目 次
モーボクエンも無事に開花を迎えた
昨日のアレックスフレミングに続いて、今日はモーボクエンが開花を迎えた。小さな蕾が一つだけあったのだが、思っていたよりも早く咲き始めた。
このモーボクエンは今年で3年目になるシャクヤクだ。だが、我が家の一連の品種の中にあって、かなり問題を抱えた品種なのである。
去年はギリギリ開花したが直ぐ枯れた
去年も芳しくなかった。
暴風雨の接近情報を受けて、慌てて蕾の段階で剪定し、花瓶の中で咲いてくれたのだが、本当に不思議なことにホンの数日であっけなく枯れてしまった。その時のことは去年の写真日記で詳しくレポートしている。
非常に印象的な名花なのだが、あれだけ早く萎れてしまうとガックリきてしまう。今年は果たしてどうなるのか、地植えで確かめたいと思っていた。
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モーボクエンはあまり咲いてくれない花
元々の苗が良くなかったのか、このモーボクエンは3年目だというのに、生育が悪く、去年のエピソードは前述のとおり。この花はじっくりと鑑賞した記憶がない。
例年、あまり蕾を付けてくれない。そもそもモーボクエンという品種は晩稲(おくて)なのか、発芽が非常に遅い。今年も13種類の品種の中で一番遅かったはずだ。
しかも発芽数は1本だけだったりする元気のない品種だ。
今年も新芽は1本。そこに2つの蕾が付いた。細かく言うと、実は非常に小さな赤ちゃん蕾が2つあって、合わせると全体では4つの蕾があった。あまりにもちっちゃな赤ちゃん蕾は大きくならず、期待の2番手の蕾もその後、大きくなってこないので摘蕾。
最終的には蕾は1個だけになってしまった。
それが本日、何とか開花に漕ぎつけてくれたという次第。
植え付けて3年も経つのに、まともな蕾が1つだけというのはやり切れない。毎年、この品種は抜いてしまって、別の品種に差し替えようなどと決意するのだが、この真っ赤な花を目にするとやっぱり愛着がわく。


来年以降、何とかもっとたくさん咲いてくれないだろうかと期待してしまう。
そんな色々な経緯を持ったモーボクエン。今年も1輪だけだが、ちゃんと咲いてはくれた。
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わずか1輪だが目に焼き付く赤!
蕾が開きかかっていたのは5月14日(水)。夕方だった。
昨日の段階ではこんな様子だった。



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モーボクエンの花の特徴
そして本日(5.15)、朝からしっかり花が開き、開花した。
わずか1輪だけだが、非常に美しい。
真っ赤なバラ咲きである。背が低く、かなり低めの位置で咲いており、決して大輪ではない。だが、その真紅の花は強烈なインパクトで、見るなりドキッとさせられた。
ピンク色のバラ咲きが多い中で、モーボクエンはハッキリと赤い花。ピンクではない真っ赤な花。その中心部分に黄色い雄しべが少しだけ顔をのぞかせているのだが、このわずかな黄色のインパクトも強い。
目に焼き付く赤さだ。
とにかく写真を色々と見てもらおう。





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小粒だが、しっかりと自己主張する強い花
ようやく咲いてくれたモーボクエン。それは真っ赤なバラ咲きで、小振りながらもしっかりと自己主張する強い花だ。
かなりインパクトが強い。わずか1輪しか咲いてくれないのが、つくづく残念だ。来年は何とかもっとたくさん咲かせたい。



課題がもう一つ。本日開花した花がいつまで咲いてくれているのか。去年の花瓶の花のようにホンの数日で萎れてきてしまうことだけは避けてほしい。
さて、どうなるか?
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開花報道はまだ続く!
シャクヤク写真日記、続く。
開花報道はもう少し続きそうだが、いよいよ品種が限られてきた。
まだ蕾の状態で残っているのは、サラベルナールとかぐや姫の2種類だけになった。こちらも果たしてどうなることやら。
リアルタイムでレポートしたい。請うご期待!
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