ベートーヴェンの交響曲の各論編の続き。今回は【各論編4】として、第7番と第8番の2曲を取り上げる。当初は第九も含めて3曲を紹介し、この回を最終回とするつもりで書いていたのだが、結局また長くなり過ぎて(笑)、第九を切り離すことにせざるを得なかった。次回は正に最終回として第九だけを取り扱うことになる。 またカルロス・クライ...
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ベートーヴェンの交響曲の各論編の続きである。今回は【各論編3】として、有名な第5番「運命」と第6番の「田園」の登場となる。 いきなりブルーノ・ワルターのCDのジャケット写真が出てくるが、ワルターが素晴らしいという話しがまた後ほど詳しく出てくる。それでは、じっくりとお読みいただきたい。 その前に、もう一度ベートーヴェン...
ベートーヴェンの交響曲の各論編の続きである。今回は【各論編2】として第3番「英雄」と第4番について紹介する。 いきなりカルロス・クライバーの写真が登場するが、第4番の紹介のハイライトとなるので、じっくりとお読みいただきたい。 その前に、もう一度ベートーヴェンの交響曲の全容のおさらいをしておきたい。なお、この部分は、前...
一度離れたベートーヴェンと交響曲だったが さあ、いよいよベートーヴェンの交響曲について一曲ずつ書いていくことにする。前回詳しく書かせてもらったように、ベートーヴェンの交響曲はご存知のとおり9曲しかないわけだが、これが「不滅の9曲」として、音楽史に深く刻まれるだけではなく、その後の作曲家たちに絶大な影響を与え、交響曲はど...
クラシック熱を決定付けたベートーヴェンの「運命」 僕がどのようにしてここまでクラシック音楽にハマってしまったのか、その出会いと遍歴を2回に渡って書いてきた。 僕のクラシック音楽の原点はベートーヴェンにある。それもやっぱりあの誰でも知っている交響曲第5番の「運命」だったという話し。 人生最初のクラシックのLPレコードが「...
スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 日本の合唱曲に開眼させられる 高校時代、僕は本当に多感だった。新たなクラシックの名曲との出会いがあり、ベートーヴェンやチャイコフスキーに夢中になる一方で、高校入学時から始まった合唱との出会いが僕の人生...
ベートーヴェン、いよいよ交響曲の紹介をスタート このところ、ずっとベートーヴェンについて紹介を続けてきた。 ベートーヴェンの全ての創作の中で3本柱となるのは32曲のピアノソナタと17曲の弦楽四重奏曲、そして9曲の交響曲だということも何度も語ってきた。その3本柱のうち、ピアノソナタと弦楽四重奏曲についてかなり集中的に書い...
ソマリア内戦の凄まじさを知るための必見映画 前回、韓国映画の「モガディシュ 脱出するまでの14日間」を大絶賛したときから、続いて紹介するのはこれしかないと決めていた。 それが「モガディシュ」の紹介記事の中でも触れたリドリー・スコット監督による「ブラックホーク・ダウン」である。 これはもう大変な映画で、ソマリア内戦の凄ま...
あのギンレイホールが閉館してしまった! 僕が一時期熱心に通い詰めていたあのギンレイホールが今年(2022年)11月27日(日)に閉館してしまった。こんな残念なことはない。 僕はこの名画座を愛して止まず、職場が御茶ノ水にあった時には、頻繁に通い詰めていたものだ。 その後、勤務先が変わり、飯田橋から離れてしまった後は、御...
通算5冊目の森岡毅の本はリーダーシップ論 2ヵ月振りに読んだ森岡毅の本はリーダーシップ論だ。森岡毅の本を読むのは、これが通算5冊目となる。森岡毅としては6冊目の本となる。 過去に読んで、その都度紹介をしてきた森岡毅の4冊はいずれもおもしろく、大いに惹きつけられ、感銘を受けたが、今回のリーダーシップ論もおもしろかった。 ...
