春の粧に続く開花第2号は何と波の華!

今年のシャクヤクの開花が全体的にかなり遅れている現状は報告済みだ。GWは疾うに終わってしまったのに、まだ本格的な開花は始まらない

「春の粧」だけは律儀にもちゃんと例年通りのペースで咲いてくれたのに、何故か他が続いてこないのである。

そんな中で、昨日(5.9・金曜日)遂に2番目の開花を始めたシャクヤクが現れた。

開花第2号である。

それが何と驚くなかれ、あの玄関側にある「波の華」だった。

我ながらちょっと信じ難い思いに捕らわれている。

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2つの面から有り得ないこと

今回「波の華」が開花し始めたことは、2つの面から言って、かなり有り得ないことなのだ。

1.繰り返し書いてきたが、「波の華」は昨秋植え付けたばかりの1年目の品種。普通は蕾を付けないことが多く、付いても育ちが悪く、開花することは稀だ。むしろ、蕾が付いたとしても咲かせない方がいいと言われている。

現に、昨秋同時に植え付けた「楊貴妃」にも「火祭」にも、蕾は一つもない。

それなのに波の華は蕾が成長しただけでも信じられないことなのに、開花そのものも全体の2番目であったということには、本当に驚かされる。

2.「波の華」が植え付けられているのが玄関側で、こちらは北側に面していて陽当たりが良くない。したがって南のシャクヤク畑よりも成長が遅く、例年、南のシャクヤク畑の花々が終わった後で開花してくるのが常だったのだ。

この2つの有り得ないを軽くクリアして、波の華は昨日、見事に開花し始めた

2025.5.9撮影
2025.5.9撮影

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昨秋植え付けた1年目の驚くべき快挙

快挙というしかない。本当に凄いことだ。

この「波の華」は発芽そのものも早く、その後もスックと非常に姿勢がいいというか、真っ直ぐに伸び続け、蕾も順調に大きくなっていった。

但し、蕾は1個しかない。その一つの蕾がスクスクと成長し続け、そのままゴールを切ったという感じである。

もちろん、開花2番手とは言っても、あくまでも「開花し始めた」ということで、もちろん満開になったわけではない。

まだ咲き方は不十分。

とにかく写真を見てもらおう。

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開花し始めた「波の華」の花の写真

1輪だけで、しかもまだ開花し始めた段階。これからどんどん花が膨らんで来ると思うが、現時点ではまだ小振りな花である。

これが満開になったときにどんな姿になるのか、それはこれからのお楽しみ。

写真については、とにかく1輪しかないので、どうしても似たようなものばかりになってしまう。どうかお許しいただきたい。

2025.5.9撮影
2025.5.9撮影
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玄関側のシャクヤク畑。唯一、波の華だけが咲いている。奥は夕映。その間にあの黄花シャクヤクの楊貴妃が小さな姿を見せているのが分かるだろうか。
玄関側のシャクヤク畑。唯一、波の華だけが咲いている。奥は夕映。その間に黄花シャクヤクの楊貴妃が小さな姿を見せているのが分かるだろうか。2025.5.9撮影
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「波の華」の花の特徴

純白の花だ。外側の花弁にほんのりとピンク色がかっているようにも見える。

花の中を良く見ると中央部分に赤いラインが入っているのが分かる。そういう意味ではラテンドールに非常に良く似た花だ。その赤いラインはもう少し花が開いてくれないと分かりにく

い。

2025.5.9撮影
2025.5.9撮影

 

波の華がラテンドールと非常に良く似た花であることはネームプレートの写真で分かっていたが、その蕾は非常に黒っぽいものだったので、本当にこれが白い花を咲かせるのか興味津々だった。確かに白い花だった。

蕾の黒さは蕾を包んでいた外皮が黒かったことが理由で、その黒い外皮部分は開花目前になって割れ始め、中から真っ白な花弁が姿を現すと共に、いつの間にか消えてしまった。

何とも不思議な花である。

この後、満開になるとまた違った姿を見せてくれると思う。

2025.5.9撮影
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2025.5.9撮影
2025.5.9撮影
2025.5.9撮影
2025.5.9撮影

 

シャクヤク写真日記、続く。この後は様々な品種の開花の様子を続々と届けられそうだ。

どうぞお楽しみに。

 

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