驚く程の勢いで赤い芽が次々と出現!

2024年のシャクヤク写真日記が先週からスタートした。

それから1週間、わずか7日間で驚く勢いで成長しているシャクヤク。シャクヤクは一旦、その真っ赤な芽を地表に姿を現すと、あっという間にどんどん成長し、グングン伸びてくる。

それだけではなく、地表に現れた真っ赤な芽の数が更に増えて来るのが特徴だ。

つまり、発芽した芽の数が増えて来るのと同時に、先に発芽した芽は、グングン成長し始めるという2つの方向で成長してくる。

僕は、発芽した芽の数を数える同時に、芽が伸びて茎となっていく姿の両方を追い続けることとなる。

スポンサーリンク

我が家のシャクヤクの全体像の確認

昨年のシャクヤク写真日記でお馴染みだと思うが、昨年の秋に多少変動もあったので、ここで我が家のシャクヤクの全体像を改めて紹介させていただく。

品種も一部変わっった。これはもちろん「かぐや姫」の植え付けだ。元々限られたスペースしかなかったので、「滝の粧」を泣く泣く引き抜いて、その後に植え付けたことは詳しくレポートした。

更に、「DR.アレックスフレミング」という新しい品種を購入して、昨秋植え付けた。

したがって現在、我が家には南側の「シャクヤク畑」8種類の品種がある。「春の粧」「ラテンドール」「麒麟丸」「夕映」「サラベルナール」「モーボクエン」の6種と、それに昨年新たに植え付けた「DR.アレックスフレミング」「かぐや姫」が加わったことになる。

なお、玄関側(北側)には、昨年までと変わらない「ソルベット」と「夕映」の2品種があり、合わせてちょうど10種類のシャクヤクが植えられている。

「夕映」はシャクヤク畑にも玄関側にもあるので、正確には9品種、10株が植えられているわけだ。

3月9日(土)~10日(日)時点の報告

今年のシャクヤク写真日記の1回目からちょうど1週間が経過。このわずか7日間で発芽の様子が随分と変わってきているので、その様子をレポートする。

上述のとおり発芽した芽の数と、既に発芽した芽がどのように成長を遂げているのかと2つの側面から報告させてもらうわけだが、それに加えて、新たな品種の発芽という楽しみな報告もある。

スポンサーリンク

ものすごい勢いの3つの品種はこれだ

南側の「シャクヤク畑」の8つの品種の中で、ほとんど同じレベルでものすごい勢いで一斉に発芽している3つの品種がある。

この3種類は甲乙付け難く一斉にものすごい勢いで発芽してきた。

「ラテンドール」と「麒麟丸」そして3番目に発芽してきた「春の粧」だ。特に3番目の発芽と、3種類の品種の中では一番遅れて発芽した「春の粧」の成長が顕著だ。

「春の粧」の成長にビックリ

「春の粧」の今年の発芽は「ラテンドール」はもちろん、「麒麟丸」よりも遅かった。前回報告したように2月中には発芽しなかったのである。

ところが、先週末に確認すると、一斉にニョキニョキと芽を出して、その後は驚く程の早さで成長している。発芽という段階を通り越して、もう茎に成長し始めたものまである。

全くアッという間であった。

百聞は一見に如かず。とにかく見てもらおう。

【春の粧】

「春の粧」の発芽の様子①
この成長ぶりを見てほしい。もう茎に成長しようとしている。この間、10日間くらいじゃないだろうか。2月中には発芽していなかった。
「春の粧」の発芽の様子②
アングロを横にすると高さが良くわかるだろう。
「春の粧」の発芽の様子③
この角度が一番分かりやすいかもしれない。

 

ちなみに「春の粧」の芽の数は、先週は10個だったのに、本日(3.10)は何と17個数えることができた。
10個の芽がが17個にまで増え、先に出てきた芽が既に茎になりつつあるという驚くべき成長を遂げていることが分かる。

「春の粧」の発芽の様子④

「春の粧」の発芽の様子⑤
それにしてもこの早い成長ぶりはどうだ!

