2種類の夕映がほぼ同時に開花し始めた!

ラテンドールの後は、「夕映」の開花が始まった。「夕映」はこのブログの読者であれば良くご存知のとおり、南側のシャクヤク畑と玄関側(北側)と両方に植えられている。

その2種類の夕映が、ほぼ同時に開花し始めた。これも今年ならではの異変だったと言ってもいい。例年、先ずは南側が開花し、しばらく遅れて玄関側が咲き始めるのだが、今年は両方がほぼ同時に開花し始めた

開花開始日は5月11日(日)だった。

夕映はラテンドールとは全く異なる花で、ここしばらくラテンドールの純白ばかりを見た目には、こちらがいかにも鮮明に写るかもしれない。

夕映の花は、非常に濃いピンク色というか紫に近い色で、ちょっと強烈な感じがする。

僕はこの夕映も大好きで、その鮮明極まりない濃いピンクを見ると、いかにも「これがシャクヤクだな」と安堵感と安心感に包み込まれる。

そのお気に入りの夕映が2カ所に植え付けられており、例年は開花時期がずれていることによって、かなり長めに観賞できていたのだが、今年は幸か不幸か同時に開花し始めた

それは南側の夕映の開花が遅かったからである。去年はGW中に見事な花を咲かせてくれていた。

とは言うものの、何度もレポート済みだが、去年は何故か南側の夕映はわずか1輪しか咲かなかった。但し、その1輪が実に力強い立派な大輪で、感動させられたのだった。

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去年から様相が一変

今年は様相が一変。蕾の付いた茎は2本しかなかったが、それぞれの茎にたくさんの蕾が付いている。

摘蕾も行ったことで、最終的には8個の蕾が開花を待っていた。

一方で、玄関側は例年通りの順調な成長ぶりで、こちらは綺麗に1本の茎に一つの蕾で貫かれ、10本あるので、ちょうど10個の蕾となっている。

同じ品種のシャクヤクと言っても蕾の付き方や花の造形がまるで異なる2種類の夕映が同時に開花、ラテンドールに続いて、我が家の庭が一気に賑やかになってきた。

どちらも非常に美しい。惚れ惚れさせられる美しさだ。

2025.5.12撮影 AM10:10  
2025.5.12撮影

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満開ではないが、夕映の美しさは無敵かも

再度整理しておく。

南側には2本の茎に8個の蕾。玄関側には10本の茎に10個の蕾。両方を合わせると我が家の夕映は全体で18個の蕾、いや18本の花が開花し始めたわけである。

その18本の中で、ハッキリ開花し始めたのは6個程度、他の大多数はかなり赤く色付いてきているが、まだ蕾のままだ。

その開花し始めた6本も、まだ開花し始めた段階であり、到底満開とは言い難い。

だが、それでも非常に美しく、心を奪われずにはいられない

一旦開花し始めると、一気に咲いてくる。全18本の夕映が一斉に満開になる日ももうすぐだろう。

そうなったら壮観だ。壮麗というべきかもしれない。ラテンドールもタジタジの無敵な花かもしれない。

目の覚める濃いピンクに心を奪われる

夕映の濃いピンク色はひと際鮮明で、どこまでも美しい。一目見て直ぐにその美しさに惹き込まれてしまう強烈な魅力に満ち溢れている。

そしてラテンドールと同様に非常に力強い頑強な花という感じがする。同じピンク色でも非常に優しい感じの春の粧とは対照的に、力強く男性的な花である。

今回は南側と玄関側がほぼ同時に開花し始めたので、別々に見てもらう。

花の色と形はもちろん全く一緒なのだが、蕾の付き方というか造形がまるで違うので、この両者の違いを味わってもらうのもおもしろい。

とにかく現時点の開花状況をしっかり写真で見てもらおう。

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開花し始めた玄関側の夕映の写真

2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.12撮影
前夜からの雨で水滴で覆われている。2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
これらの開花はもうしばらく先だ。2025.5.12撮影

