目 次
今週は素晴らしい快晴に恵まれた
4月になった。
エイプリルフールの4月1日は、先週とは打って変わって素晴らしい好天に恵まれた。
暖かな春の日差しを浴びて、驚くほどグングンと成長してきているシャクヤクの姿に胸躍り、思わず感動してしまう。
わずか1週間で、それぞれのシャクヤクは驚くほど成長を続け、驚かされる。写真をたっぷりと使ってその成長ぶりを紹介していきたい。
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シャクヤク畑の全容(4月1日・土)
我が家の庭の南側にある先週命名した「シャクヤク畑」の様子を見ていただこう。
下の写真が以前から良く紹介している我が家の「シャクヤク畑」である。
これらを見てもらうと一目瞭然。それぞれのシャクヤクが確実に成長を続けていて、葉っぱを大きく広げ、「茂み」になりつつあることを分かってもらえるだろう。
そして、目を凝らしてみていただくと、多くのシャクヤクに蕾がたくさん付き始めていることも、確認していただけるのではないか。
その様子は個別のシャクヤクごとに、この後アップして披露させていただく。
先ずは全体像を見てほしい。



各株の成長具合
今回ももちろん、品種の違いと日当たりや風通しなど環境の差異もあって、成長の具合にも大きな違いが出ているが、いずれのシャクヤクも例外なく、非常にスピーディに勢い良く成長を続けている。
1週間前の雨に濡れた姿から、一気に勢いを加速し始めた。その様子を見てもらおう。
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「蕾」がどんどん姿を現し始めてきた
先週、「蕾」のことを色々な観点から説明したが、その蕾があれから1週間経過して、かなりの数になってきた。
あっちこっちのシャクヤク(品種)から、驚くほどの蕾を確認することができて、思わず「わあ!!」と声を出してしまいそうになる。
前回、「蕾の秘密」として、『シャクヤクの蕾は、成長の過程でできるのではなく、何と最初からできている』
『蕾は成長の過程でできてくるものではなく、最初から蕾はできていて、未来の葉の中で守られているわけだ。成長して葉っぱが広がると同時に、大切に守られてきた蕾が外に顔を出すという仕組み。
蕾の発見とか言っているが、実は、頭頂部の葉っぱの塊が広がり始めると同時に、蕾の有無は直ぐに分かってしまう。蕾の付いているのは、直ぐに蕾が顔を出し、中に蕾ができていないものは、葉っぱが広がった後、どれだけ待っても蕾が現れることは、決してない』
と書いたのだが、まさに今週、多くのシャクヤクが葉っぱを広げるタイミングを迎え、その中から、大切に守り続けてきた可愛らしい蕾が、次々と顔を出してきた。
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春の粧
「春の粧」の成長のスピーディーさは、9つの株の中でもダントツの早さだ。
1週間前に7つ確認できた蕾は、今回丁寧に数えてみると、何と17個もあった。前回から倍増以上。
これは前回書いたとおり、蕾は葉っぱが固まっている中に隠れているので、あれから1週間で葉っぱがどんどん開き、中で大切に隠されていた蕾が姿を現したことを意味している。それだけこの1週間で、一挙に成長し、葉っぱが広がったことを示しているわけだ。
その成長のスピーディーさには驚嘆するしかない。
それにしても蕾の数が、7個→17個に一挙に増えたことには恐れ入る。嬉しくてならない。
写真でじっくりと見ていただきたい。




滝の粧
「滝の粧」は、全品種の中で最も成長が早いということは前回報告したとおり。
本当にどんどん成長し、蕾を乗せた首はかなり長くなっているのが一目瞭然だ。
但し、首も長く伸び、蕾も大きくなって来ていることは嬉しいが、実は、この滝の粧には、何と蕾が3つしかない。これは残念としか言いようがない。
どんどん成長し、一番乗りで蕾を付け、その蕾の成長そのものも一番早いのに、実はあまり感心できない今年の出来栄えなのである。
とにかく蕾が少ない!ということに尽きる。
こんな茂みになっているのに、蕾は3つしかなくて、葉っぱが広がっているだけ。
う〜ん。何とも残念である。


