(㊷からの続き)
目 次
6年前の失敗を繰り返さないよう慎重に
「Wさんのソルベット」と「古刹自生のヨウヨウ」、先日、新芽の付いた剝き出しの根っこをいくつも植え付けたばかりなので、国華園の「ポット」ではない苗の植え付けにもあまり不安はなかったが、とにかく6年前に国華園のシャクヤクの苗で失敗した悪夢は脳裏から離れることはない。
今回はどうしても失敗は避けたい。6年前に失敗しているので、そのリベンジの意味も込めて、今回もまた6年前と全く同じソルベットを注文しているのである。
決して失敗は許されない。6年前のリベンジを図る。その決意のもと、とにかく慎重に植え付けることにした。
ソルベットはともかく、今回送られてきた「コーラルチャーム」のこのしっかりした立派な新芽を見ると、不安は飛び去ってしまうのだが・・・。

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届いた2種類の苗の様子
ではここで、国華園から届いた「コーラルチャーム」と2度目の「ソルベット」の苗を見て行こう。
既に紹介したビニール袋の中を覗き込むとこんな感じである。


これがピートモスと一緒に送られてきたシャクヤクの苗である。
ピートモスの中から苗を取り出すとこうなる。



これがピートモスである。植え付けに当たっては土と混ぜ合わせることになる。既に第2シャクヤク畑ではそういう対応をしていることはレポートしたとおりだ。



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水に浸け込む
次に解説書の「水の入ったバケツに入れて2~3時間吸水させてから植え付けます」の指示どおりにたらいに浸け込んだ。これが注目点だ。Wさんのソルベットの株分けに際しては、株を掘り起こして、その直後に植え付けたので必要がなかったと思うが、何とっても大阪の和泉市からビニール袋に入れられて段ボールで荷物として送られてきたものだ。
慎重に、指示どおりに!
約2時間半たらいに入れた。その際に赤い芽の部分をどうするのか迷ったが、根の部分だけを水に浸けて、芽の部分は敢えて水に浸けなかった。それが正しい判断だったのか、不明。
国華園はそのあたりの説明が不十分だと少し怒りたくもなる。



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ネームプレートの作成
国華園の苗の不満はもう一つあった。これはここだけがポット苗で販売しないことと連動している。
ポット苗で販売されている場合には、そのポットの中に品種の名前を記したカラー写真のネームプレートが必ず挿し込んである。
みんなこれを見て購入するわけだ。そしてこのカラー写真によるネームプレートが貴重で、植え付けた傍らに挿し込んである。6年経った品種でも未だにそのネームプレートは健在で、成長を写真で撮影する際も、心がけてこのネームプレート一緒に撮るようにしている。
国華園の苗はポットではないため、ネームプレートが付いていない。翻って、ポット苗でなくても、このカラー写真付きのネームプレートを添付すればいいだけのことで、国華園にはまた不満が昂じてくる。サービス不足ではないだろうか!?
昔の給与の明細書のような細い紙で品種名が分かるようになっているので、それを活用して、先日の株分けの際に購入してきたダイソーのプラスチックのネームプレートに張り付けることにした。
苗を水に浸けている間に作った。



後は2時間半の経過を待つばかり。

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植え付ける場所は決まってる
いよいよ植え付けにかかる。新たに造成した第2シャクヤク畑に、この「コーラルチャーム」と「ソルベット」を植え付けるスペースを残しておいた。
特にオレンジ色の「コーラルチャーム」は特等席を用意してあった。



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植え付けの実際
いよいよ我がシャクヤク畑への植え付けに移る。
先に向かって左側の「ソルベット」からだ。







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大本命「コーラルチャーム」の植え付け
いよいよ「コーラルチャーム」の植え付けだ。これこそWさんからのソルベットの株分けと並んで、今回新たに倍増させたシャクヤク畑の大本命の品種。正にその新たに造成した中での特等席を残しておいた。スペースも十分だ。


伊勢エビのようにしか見えない「コーラルチャーム」の苗だが、この形状で植え込むのではなく、あくまでも新芽の部分を上にして、伊勢エビの胴体部分は垂直に地中に埋め込むことになるので、かなり深く穴を開ける必要がある。





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2品種の植え付けが無事に完了
こうして「コーラルチャーム」と「ソルベット」の植え付けが無事に完了した。植え付けの作業そのものは準備が整っていたので、30分もかからなかった。
午後の1時に段ボールをほどき、苗を水に浸けて、実際の植え付けまで3時間半程度だった。最後に水撒きまで含めて4時半には全ての作業が完了した。







こうして予定していた全てのシャクヤクの植え付けが滞りなく終了した。後は、来年の年明け、2月を待つばかり。早いものは1月の下旬から真っ赤な新芽を出してくる。
こうして第2シャクヤク畑に全ての新しいシャクヤクが植えられ、玄関側の拡張を含めて、最終的にどうなったかを紹介しておきたい。
続いてそちらを配信する予定。請う!ご期待。