凄い数の赤い芽がグングンと成長する驚き!

シャクヤクの成長はとにかく早い。一旦、赤い芽が地表に姿を現すと、日毎にその芽が成長を始め、ドンドン伸びてくる。出てきたばかりの芽は、あっという間にグングンと伸びてくるわけだ。

特に最初に芽を出した3つの品種の勢いがもの凄い。後ほど、品種毎の写真を見てもらうが、先ずはこの1枚を最初に見ていただく。

これは「ラテンドール」だ。ここまで長く伸びてきている。

ラテンドールの発芽の様子
生命力の漲りを感じさせるラテンドールの新芽の様子。

 

今年のシャクヤク写真日記を書き始めて今回は3回目。毎週、週末の土曜・日曜に写真を撮影したものを配信しているので、期間はちょうど3週間となる。

このわずか3週間の間にグングンと成長を遂げるシャクヤクの姿を見てもらおう。

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我が家のシャクヤクの全体像を写真で確認

前回、今年の我が家のシャクヤク植え付けの全体像、特に品種の種類を改めて紹介させていただいたが、今回をそれを写真で確認していただこうと思う

以下のとおりである。

我が家の「シャクヤク畑」の全体を写した写真①
我が家の「シャクヤク畑」の全体を写した。ネームプレートが刺さっているので、位置関係は分かってもらえると思う。
我が家の「シャクヤク畑」の全体を写した写真②
パッと見ると発芽の様子は分からないが、良く見ると真っ赤な芽が伸びているのが分かる。

 

これが南側にあるいわゆる「シャクヤク畑」を撮影した全体像。去年のシャクヤク写真日記でも何度か見てもらったものだが、ご承知のとおり、こちらは品種の種類がいくつか変わっているので、確認してほしい。

向かって左側から奥が「春の粧」、その手前に広い面積を取っているのが、例の今年の最大の注目品種の「かぐや姫」である。

その隣は、奥に昨年新たに植え付けた「DR.アレックスフレミング」、その手前、「かぐや姫」の右手後方が「サラベルナール」である。

更にその右側は奥に「モーボクエン」、その手前が「夕映」となる。

一番右側にある2種類は、奥に「麒麟丸」、手前が「ラテンドール」となっている。

全体像を知ってもらうために、俯瞰的に撮影しているため、個々の品種の発芽状況は分かりにくいかもしれないが、写真の引き延ばしなどをして、よ~く見てもらうと、赤い目の数々を確認してもらうことができると思う。

全てに品種の名前が書いてあるネームプレートのようなものを挿し込んであるので、品種の名前も確認してもらえるのではないか。

この「シャクヤク畑」には全部で8種類の品種が植えられている。

なお、これとは別に、玄関側(北側)に、「ソルベット」と「夕映」の2品種があるわけだ。

合わせてちょうど10種類のシャクヤクが植えられている。「夕映」はシャクヤク畑にも玄関側にもあるため、9品種、10株が植えられていることになる。

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3月17日(日)時点の報告

今年のシャクヤク写真日記の1回目からちょうど2週間が経過。このわずか2週間で、発芽したばかりの真っ赤な目が、グングンと成長を遂げていることが良く分かると思う。

特に顕著な成長を続ける3つの品種の成長ぶりと、昨年の11月に植え付けたばかりであるにも拘らず、想定外の成長ぶりを続ける「かぐや姫」に注目だ。

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凄い勢いの例の3品種の姿に驚嘆

凄い勢いで発芽してきた例の「ラテンドール」と「麒麟丸」、そして「春の粧」

この3種類は新芽の数も多く(今回はもう数を数えるのは止めた)、その真っ赤な新芽がグングンと伸びてきている。

その姿に本当に驚嘆してしまう。

「春の粧」の成長速度は随一

「春の粧」は繰り返しになるが、2月中には発芽しておらず、「ラテンドール」「麒麟丸」よりも発芽は遅かった。

ところが、毎年感じていたことであるが、一度芽を出してくると、驚くほどのスピードでグングンと成長を始める。その成長速度は随一である。

今年もそのことを教えてもらうことになった。先に発芽した「ラテンドール」と「麒麟丸」よりもはるかに大きく?伸びてきている。

芽という次元をとっくに通り越して、もう茎となり、葉っぱを広げる直前まで伸びてきた。

【春の粧】

「春の症」に発芽の様子①
こんなに長く伸びてきている。
「春の症」に発芽の様子②
真横から撮ると伸びている長さに驚かされる。
「春の症」に発芽の様子③
側面から撮ってみるとこんな感じ。
「春の症」に発芽の様子④
思いっきりズームアップしてみる。

「ラテンドール」は力強く一斉に

2年連続で一番最初に発芽した「ラテンドール」。

その芽の色は他のシャクヤクと違って、若干明るくて、茶色系である。これはやっぱりラテンドールの花が目を奪われるような見事な純白であるからだろう。

前回レポートのとおり、今年は比較的広い部分に少しゆとりを持って発芽してきてくれたように感じているが、その成長ぶりは正場所的にはこのゆとりがなかったら大変なことになった、というレベルの一斉にせり出してくる成長ぶりだ。