「ラテンドール」はゆとりを持って

「ラテンドール」は2年連続で一番最初に発芽したシャクヤクである。今回は比較的広い部分に少しゆとりを持って発芽してきてくれたように感じている。

それと前回も触れたことだが、純白な花を咲かせるためか、その芽は確かに他のシャクヤク同様に赤いことは赤いのだが、若干明るくて、茶色系である。

僕は一目見て、何となくタケノコを思わせなと感じた。

最初に地表に現れた割には、あまり背が高くなってこない。遅れた「春の粧」に完全に追い越されてしまっている。

芽の数も特別増えたわけではない。前回が13個で、今日は15個だった。

スポンサーリンク

 

【ラテンドール】

「ラテンドール」の発芽の様子①
色が明らかに明るくて茶色っぽいことが良く分かる。

「ラテンドール」の発芽の様子②

「ラテンドール」の発芽の様子③
アングルを真横の方に変えてみた。ニョキニョキ感が伝わるだろうか。

「麒麟丸」11個だった芽が本日は28個!

ものすごい勢いの3つの品種の中でも、発芽数が圧倒的に多いのが「麒麟丸」である。それこそ「うじゃうじゃ」発芽してきたと言いたくなってしまう。「うじゃうじゃ」という表現は小さな虫の大量発生を連想させるが、本当にうじゃうじゃ生えてきたと言いたくなる。

しかもかなり密集しているので、狭い部分から一斉にうじゃうじゃと発芽してきて、ちょっと圧倒されてしまうのである。

今日は、写真を撮るに当たって、地表に被せてある腐葉土の古い茎のようなものや葉っぱを取り除いて、綺麗に取ろうと腐葉土を少し除けたら、その下に赤い芽が潜んでいるのをいくつも見つけて、それらは放っておいても、明日にでも地表に顔を出してきたに違いない。

あれ、ここにもある!ということで、一挙に数が増えてしまった。先週が11個だったのに対して、今日は何と28個も数えることができた。11個だったのが7日間経過しただけで28個に!実に倍以上だ!

昨年の今頃はわずかに5個だったことを考えると、この28個という芽の数は驚異的だ。

その28個が狭い部分に密集している。これは少し間引かなければならなくなるのだろうか。蕾を付けない茎は間引くことになりそうだ。

では、全ての茎に蕾が付いていたら、どうするのか?去年実行した「摘蕾」を、今年もやらなけばならないかもしれない。

嬉しい悲鳴となりそうだが、それはまだまだ先のことだ。

スポンサーリンク

【麒麟丸】

「麒麟丸」の発芽の様子①
この密集ぶりが圧巻だ。非常に力強い芽だ。
「麒麟丸」の発芽の様子②
天に向かって突き刺さってくるかのようだ。
「麒麟丸」の発芽の様子③
狭い土地からニョキニョキと次々と生えてくる!
「麒麟丸」の発芽の様子④
28個の芽を確認できるだろうか?
「麒麟丸」の発芽の様子⑤
狭いところに28個の芽がひしめいている。

「かぐや姫」早くも2つ目の芽も発芽

「かぐや姫」の発芽には驚かされることばかりだった。「かぐや姫」を昨年、「滝の粧」を引き抜いた跡地に植え付けたのは11月のことだった。正確には11月11日(土)。

それから今日まで4カ月しか経っていない。どう考えても発芽が早過ぎる。

昨秋は「かぐや姫」に先立って「DR.アレックスフレミング」を植え付けている。こちらは10月29日(日)のことだった。あの実に立派な4つの真っ赤な芽に一目惚れして購入してしまった経緯は、詳細にレポートさせてもらった。

あの立派な芽を4つも付けていた「DR.アレックスフレミング」。これを「かぐや姫」に先立つ2週間前に植え付けているのに、こちらは、未だに全く発芽の気配がない。

スポンサーリンク

早くも2つめの芽が出現した!

それなのに、「かぐや姫」の方は更に2つの芽が出てきていた。先週末は小さな白い芽がチョコンと出ていただけだったのだが、あれから7日間で、もう一つの芽を確認した。

「かぐや姫」の発芽の様子①
いきなり2つ目の芽を発見。同じ色だった。

 

その上、先週チョコンと出ていた芽は、すごく伸びていて、もう茎になりそうな勢いだ。

あの「春の粧」並みの勢い。早い!早過ぎる感じがする。

2つめの芽も最初のものと同様に、白いものだった。

「かぐや姫」の発芽の様子②
ズームアップしてみる。明らかに他のシャクヤクと違った芽なのである。
「かぐや姫」の発芽の様子③
最初の芽はわずか1週間でここまで膨らんで、ほとんど茎になろうとしている。早い!

