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今年のサザンカはあまり咲かないはずが
11月も中旬になって、いよいよサザンカの季節がやってきた。外を歩くと、あっちこっちでサザンカが咲き始めている。
昨年、ビックリするくらい咲き誇ってくれた我が家のサザンカ。去年の狂い咲きは、何らかの原因で発生したいわば突然変異みたいなもので、今年は去年のように咲くことはないと思っていた。
更に、もう一つサザンカにとってのハンディがあった。
シャクヤクのために根っこを伐採
第2シャクヤク畑を造成するに当たって土地を掘り起こしたところ、しっかりと根を張ったサザンカの太い根っこが現れ、シャクヤクのためにその根っこをかなり伐採した。かなり切り取ってしまった。
案の定、それからしばらくして該当のサザンカが萎れ始めた。さすがにショックだったが、必死で水を与えるなどして、何とか枯れることだけは回避できた。
僕は枯れなかっただけで大満足、今年は決して花は咲かないだろうが、また来年以降きっと咲いてくれることもあるだろうと思っていた。
ところが、驚いたことにその一時は萎れてしまったサザンカに、ビッシリと蕾が付いているでではないか!
これには本当にビックリ。嬉しい悲鳴が止まらなかった。
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サザンカ、今年も凄いことになりそう
そうなのだ。今年も我が家のサザンカは凄いことになりそう。蕾がビッシリ付いて、日増しに大きく膨らんできた。赤く色付き始めてもきて、近日中に開花する目前となっている。
写真を見てもらう。


去年の狂い咲きは突然変異ではなかったようだ。シャクヤクのために切ってしまった根っこの影響もほとんどなかったようで、本当に助かった。実にありがたかった。
去年に比べると開花は少し遅れているようだが、それでも蕾の数は去年とほとんど遜色がない。木によっては去年以上に蕾が付いているものもある。
従来まであまり咲かなかった我が家のサザンカが、どうして去年からこんなに咲くようになったのか?しかも根っこが切られたにも拘わらず。
いずれにしても嬉しい悲鳴が止まらない。
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たくさんの蕾が開花目前に迫る
ビッシリと付いた蕾は日毎にドンドン大きく膨らんできて、ここ数日でそのまん丸の蕾の頭頂部が真っ赤になってきている。
開花は目前。既にカウントダウンが始まって、数日後には一斉に咲いてくれそうだ。










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実に魅力的な愛らしい蕾
開花目前のかわいらしい蕾のアップを写真で見ていただく。中々美しい。







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開花第1号は思わぬところに!
そんな中で、実はもう既に開花した1輪がある。蕾をビッシリと付けた木ではなく、こじんまりとしたあまり目立たない木。そこに蕾がそんなに多くはないのだが、その中の一つがいの一番に開花した。
小さな花だが、非常に美しい。




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何故、急にこんなに咲くようになった?
我が家のサザンカが去年に続いて今年もこんなに蕾を付けたことは意外だった。2年連続の狂い咲き。以前はあまり咲かなかったのに・・・。
もしかしたらこの温暖化による驚異的な猛暑が、サザンカには幸いしているのだろうか!?
驚くほど蕾が付いている。これが一斉に咲き始めたらどうなるのだろうか?
特に顕著なのがシャクヤク花壇の後ろに植えられている木。ひょっとすると、シャクヤクのために与えている油粕などの肥料がサザンカにも影響しているのだろうか?
シャクヤクのために土壌の改良をしているのも好影響を与えているのかもしれない。
一斉に咲いたら凄いことになりそう
そのシャクヤク花壇の蕾をビッシリ付けているサザンカは去年「花笠」と認定した。
その「花笠」の花はとにかく大輪でゴージャス。しかも2つの蕾が隣同士になっているのが特徴だ。開花すると2匹のアゲハが羽を広げたような驚くべき姿になる。
隣同士で向き合って咲き誇る真っ赤な大きな花弁が、まるで2匹の赤いアゲハが向き合って羽を広げているような姿となって、それは見事な花となる。
それらが一斉に咲いたら凄いことになりそうだ。
寒い冬の数少ない楽しみがこのサザンカ。請う、ご期待!
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