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開花し始めた南側の夕映の写真

2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.12撮影
前夜の雨で濡れている姿がまた美しい。2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
右上の白い蕾はかぐや姫。2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
2025.5.12撮影

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花の付き方が驚愕に値する

写真をたくさん見てもらったにも拘わらず、この南側の夕映の花の特殊な造形、花の付き方の特殊性がうまく伝わらないのは、偏に筆者の撮影技術の未熟さ所以である。

何と1本の茎に5つの蕾が付いていて、それぞれが開花し始めたわけである。

2025.5.12撮影
2025.5.12撮影

 

少し奇妙な点は、中央部分にある一番大きくて背も高かった蕾の開花がむしろ遅れていて、まるで助さん格さんのように左右に従わせている小振りな2つの蕾の方が先に開花し始めていることだ。松ぼっくりのように見える中心の一番大きな蕾は、まだ本格的に開き始めていない。

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わずか1日でここまで様相が変わる

シャクヤクの花が開花し始めると、一気に勢い良く満開に向けてダッシュするあたりを、以下の写真で確認しほしい。

1日(翌日)経過すれば様相が一変してしまうことも珍しくなく、1日の中でも夕方になると軽く朝の姿を凌駕してしまう。

2025.5.11撮影  PM17:50
2025.5.11撮影 PM17:50

      翌日がこれ

2025.5.12撮影 AM10:10  
2025.5.12撮影 AM10:10

   ☟ 同じ日の夕方がこれ

2025.5.12撮影 PM17:00
2025.5.12撮影 PM17:00

       ☟ これを更にズームアップすると、息を飲む迫力となる。

2025.5.12撮影 PM17:05
2025.5.12撮影 PM17:05

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力強さと鮮明な美しさを誇る名花!

夕映は本当にいい花だ。美しいことはもちろんだが、力強くて、凛としている姿に惚れ惚れさせられる。

迷いのない強靭な美しさがいい。一番安心して見ていられる花と言ったら変だろうか?

夕映はドライフラワーにうってつけ

そんな夕映はドライフラワーにうってつけの花だと思っている。ドライフラワーに一番ふさわしい。

純白なラテンドールはドライフラワーにそぐわないと、今年は一切作らない決心をしたが、夕映のドライフラワーはドンドン作りたいと思っている。

先ずは満開になってからだ。

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シャクヤク畑の夕映周辺の蕾の様子

この機会に夕映の周囲にある品種の蕾の様子を見てもらおう。

サラベルナール、アレックスフレミング、モーボクエン、そして待望のかぐや姫の様子だ。

夕映側から西側を写したもの。ラテンドールの満開は続いており、その左手に麒麟丸。麒麟丸は背が低い。開花はまだしばらく先だろう。
夕映側から西側を写したもの。ラテンドールの満開は続いており、その左手に麒麟丸。麒麟丸は背が低い。開花はまだしばらく先だろう。2025.5.12撮影
夕映から南側に写したもの。右側の小さな赤い蕾がモーボクエン。夕映の奥の白っぽい2つの蕾がサラベルナール。その奥のアレックスフレミングは開花目前だ。その左側に春の粧の最後の蕾が可憐に開花した。
夕映から南側に写したもの。右側の小さな赤い蕾がモーボクエン。夕映の奥の白っぽい2つの蕾がサラベルナール。その奥のアレックスフレミングは開花目前だ。その左側に春の粧の最後の蕾が可憐に開花した。2025.5.12撮影
かぐや姫も含めて撮影した。このかぐや姫がいつまでも咲いてこない。春の粧がまだ頑張っている。
かぐや姫も含めて撮影。このかぐや姫がいつまでも咲いてこない。本当に咲いてくれるのかいささか心配になってきている。春の粧がまだ頑張っている。2025.5.12撮影

 

シャクヤク写真日記、まだまだ続く。

今年はシャクヤクの開花が全体的に遅れたことで、例年よりも長めに色々な品種の花をゆっくりと楽しめそうだ。これはこれで大変にありがたい。

この後も連日の開花ラッシュとなりそう。できるだけリアルタイムで開花の状況をお届けしたい。請うご期待!

 

 

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