「かぐや姫」の芽のミステリー

今年の我が家のシャクヤク栽培にとって最大のエピソードになるだろうあの巨大な「かぐや姫」には少し不思議なことが多過ぎる。

発芽が早過ぎることが1番目。次は、芽が赤くなくて白いことだった。どんなシャクヤクでも地表に出てくる芽は真っ赤なものと決まっていると信じていたが、「かぐや姫」の芽は赤い筋の入った全体的には白い芽だった。

これが不思議でならなかった。

もう一つは最初の白い芽の発芽位置が、プレート札を刺した場所から随分と離れた場所だったことも不思議だった。「かぐや姫」は大きく成長するだろうと、植え付けた土地は広めに取って、全体的になだらかな畝のようなものを設けた。ちょっとした山のような感じだ。

その一番高い部分の真下に苗を植え付けたわけだ。これは言い方が逆で、苗を植え付けた真上をうず高く盛り土したわけである。

ところが、最初の芽は、そのうず高い部分からではなく、山の麓、苗を植え付けた部分からはかなり離れた手前から出現してきた。

おかしい。そのまま地中の芽が伸びればうず高い部分から芽を出すはずなのに、どうしてこんなに離れた部分から出て来るのだろう?

先週の発芽の様子
こちらは前回紹介した最初の芽の写真。どれだけ離れた位置から発芽したか分かるだろうか。いずれにしても7日前はこんな小さな芽に過ぎなったのだが。

もしかしたらシャクヤク以外の植物か?

あの白い芽は「かぐや姫」の芽ではなくて、違うもの、場合によっては抜き去ってしまった「滝の粧」の根が端の方に残っていて、あそこに顔を出してきたんじゃないか、そう思えてきた。

「何で僕を抜いちゃったんだよう!」「僕はしっかりと地中で生きていて、顔を出したぞ!」と言わんばかりに発芽して来たんじゃないかと。

だとすると芽が赤くなきゃいけないが、そこは抜かれた怨念で色を変えて出てきたんじゃないかと不安に思った程だ。

ところが、今週末に2つめの芽を発見して、この白い芽が「かぐや姫」であると確信した。

植え付けたときの苗に2つの芽が付いていたので間違いない。植え付けた位置から離れている点については、今度の2つめの芽がプレートに近い位置から出て来たので、それも説明がつきそうだ。

あの苗の芽は、全く逆の方向に伸びていたので、それも十分にあり得ることで、おかしくはない。

昨年11月に植え付けた時の苗の様子①
昨年11月に植え付けた時の苗の様子。赤い芽が2つ付いていた。
昨年11月に植え付けた時の苗の様子②ズームアップ
2つの芽が全く違う方向に向いているのが印象的だった。苗の段階では赤いのに、どうして白くなって出て来たんだろうか?

 

いずれにしても、「かぐや姫」には謎が多くて、これから先の成長も非常に楽しみだ。この2つの芽の成長をしっかりと観察していきたい。

スポンサーリンク

 

北側の「ソルベット」も遂に小さな発芽

北側に面している玄関側の2つの品種は一向に発芽する気配がなかったが、遂に本日、「ソルベット」に非常に小さな芽が地表すれすれに顔を出しているのを発見した。

真っ赤な頭の先だけがポツンと見えている。

【ソルベット】

「ソルベット」の発芽の様子①
非常に小さな芽。確認できるだろうか?
「ソルベット」の発芽の様子②
思いっきりズームアップさせてみる。

「夕映」「サラベルナール」の現状報告

「シャクヤク畑」の「夕映」と「サラベルナール」の2つの品種に関しては、先週とほとんど変化はない。

芽の数もどちらも4個のまま変わっていない。芽は少し大きくなった感じがする。

スポンサーリンク

【夕映】

「夕映」の発芽の様子
先週とあまり違いはない。

【サラベルナール】

「サラベルナール」の発芽の様子
こちらも先週とあまり違いはない。少し芽は大きくなっている。

先週43個だった芽が、一挙に71個に増大

1週間前の3月3日(日)時点で、6つの品種、新芽の数が43個だったものが、わずかに7日後に一挙に71個までに増えた。

3月10日(日)時点で、我が家には現在、71個ものシャクヤクの芽が所狭しとウジャウジャと顔を出していることになる。品種も「ソルベット」が加わって7品種となる。

本当に驚いてしまう。おもしろい位に次から次へと続々芽を出してくる。

去年の倍増の勢いだ。去年も花の方は豊作で、大量に咲き誇って心から満喫させてもらったのだが、この調子でいくと今年はどうなるのであろうか。楽しみでならない。

 

 

おすすめの記事