性と卓越したドラマ性、それらを巧みに伝えることのできる傑出した表現力を身に付けていた手塚治虫は、正に天才というか怪物というか、人知を超えた存在だった。 時空を自由に飛び越える常人の想像を絶する途方もない発想と壮大... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 【立花隆追悼特集】「東大生と語り尽くした6時間 立花隆の最終講義」途方もない知識と知的欲求に仰天!! 2021年11月25日 また文春新書から立花隆の追悼本が発刊 立花隆が亡くなってからもうかれこれ7カ月以上も経つのに、未だに追悼特集というのは多少気が引ける。だが、僕としては、どうしてもこういうタイトルになってしまう。 と言っても注意が必要だ。少し分かりにくく誤解を招きそうなので、ここは立花隆の熱烈なファンであり、30年以上に渡って熱心に立花... 熱々たけちゃん
【映画】の紹介 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」あり得ない話を至高の名作にしてしまうD・フィンチャーの剛腕〜いま観るべき熱々映画 2021年11月20日 全くあり得ない話しが至高の名作になる奇跡 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」。これは実に奇妙な映画。一体何なんだろう?ジャンルはSFなのか?いや、重厚な人間ドラマなのか? もしかしたら頗る真剣なブラック・ユーモアなのか? 見当が付かない特別な映画。確かに名作には違いない。でも、実におかしな映画なのである。 あり得ない... 熱々たけちゃん
【映画】の紹介 「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」息を呑む映像美にひたすら驚嘆!〜いま観るべき熱々映画 2021年11月17日 この映像美に仰天! この世のものとは思えない驚嘆すべき映像美に満ち溢れた映画を観て、本当にビックリ仰天した。興奮が収まらない。 「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」だ。これはもう8年以上も前に公開された映画で、その当時はかなり話題になったものだ。 何と言っても、その年(2012年)のアカデミー賞では、監督賞、... 熱々たけちゃん
【映画】の紹介 「ルーム」大絶賛に値する衝撃的な感動作!一人でも多くの方に観てほしい〜いま観るべき熱々映画 2021年11月9日 実に感動的な素晴らしい映画 素晴らしい映画を観た。レニー・アブラハムソン(エイブラハムソン)監督の「ルーム」。6年程前に公開された話題作で、アカデミー賞では作品、監督、脚色、主演女優賞と主要4部門でノミネートを果たし、主演女優賞を獲得したこの年の話題作だった。 2017年のキネマ旬報ベストテンの第10位。読者選出ベスト... 熱々たけちゃん