またベートーヴェンなのかと呆れられそうだ。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲について4回連続して非常に長いブログを書いたばかりだというのに、「手塚治虫を語り尽くすシリーズ」でもベートーヴェンとは!? この展開は想定外で、我ながらビックリしている。実は、僕はベートーヴェンを特別に熱愛しているわけでも何でもない。もちろん大好きな...
話題沸騰の大ヒット作を漸く楽しんだ 今年(2022年)の夏から秋にかけての大ヒット作「トップガン マーヴェリック」を漸く観ることができた。残念ながら映画館ではなく、ブルーレイでの視聴となってしまったが、大いに楽しみ、満喫することができた。 これは確かにおもしろい。実に良くできている。記録的な大ヒットもむべなるかな、当然...
ベートーヴェンの全ての弦楽四重奏曲を個別に紹介する各論編の3《後期》である。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲に関する通算で4本目の記事となる。 今回は、音楽史上、未曽有の特別な高みにある孤高の名作群の登場である。 おさらい:ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全体像(後期) 前回に引き続き、おさらいとして全体像(後期)を確認し...
ベートーヴェンの全ての弦楽四重奏曲を個別に紹介する各論編の2《中期》である。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲に関する3本目の記事となる。 今回は、中期のいかにもベートーヴェンらしい名作中の名作を取り上げる。 おさらい:ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の概要(中期) 前回に引き続き、おさらいとして今回紹介する中期に属する5曲の...
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の後編:各論編のスタート 前回、ベートーヴェンの創作の3本柱の中でも、弦楽四重奏曲がとりわけ重要な作品であったこと、そして弦楽四重奏曲という演奏形態が、音楽史の中でどのような位置付けを占めており、その魅力はどこにあるのかを縷々書かせてもらった。 今回はその記事の予告通りに、ベートーヴェンの全...
ブルーレイオーディオの魅力にハマりっぱなし ブルーレイオーディオのことはこのブログでも何度か取り上げてきた。ベートーヴェンのピアノソナタ全集とマーラーの交響曲全集についてだった。 CDで8~10枚に及ぶベートーヴェンのピアノソナタ全集と、同じく10枚~12枚に及ぶマーラーの全交響曲が、何とたった1枚のブルーレイオーディ...
こんなに感動した映画も久しぶり 素晴らしい映画を観た。我が愛するギンレイホールでだ。これを映画館の大スクリーンで観ることができたのは本当に嬉しかった。ケネス・ブラナー監督の「ベルファスト」である。 この映画の予告編はギンレイホールで見ていた。チラシも読んだ。 昨年のアカデミー賞脚本賞を獲得した名作として広く知られていた...
長い間、誤解されてきた隠れた名作 今回は「アポロの歌」だ。あまり知られていない。だが、色々な意味で物議をかもした社会的にはかなり話題となった有名な作品だ。これは悲運の作品と呼んでもいいかもしれない。長い間、ずっと誤解されてきた。しかもかなり嫌な誤解である。 今こそ、この「アポロの歌」の真の価値に光を当てたい。そう思わず...
ロシア専門家の佐藤優によるプーチン論 プーチンのことを改めて徹底的に理解しようと佐藤優の「プーチンの野望」を一気呵成に読んだ。 これは非常に有用ではあった。これを読むことで、僕のプーチンに対する理解が深まったことは確かである。 さすがは佐藤優だと感心もするが、一方でこの本は相当に問題も孕んでいて、決して手放しで歓迎でき...
塩野七生の「ギリシア人の物語Ⅱ」に今回も大興奮 塩野七生の「ギリシア人の物語」の第1巻を紹介したのは、今年(2022年)4月、ちょうど半年前のこと。 『塩野七生「ギリシア人の物語Ⅰ 民主政のはじまり」〜時の経つのを忘れてしまうおもしろさ!ペルシア戦争の攻防に興奮必至!』という記事だった。 あの一世を風靡した未曾有の大作...
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プロフィール
熱々たけちゃん
熱々たけちゃんです。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
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