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【ラテンドール】

「ラテンドール」の発芽の様子①
「ラテンドール」の新芽を上から写す。
「ラテンドール」の発芽の様子②
「ラテンドール」。この角度で撮影するとその勢いと生命力が伝わってくる。
「ラテンドール」の発芽の様子③
真横から撮影すると、ちょっと恐ろしいくらいのエネルギーが伝わってくる。

「麒麟丸」も狭い部分から一斉に

一方で、発芽数が圧倒的に多い「麒麟丸」は、前回レポートのとおり、狭い部分から一斉にうじゃうじゃと発芽してきて、ゆとりがない状況。

狭い部分に密集し、それらが一斉にせり出してくる姿は圧巻で大変なエネルギーを感じるが、あまりにも密集し過ぎているのかもしれない。いずれ間引くことになりそうだ。

問題は、それぞれの芽が成長し、茎となり葉っぱが広がった際にハッキリとする「蕾」の存在だ。ここが運命の分かれ目。

その時点で蕾が付いていなければ、成長の過程で途中で蕾が発生することは、決してない。

「蕾」の存在、つまりそのシャクヤクが花を咲かせるかどうかは、発芽した時点で予め決まっているわけだ。

まるで、キリスト教の宗教改革におけるカルヴァンの「予定説」のようだ。カルヴァンの「予定説」が真実かどうか僕には分からないが、シャクヤクの花が咲くか咲かないかは、芽が出てきた時点で本当に決まっている

要は葉っぱが広がった段階で「蕾」が付いているのかどうか?その1点だけで決まる。

全ては葉っぱが広かった段階で明らかになる。

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【麒麟丸】

「麒麟丸」の発芽の様子①
あの赤い芽がここまで伸びてきた。いかにも窮屈だ。
「麒麟丸」の発芽の様子②
横から写すとこんな感じ。密集している。
「麒麟丸」の発芽の様子③
この角度が一番、うじゃうじゃ生えてきた感が伝わるのではないか。

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「かぐや姫」の2つの芽もグングンと成長

「かぐや姫」の発芽には驚かされることばかりだったが、今回もまた驚かされてしまった。

遅れて顔を出した2つ目の芽も「遅れてなるものか」と言わんとばかりに、一気に頭をもたげ、グングンと成長し始めて、早くも茎になりつつある。

それが2本揃って、全く赤くない。これはいかにも異質である。真っ白な花を咲かせるラテンドールも少し白っぽく茶色に近い感じはするが、基本的には赤いのである。

赤い芽の中での赤みの程度の問題。ところが、「かぐや姫」はどこからどう見ても、赤くはなく、ハッキリと茶色。特に茎の周りの部分は妙に白っぽい。

発芽してきた時には白い芽でビックリさせられたが、成長するにつれて茶色になってきたのである。

成長の速度といい、色といい、本当にこの「かぐや姫」という品種は風変わり。他のシャクヤクとは一線を画する巨大な花だけに、最初から他のものとは異なっているのだろうか。

こちらはアンデルセンの「みにくいアヒルの子」を連想させる。

本当にこれから先も楽しみでならない。植え付けた翌年、つまり植え付けて最初の年は、花が咲かない、いやできるだけ咲かせない方がいいと言われているだけに、今年の花はどう考えても期待できないのだが、せめて「蕾」だけでも見てみたいものだ。

「かぐや姫」の発芽の様子①
こんなに伸びてきた。色に注目してほしい。
「かぐや姫」の発芽の様子②
いきなり葉っぱの塊まで開きかかっている。早い。
「かぐや姫」の発芽の様子③
真横から撮影するとこんな感じだ。天に向かって手を広げているかのよう。
「かぐや姫」の発芽の様子④
角度を変えて。これは色といい、形といい「舞茸」そっくりだと知人が言ったが、全くそのとおりだ。

「夕映」「サラベルナール」の現状報告

「シャクヤク畑」の「夕映」は線がいかにも細いが、確実に成長し1本は茎化し始めている。

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【夕映】

「夕映」の発芽の様子①
夕映は少し元気がない。
「夕映」の発芽の様子②
いかにも線が細い。

 

サラベルナールは、4つの芽がゆっくりと少しずつだが確実に成長している。こちらも非常に楽しみだ。

【サラベルナール】

「サラベルナール」の発芽の様子①
この4つの芽はしっかりしていて成長が楽しみだ。昨年は1輪だけ咲いてくれたが、今年はづなるだろうか。
「サラベルナール」の発芽の様子②
このプックリとした真っ赤な芽が何ともかわいらしい。

