目 次
4月27日、いよいよ開花目前!
4月27日(日)、4月最終週のシャクヤクの最新情報をお届けする。もうゴールデンウイークに突入したわけだ。この日記を書いている本日は、4月29日(火)。まだおとといのレポートとなる。というわけで、ここにきて漸くリアルタイムの報告に追いつくことができた。
折りしも開花が刻一刻と迫ってきた。
繰り返し書いているが、僕が住んでいるこの関東ではシャクヤクはちょうどGWに入って咲くのである。例年そうだった。
まさに何時開花しても不思議ではない。
結論的にいうと、4.27現在、まだどの品種も開花していない。実は今日時点(4.29)でも開会はしていない。だが、もう開花目前で開花へのカウントダウンだ始まっているといっていい。
それでは4月27日(日)のシャクヤクの最新状況の報告だ。ほぼリアルタイムでのレポートはとても嬉しい。
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「春の粧」は開花へのカウントダウン開始
まだ1輪も開花していないと言ったが、ズバリ開花したとは言えないが、開花し始めていると言ってもいい状態に至っている。
今年、開花するであろう10種類の我が家の全てのシャクヤクの中で、春の粧が思っていたとおりの一番手となる。
これは写真を見てもらうのが、一目瞭然。
こんな状況になっている。開花へのカウントダウンが始まった。





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春の粧の蕾のアップ
開花へのカウントダウンを開始した春の粧の蕾をアップを見てもらう。
ピンクがどこまでも優しく、何とも美しい。





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開花が迫る3品種に支柱で備える
春の粧の写真を見て気がつかれた方も多いと思うが、開花がいよいよ迫ってくる中、26日(土)に、シャクヤクが倒れてしまうことがないように支柱を立てて、花と茎を支える作業を行った。
シャクヤクの花は何とも大輪であり、いわゆる頭でっかちになってしまうのである。
実は、シャクヤクの名誉のために言っておくと、花が大き過ぎて頭が重くなって倒れるのではなく、シャクヤクは狭い土地から密集して発芽し、茎が一斉に伸びてくる。そうなると中央部分にある茎はいいが、周辺に立っている茎は、それぞれの茎が葉っぱを広げてくることもあって、どうしても外に乗り出してくる。
真っ直ぐに立つのではなく、斜めに伸びてくる。その先の蕾がドンドン大きくなってやがて大輪を咲かせると、どうしても真横に近い感じに伸びてくる。
最近の写真でもラテンドールや春の粧などは、外に伸び出した端の蕾が収まり切らないことが多くなってくる。それ位、外に向かって伸び出してくる。
そんな状態で大輪を咲かせたら、本当に横倒れになってしまうわけだ。これがシャクヤクの少々厄介な点だ。
そこで不可欠になってくるのが支柱と、支柱とシャクヤクの茎をジョイントする小道具の登場となる。このジョイント(品名はサポートワイドと呼ぶらしい)が本当に優れもので、シャクヤク最大の厄介な難題がいとも簡単に解決してしまう。
春の粧の開花目前のピンクの蕾がまとまっているのは、全てこの支柱とジョイントのおかげである。
今回は開花が目前の「春の粧」、「ラテンドール」、「麒麟丸」の3つの品種で支柱とジョイントを使って横への広がりを回避した。
写真を見る際、そのあたりにも注目して見てほしい。






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「ラテンドール」も開花目前
ラテンドールは、春の粧のように開花へのカウントダウンを始めているとまでは言えないが、蕾は非常に膨らんできて、こちらも直ぐに開花することになりそうだ。
開花2番手になることは間違いない。







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ラテンドールの蕾のアップ
ラテンドールの蕾のアップを見てもらう。一目瞭然だ。




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摘蕾を行った
ラテンドールには蕾が本当にたくさん付いている。1本の茎に4つも5つの蕾があることが珍しくない。できるだけそれらの蕾も残してやるというのが、僕の基本的な考え方だが、中には本当に小さなものもあって、最終的には開花しない蕾もある。
であれば、それは摘蕾してやった方が、適切だということは去年体験している。
ということで、今回(4.26・土)摘蕾を行った。6個と本当に小さなものを3つ。合わせて9つの摘蕾となった。



