忘れていたバラが咲いた

すっかり忘れていたバラが、この炎天下の中、突然咲いた。もうビックリだ。

先ずは開花したバラの写真を一枚見てもらおう。

一気に咲いたバラの花
一気に咲いたバラの花。花弁の枚数もバラとしては少なく、あまり美しくない。「バラ咲き」というのはもっと花弁がビッシリと詰まっているものだ。しかも日差しが強過ぎるのか、少し萎れて見える。

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移植したバラはすっかり根付いたが

我が家に数年前から勝手に生えてきたバラがあって、毎年何度か咲いてくれていたのだが、あまりパッとしないバラだった。

何の思い入れもないバラだったのだが、シャクヤクとサルスベリなどを栽植するに当たって邪魔になった際、そのまま引き抜いて処分してしまうのもさすがに気が引けて、どうでもいい場所に適当に移し替えたところ、何と直ぐに新しい葉っぱが出てきてビックリしたというエピソードを以前紹介している。

去年の11月のことだった。

その強靭な生命力に驚嘆させられたのだが、その後、完全に根付いたとはいうものの、蕾は一向に出現せず、もう咲かないものだと思っていた。移植から既に8カ月近く経過していた。

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7月中旬、移植したバラに蕾を発見!

そんな中、ある日突然、あのバラに蕾があることを発見した。これには驚いた。気がついたのは7月14日のことだった。

普段からこのバラを観察しているわけではない。たまたま発見した。

シャクヤク後、庭は完全に放置

実は、お恥ずかしい限りだが、シャクヤクの花が5月末に終わってしまった後、6月から今日まで庭は全くのほったらかし状態にある。

完全に放置されている。シャクヤクの花が姿を消してしまった後は、何の楽しみもない。あれだけ庭に出て連日熱心にシャクヤクを観察していたのとは、まるで様変わり。

全くのほったらかしなので、雑草も伸び放題

例の第2のシャクヤク畑として開墾し、サザンカの根を除去するなどしたスペースも、秋に予定している土の改良までは何もすることがないので、こちらもほったらかし。今は目を疑う程の雑草で覆い尽くされている。写真で見てもらおうかとも思ったが、さすがに気が引けた。まるでジャングルといった様相を呈している(笑)。

そんな状態なので、連日の熱射地獄もあって、最近は庭に出ることも稀だ。この時期、ジャングルに近づけば蚊に刺されるだけと相場が決まっている。

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偶然に蕾を発見した

そんな中、たまたま庭に出る用事があって、偶然にあのバラに蕾があることを発見した。驚いた。一瞬、我が目を疑った。いくら何でもこんな猛暑の中、どうして今頃、蕾なんだ!?

少し赤みをのぞかせている蕾の様子。
少し赤みをのぞかせている蕾の様子。
開花目前の蕾の様子①
開花目前の蕾の様子①
開花目前の蕾の様子②
開花目前の蕾の様子②
開花目前の蕾の様子③
開花目前の蕾の様子③。実際の花よりもこの蕾の方が魅力的だと言ったらおかしいだろうか。

 

あの移植から8カ月、すっかり根付いたことは間違いないが、これまで全く蕾は付かなかった。あんな場所で、しかも肥料を施すなど何一つ面倒をみないのだから、もう二度と花は咲かないものと思っていた。

全くの想定外だった。何だか非常に嬉しくなった。

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遂にバラの花が咲いた!

それから開花まではアッという間だった。蕾は2つあった。両方咲いてくれた

2つのバラの花。今回はこの2輪だけだったが、次回を楽しみに待ちたい。
2つのバラの花。今回はこの2輪だけだったが、次回を楽しみに待ちたい。

 

だが、この連日の炎天下。折角咲いた花も、この猛烈な熱射にやられて、直ぐに萎れ、散ってしまった

開花したバラの花①
開花したバラの花①
開花したバラの花②
開花したバラの花②。もう少し花弁が密集している花だと良かったが。
開花したバラの花③
開花したバラの花③

 

実にあっけなかった。今でもまだ花は残っているが、ボロボロになって、朽ち果てている。この姿はとても見せられない。

突然見つけた蕾があれよあれよという間に開花し、猛暑の中で、直ぐに朽ち果てていったバラの姿を見ていただこう。

開花目前。この位が一番美しいか。
開花目前。この位が一番美しいか。
開花し始め。かなり美しい。
開花し始め。かなり美しい。
これから満開を迎えようとするバラの花①
これから満開を迎えようとするバラの花①
これから満開を迎えようとするバラの花②。清楚な感じが中々素敵だ。
これから満開を迎えようとするバラの花②。清楚な感じが中々素敵だ。
これから満開を迎えようとするバラの花③。直ぐに壊れてしまいそうな繊細さの極致。
これから満開を迎えようとするバラの花③。直ぐに壊れてしまいそうな繊細さの極致。

 

きれいに満開となったタイミングは逃してしまっている。むしろ非常に印象に残ったのは、蕾の中に真紅の色が顔をのぞかせている姿と、咲き始めのまだ小さな花の様子だった。

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今後に期待したい

今回、あの移植したバラに予想外に蕾が付いて、ちゃんと咲いたことが確認できた。これは大きい。

無理に移植した後、遂に花が咲いた。となれば、これからだってきっと咲いてくれるだろう。

新たな楽しみが膨らんだ。

決して大きな花でもなく、色も薄いピンクというよりも橙色といった感じ。正直いってあまり美しいとも思えない。しかも日持ちも悪く、直ぐに萎れて散ってしまう。

だが、庭に花が咲いてくれることはどんな花であっても嬉しい。

バラが咲いた。忘れていたバラが咲いた。小さな花でも、いっ時だけでも庭が明るくなった

これからが楽しみだ。

 

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