「モーボクエン」にも遂に一つだけ発見

一向に芽を出してこなかったモーボクエン。去年は芽が一つだけで、成長はしてくれたものの、蕾を付かずにそのまま終わってしまっただけに、今年に期待していたが、やっぱりスタートは悪かった。

漸く1つの芽を発見した。だが、やっぱり今のところ1つだけなのである。

去年と同様に蕾が付かない可能性も感じている。

「モーボクエン」のh発芽の様子
左手前に1つだけ芽を出している。

「アレックスフレミング」未だ発芽せず

あの立派な芽を4つも付けていた「DR.アレックスフレミング」は、未だに発芽してこない。2週間後に植え付けた「かぐや姫」が、あんなにすごい勢いで成長をし続けているのに、どうしたのであろうか。

あの僕が思わず一目惚れしてしまった4つもあった立派な赤い芽が、どうして地表に姿を現してくれないのか。不思議でたまらない。

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「ソルベット」も芽が2つになった!

前回、非常に小さな芽が地表すれすれに顔を出しているのを発見したわけだが、あれから1週間、もう一つの芽が出てきているのを発見した。

これは非常に楽しみだ。

【ソルベット】

「ソルベット」の発芽の様子
力強いしっかりとした感じのソルベットの芽。真っ赤ではない。

隣の「夕映」にも漸く芽が出現!

「夕映」の発芽の様子
尖った赤い芽が印象的だ。2つ。

 

1週間前までは、全く芽が出ていなかった北川(玄関側)の「夕映」にも、遂に発芽を発見。

2つの真っ赤な芽を確認。非常に尖った突き刺さるような形状が特徴だ。

去年も非常にたくさんの立派な花を咲かせてくれただけに、楽しみでならない。

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シャクヤク撮影でギックリ腰に!!

実は、僕の身に異変が起きてしまった。

今回のシャクヤクの撮影をした翌日の3月18日(月)の夜に就寝した後、寝ていて腰が痛くて寝返りが打てず、向きによってはかなり痛んで、一体どうしたんだらうと不安に駆られた。

翌朝(17日の火曜日)起床すると、やっぱり腰が痛くてたまらない。

僕はかなり重度の脊柱管狭窄症に苦しめられたことがあったが(闘病記がブログ記事にある)、その時の痛みや痺れとは明らかに異なって、過去にあまり経験したことのない痛みだった。

左側の横っ腹部分の腰が痛くてたまらなかった。

たった歩くこともできる。不思議なことに階段の登り下りも普通にできるのに、ちょっと前屈みの姿勢をしたり、身体の向きを変えたりすると激痛が走る。

座っていても、椅子に寄りかかっていて、身体を起こしたりすることが、痛くてできない。

身体を屈める時に一番の激痛が走るため、下着の着脱や、特に靴下を履くなんてことが、気が遠くなるような困難事となる。

これは大変なことだと、勤務先の病院で、脊柱管狭窄症の時に大変にお世話になった整形外科医に診てもらった。

レントゲンを撮っても、骨には異常がないということで、晴れて「ギックリ腰」との診断

生まれて初めての「ギックリ腰」。

無理な体勢で撮影したことが原因

何か原因があるはずだ。どうしてこんなふうに腰が痛くなってしまったのか?

数日前まで北海道に住んでいる息子の一家がやってきて、数日間滞在し、2人の孫を抱いたりしたことがあったが、そんなことでギックリ腰になるなら、前にもなっているはずだ。

今回はそれ以外も何か腰に無理がかかったことがあるはずだ。何だろう?

と色々と考えてみる。

あっ!あれだ。間違いない!と確信できることが頭に思い浮かんだ。

シャクヤクの撮影!

フェンスに手をかけ、無理な姿勢で撮影

今回アップした一連のシャクヤクの写真を撮るに当たって、シャクヤク畑の奥の品種を撮る際に、できるだけ芽に近づくために、アクロバット的な姿勢で写真を撮ったことを思い出した。

あの「春の粧」だ。あの奥は歩ける部分からは離れており、地表の芽を撮るのはかなり難しい。

今までも何とか撮ってきたのだが、今回はありったけ被写体に近づくために、我が家と隣家との境界になっているフェンスに掴まって非常に無理な体勢で写真をバシャバシャ撮った

 

シャクヤク畑のフェンスを写した写真①
この奥に見えるのが隣家との境界としてのフェンス。このフェンスに掴まって無理な態勢で写真を撮り続けた。特に左奥の「春の粧」を真横から撮ろうとするとフェンスに掴まって乗り出して撮るしかないのである。
シャクヤク畑のフェンスを写した写真②
あの奥の方の地表を真横から撮ろうとすると、どうしてもフェンスを利用して掴まりながら無理な態勢で撮るしかない。その結果、ギックリ腰に(笑)。

 

あれがいけなかったんだろう。

ということで、僕は楽しみにしていたシャクヤクの発芽状況を撮影するために、何とギックリ腰になってしまったという次第。現在、薬を飲みながら療養中。

笑うに笑えないというのは、このことだ。

 

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