目 次
現在の玄関側(北側)のシャクヤク
南側に第2シャクヤク畑を増設させて、倍増となった我が家のシャクヤク・ガーデンだったが、僕のシャクヤク熱はこれでも気が済まず、玄関側(北側)も更に拡張させることになった。
玄関側は、北側にあって風通しはいいのだが、陽当たりがあまり良くなく、シャクヤクを育てる環境、条件としては感心できなかった。
だから、元々、こちらには「夕映」と「ソルベット」の2種類しか植えていなかった。
それを少しずつ増やしてきて、ちょうど1年前の昨秋、新たに黄色シャクヤクの「楊貴妃」、「波の華」「火祭」を植え付けた。
そのうちの「波の華」が1年目にして今春、1輪だけだったが、非常に印象的な美しい花を咲かせてくれたことは覚えていてくれた人もいるかもしれない。期待の「楊貴妃」、「火祭」は蕾を付けてくれなかった。
というわけで現在、玄関側には5品種が植え付けられている現状にある。
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思い切ってこちらも拡張することに
5つで限界だと思われたが、シャクヤク熱が昂じる一方の僕は、思い切って、こちらも拡張する決心をした。
「どこにそんなスペースがあるんだ!?」ということになる。しかも元々北側にあって、日当たりが良くない。
じっとこの北側の庭を凝視して、どこかにスペースを確保できないかと物色してみた。
その結果、サルスベリが植えられている手前当りに、何とかスペースを確保できそうだと判明。それには、例の「サツキ」を思い切って、撤去する必要があった。このサツキを断念できれば、そこにシャクヤクを植え付けるスペースは、狭いながらも何とか確保できそうだ。
「サツキ」は前に書いたとおり「ツツジ」とは違って、赤い小さな花を付けるだけ。特に我が家のサツキは、勢力が衰えていて、ちょっとしか咲いてくれない。
例年ツツジは立派な花を咲かせてくれるが、サツキは全くパッとしない。
ということで、このサツキを撤去する決断をした!!シャクヤクを増やすためにサツキには泣いてもらうことにした。
先ずは先に1枚、そのサツキの撤去作業の写真を見てもらおう。

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玄関側の拡張作業の実際
という次第で、玄関側にシャクヤク畑を拡張する作業を開始したわけである。
玄関側は、元々狭く、陽当たりが良くないなど環境にも恵まれていないので、拡張とは言っても、それほど大きなスペースではない。新たなシャクヤクの苗が3つ植えられれば御の字という狭いスペースではある。
それでも、サツキの大部分を撤去しなければならないなど、それなりの作業が必要だった。
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スペースの確保
挿し木で根付いた例の紫サルスベリがある真横が対象スペースとなる。この紫サルスベリは、現在は伸び切っている枝を切るだけで済みそうだった。
問題はやっぱりサツキ。サツキの大部分を撤去する必要があった。



このツツジは、自宅を入手した当時からあったもので、30年近くは植わっている。これを全て撤去するのは相当ハードな作業だと覚悟していたが、元々勢いが衰えてきていたせいか、想像していたよりもずっと簡単に撤去することができた。








全部を取り切ってしまう必要はなかった。約半分を撤去。右端部分は温存した。
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土地を深く掘り起こす
スペースの確保ができれば、後の作業は前回紹介済みの南側の第2シャクヤク畑の作業と、基本的には何も変わらない。
土の中の邪魔なものを除去して、後は土壌の改良化である。
南側の第2シャクヤク畑では、とにかく隣に生垣として植えてあるサザンカの根っこの処理が難題で、非常に苦労を強いられたわけだが、玄関側では心配していたサツキが、予想外に簡単に撤去できたこともあって、サツキの半分を撤去した後は、難なく進んでいった。
楽勝だった。穴を掘るのも苦労することはなかった。

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鹿沼土・赤玉土を敷く
前回と同様に、先ずは一番下に鹿沼土(石)を敷く。その上に赤玉土だ。
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培養土・腐葉土を混ぜ合わせる
2種類の白系(黄色系)の小石類を敷き詰めた後は、培養土と腐葉土の混ぜ合わせとなる。
もちろんうず高く積まれた元々の土も元に戻して、培養土と腐葉土と一緒に混ぜ合わせて、一体化させる。

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ピートモス・油粕の混ぜ合わせ
後は仕上げだ。ピートモスと油粕などを混ぜ合わせ、土壌の改良作業は完了となる。
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「フィリックスクルース」の植付け
こうして土壌の改良作業が終了すると、シャクヤクの苗を植え付けるに当たっての準備作業は全て終了したことになって、いつでも新たな苗の植付けが可能となる。
この日(2025.10.6)も早速、先日購入した「フィリックスクルース」を植え付けた。南側の第2シャクヤク畑に植え付けた「長屋赤」「華燭の典」「ラテンドール」と一緒に、カインズホームで購入したものだった。
糠を撒くのを失念し、最後に実施
「フィリックスクルース」を植え付けた後で、Wさんからもらった糠を混ぜ合わせることを忘れていたことに気が付いた。
慌てて上から撒いた。その後は、地表の部分の土(培養土・腐葉土・元々の土などが混ざったもの)と混ぜ合わせて、糠を地中に潜らせた。
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最後の姿がこちら
これにて植付け作業も完了。
下の最終写真を見てもらうと、新しく拡張したスペースの中で、植え付けた「フィリックスクルース」はかなり右端にあって、ど真ん中のメインのスペースがそっくり空いていることが明白となる。
このど真ん中のスペースはどうするつもりなのか?

これはもちろん、南側のシャクヤク畑と同様に、Wさんから株分けしてもらう予定になっている「ソルベット」用のスペースだ。
ソルベットがとにかく最優先なのである。
前回の記事でも書いたように、南側の第2シャクヤク畑といい、今回の玄関側の拡張といい、その目的は、大のお気に入りであるWさんから株分けしてもらう「ソルベット」を植え付けるためだった。
その「ソルベット」の株分けの話しは次回。
請う、ご期待!