ラテンドール
今回、最も注目してほしいシャクヤクの一つが、2月初旬に真っ先に発芽したラテンドールである。
比較的ゆっくりと成長してきたが、その後、一挙に成長を早め、葉っぱを大きく広げ始めたことは前回レポートさせてもらった。
あの雨に佇むラテンドールが、あれから1週間経って、今回はビックリ仰天の著しい成長を見せてくれた。
この僅か1週間で、蕾の数が一気に増えているのを発見したのだ!!
これには本当に驚かされた。この増え方は尋常ではないレベル。もう腰を抜かさんばかりに驚嘆した。
葉っぱの塊が広がって、今回はほぼ全開。正に茂みが出現!その中から続々と蕾が確認できた。
しかも驚かされるのは、一つの蕾の周りにいくつかの蕾がそれこそ寄り添うように付いている点。
大きな蕾の真下に少し小ぶりな蕾があって、2つの蕾を付けているのがあったこっちにある。
良く観察すると、何と3つ付いているのも少なくなく、更に丁寧に覗き込むと、驚くことに4つも付けているものまであった。
こんなものは初めて見た。しかもラテンドールだけに見られる姿である。ラテンドールならではの特徴なのだろうか?
しっかり数えてみると、何と蕾の数は全て合わせると27個も確認できた。
27個!!
この蕾が全て開花するとすれば、何と27個もの見事な花を楽しむことができる。嬉しくてたまらない。
昨年は確か、4つ程度しか花は咲かなかったはずである。それが今年は6倍以上。
こんなことがあるのか、とただただ驚嘆してしまった。
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大丈夫なのかと一抹の不安に
喜んでみたものの、これが全てちゃんと開花してくれるのか、一抹の不安に駆られた。
一つの枝に、いや首にと言うべきだろうか。長い首の上に、豪華な花が2つどころか、3つも4つも咲くなんてことがあり得るのだろうか?
それは見事な姿だろうが、果たしてどうなのか?ちょっと想像ができないのである。





モーボクエン
全く目立たないモーボクエンだが、成長を続けている。あれから1週間、更に葉っぱも開いてきた。
葉の付け根部分に果たして蕾が付いているのかどうか、それが問題だったが、どうやら付いていないことがほぼ確実な状態。まだ一縷の望みが残っているが、かなり難しい。
これは本当に残念でならない。
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夕映 ① 南側
1週間前の雨の中で、この夕映には蕾が一つも付いていないことが判明したとレポートしたところだ。
ところが何と、大きな間違いだったのだ。
嬉しい誤解、観察不足だった。1つも蕾がないと思われたものが、1週間経って、何と5つの蕾を発見することができた。
先週、「よく見ると、非常に小さな蕾のような塊があるにはあるのだが、これは本当に蕾なのかどうか自信がない」と書いたのだが、それが立派な蕾であったことが判明し、それ以外にも新たに4つ確認できた。
全部で5つ!これは嬉しい。


夕映 ② 北側(玄関側)
発芽が遅かった北側の夕映も、どんどん成長し、ここまで来た。本当にすごい勢いで、力強い。
葉っぱを大きく広げる直前で、来週には完全に葉っぱが広がりきってくれるに違いない。
そうなった時に、この大きな未来の葉っぱの頭の中で、大切に守られてきた蕾がいくつ顔を出してくれるのか、楽しみでならない。
実は、真上から顔を良く近づけて覗き込むと、かわいい蕾がいくつも確認できたのだ。
「あっ!ここにも。こっちにもある!」といった感じで、ワクワクしてしまった。
後は、来週のお楽しみ。


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麒麟丸
今回の最大の見もの、最も注目してほしいのは、麒麟丸である。先週もそうだったのだが、今年の麒麟丸は本当にすごい勢いなのである。
1週間で更に成長を遂げ、何とも言えない迫力に圧倒されてしまうのだが、今回はそれだけではない。
それは何か!?
写真を見てもらえれば一目瞭然だ。
蕾、そう蕾なのだ!蕾が一斉に顔を出した!
そしてその一斉に顔を出した蕾が、他のシャクヤクには全く見られない、実に強烈な目に焼き付く印象的なものだったのだ!
「衝撃を受ける蕾」と言ってもいい。
何に衝撃を受けるのか?他のシャクヤクとどこが違うのか?
先ずは色。赤く光り輝く実に印象的なもの。その赤い蕾は、蕾そのものが光り輝いて、潤ったしっとりとした蜜を湛えているようにも見える。
まるで大きなルビーのよう。しばらく釘付けになって目をそらすことができない。
どれだけ写真を撮っても、この衝撃的な美しさと見る人を惹きつける強烈な吸引力のようなものを捉えることができない。
本当に残念だ。
下の写真を見て、少しは伝わるだろうか?



ソルベット
6つの芽は1週間でここまで成長し、いよいよ茎になろうとしている。これから先、どうなっていくだろうか。
とにかくソルベットは特別に美しい花なので、このまま成長し、いくつも蕾を付けてくれることを願うばかりだ。

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サラベルナール
昨年植えたばかりの株で、2つしか発芽してくれなかったサラベルナールが、今回はここまで葉っぱを広げるまでに成長した。普通はもっと茎が長くなって、それから葉っぱが開くのだが、早くもこんなに葉っぱを広げて驚かされる。
非常に背が低いということになる。まるでボタンじゃないか。
そして嬉しいことに、ちゃんと蕾が顔を出しているのである。一つだけだが、非常に嬉しい。
何ともかわいらしい蕾で、このままいけば花を咲かせてくれそうだ。楽しみでならない。


次回に続く。