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「麒麟丸」の蕾も大きくなってきた
麒麟丸の蕾もかなり大きくなってきた。黒ルビーの姿が変貌してきて、頭の部分の黒い皮が破れて白い部分が顔を出し始めてきた。
但し、こうなってからも麒麟丸の開花は中々始まらない。このままの蕾の状態がしばらく続くことは過去2年間の体験で分かっている。
直ぐに開花しないのが、麒麟丸の魅力である。



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麒麟丸の蕾のアップ
麒麟丸の蕾をアップでみてもらう。黒ルビーの様相が変わって、頭の部分が白くなってきた。麒麟丸の花は絞りというか、ツートンカラーなのである。



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南側のシャクヤク畑の全体像
南側のシャクヤク畑の全体像を見ていただこう。


第2畑の造成地との位置関係
第2シャクヤク畑の造成の件は詳しくレポートさせてもらった。まだ造成中というか、作業は終っていないが、場所や範囲は確定させたので、現在のシャクヤク畑との位置関係を改めて見ていただく。



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「かぐや姫」の状況
開花が目前に迫ってきた3つの品種に気を取られていて、かぐや姫の撮影はほとんどできていなかった。2枚だけしかない。
あまり変わり映えしない。もう少し時間がかかりそうだ。


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「サラベルナール」の状況
サラベルナールの状況はこんな感じである。2つの蕾は確実に大きくなってきたので、今年は咲いてくれそうだ。



摘蕾の実施
サラベルナールには蕾が全部で5つあった。そのうちの2つは中々成長してこないので、今回思い切って摘蕾することにした。4.26の土曜日だ。

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「アレックスフレミング」の状況
アレックスフレミングも写真は1枚しかない。これはとにかく成長が遅れているので、春の粧やラテンドール、麒麟丸の開花が終わった後で、咲いてくれるかどうかである。

「モーボクエン」の状況
モーボクエンも同様だ。アレックスフレミングよりも更に蕾は小さい。だが、確実に成長は続けているので、楽しみではある。


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「夕映」(南側)の状況
今年、非常に楽しみにしているのが、南側の夕映である。みるみるうちに蕾はドンドン大きくなってきて、おとといはここまできた。
この濃いピンクが何とも美しく、嬉しくなる。
しかも周囲にある蕾も大きくなってきているので、これは見事な花となってくれそうだ。楽しみでならない。
但し、あまりにも小さな蕾もあったため、摘蕾せざるを得なかった。



摘蕾の実施
2本の茎に何と合計10個の蕾を付けている。それぞれ6個と4個。
あまりにも健気なので、全てを咲かせ、どんな姿になるのか興味津々なのだが、さすがに小さ過ぎる蕾もあって、思い切って摘蕾した。
それぞれの茎から1個ずつ2個。
それでもまだ全体で8個の蕾が元気に成長中だ。嬉しい。


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「波の華」の状況
今年初年度の波の華が、本当に開花してくれそうだ。
麒麟丸のようにこの蕾も黒と言うか、あずき色の濃い色で包まれていたが、ここにきて中心部分が割れて、中から白い頭を出してきた。
写真で見る限り、波の華は白いシャクヤクで、ラテンドールとそっくりな花なのだが、蕾の色や形はラテンドールとは似ても似つかない。
この先が楽しみだ。


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「夕映」(玄関側)の状況
玄関側の夕映は、南側のシャクヤク畑に比べると成長が全体的に遅れているが、順調に成長が続いていて、蕾も確実に大きくなってきている。
これについては何の心配もしていない。今年は僕の大失敗からソルベットが咲かないだけに、夕映にどうしてもこちら側を華やいでもらわないと困るのだ。
きっと大丈夫だと期待している。




写真日記、次回に続く。
さあ、今年もいよいよ開花へのカウントダウンが始まった。直ぐに開花レポートを届けることができそうだ。請うご期待!