ラテンドールが一挙に満開に

ラテンドールの開花速報を届けたばかりだが、今度は満開レポートだ。開花し始めた翌日にはもう満開となった。

中々開花しなかった今年のラテンドールだったが、一旦開花した後は一挙に満開になった。スピード感は相当なものだ。

月9日(金)に開花し始め翌5月10日にはほぼ完全な開花を迎えた。

そしてあれよあれよという間に、ラテンドールはほぼ全面的に満開に。ちょうど週末と言うタイミングもあって、その見事な姿をしっかりと堪能できたので、皆さんにも見ていただく。

GWで間に合わなかった開花が、ちょうど1週間遅れで満開に咲き誇ってくれた。

2025.5.11撮影
2025.5.11撮影

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開花し始めた翌日には満開!

あんなに開花が遅れていたのに、一旦開花し始めると驚く程早い。まるで遅れていた開花の日程を取り戻そうとしているかのよう。

ラテンドールは非常に大きな花を誇るシャクヤクで、昨日見てもらった開花し始めの花と、翌日の満開とでは花の姿が随分と違う。

いよいよ大輪の姿を惜しげもなく示してくれることになった。

満開になったのは5月10日・土曜日であったが、この日は前夜からずっと激しい雨が降っていて、天気予報によれば、土曜日当日も昼までは降り続く。つまり午前中はずっと雨とのことだった。

折角咲いた直後のラテンドールが激しい雨でダメージを受けるのは避けたかったが、天候ばかりはどうにもならない。

だが、幸いにも朝から雨はほとんど上がってくれていたのである。

とは言っても、深夜から明け方まで続いた雨の勢いは強く、朝になって雨そのものは止んでくれたとはいうものの、肝心のシャクヤクは雨でビショビショになっており、すっかり雨で重たくなった頭は、うなだれて下方にうつむいていた。

それを支柱で支え直したり、満開の大輪を手で降って雨水を廃棄する。大輪を傾けると、ザアッと雨水が地面に落ちた。

水滴の付いた真っ白なラテンドールの大輪も、また何とも風情があって心を惹かれる。そのみずみずしさに感動させられる。

その状況とン翌日の5月11日(日)の姿を両方とも見ていただこう。

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満開に咲き誇るラテンドールの姿

とにかく咲き誇る見事な花を写真で見てもらおう。

あまりの見事さに息を飲む光景が目の前に広がっている。ただ立ち尽くし、見惚れるだけだ。

5月10日(土)の開花写真

2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
水滴が魅力を更に引き立てる。2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
外側の花弁に付いた水滴が趣きを増す。みずみずしさの極致。2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
水も滴る美人とは良く言ったものだ。2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影
2025.5.10撮影

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5月11日(日)の開花写真

2025.5.11撮影
縦に広がっていよいよ大輪に。2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
ラテンドールは背も高い。2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影

2025.5.11撮影
2025.5.11撮影

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プレゼント先の花瓶で咲くラテンドール

例のシャクヤク大好きな親しい友人に届けた10本にはラテンドールが4本あった。

本当に不思議なことなのだが、我が家の地植えのラテンドールと、切り花にして届け、部屋の中の花瓶の中で成長したラテンドールが、時を全く同じくして開花したのだ。

これには驚かされた。地植えと花瓶、同じ環境なのだろうか?不思議なものである。

というわけで、片や我が家のシャクヤク畑で地植えされているラテンドールと、友人宅の花瓶の中のラテンドールが、奇しくも同時に満開となった。

写真を送ってきてくれたので、こちらも見てもらおう。完全な満開にはもう1~2日必要かも入れない。

花瓶でもしっかり育つことを、ハッキリと思い知らされた。

友人宅の花瓶で咲くラテンドール。2025.5.9撮影
友人宅の花瓶で咲くラテンドール。2025.5.9撮影
友人宅の花瓶で咲くラテンドール。2025.5.9撮影
友人宅の花瓶で咲くラテンドール。2025.5.9撮影
2025.5.9撮影
2025.5.9撮影
友人宅の花瓶で咲くラテンドール。右側は麒麟丸の蕾。2025.5.9撮影
友人宅の花瓶で咲くラテンドール。右側は麒麟丸の蕾。2025.5.9撮影
2025.5.9撮影
2025.5.9撮影

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ご近所に切り花をプレゼント

このラテンドールの咲き誇った光景、実はご近所の方々にもお披露目させてもらった。我が家へのシャクヤク鑑賞ツアー(笑)。無事に終わる。

そうなるともう切り花などにドンドン切ってしまっても構わないと割り切ってしまう。

今回の鑑賞ツアーで、殊の外、「見事ねぇ」と感心してくれて、バシャバシャ写真を撮っていた我が家の真向かいのご婦人に、切り花にしてプレゼントした。

好きな方に喜んでもらえるのが一番いい。

切り花としてプレゼントする際には、蕾か、開花し始めのものに限る。現時点で満開になってしまっているものは、1週間足らずで萎れてきてしまうので、開花間近の膨らんでいる蕾か開花し始めを渡すのがベストだ。

この2輪をプレゼントした。2025.5.11撮影
この2輪をプレゼントした。2025.5.11撮影
開花し始めたもの。この後、ドンドン花が大きくなってくる。2025.5.11撮影
開花し始めたもの。この後、ドンドン花が大きくなってくる。2025.5.11撮影

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我が家でも切り花にして花瓶に挿した

我が家のリビングにも飾ることにした。我が家で花瓶に挿すには、満開のものでの問題はない。むしろ満開の見事な大輪を、夜でも真夜中でも飽きるまで見続けることができる

これが至福の時間。

中々立派だ。

写真では分からないが、裏側にもう2個、蕾が隠れている。例のラテンドールの特徴で、一本の茎に蕾がいくつも付く。どちらも3つの蕾が付いていたもの。全体で6輪となる。2025.5.11撮影
写真では分からないが、裏側にもう2個、蕾が隠れている。例のラテンドールの特徴で、一本の茎に蕾がいくつも付く。どちらも3つの蕾が付いていたもの。全体で6輪となる。2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
出窓に置いている。2025.5.11撮影
2025.5.11撮影
2025.5.11撮影

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ラテンドールのドライフラワーは作らず

この純白の大輪を見ていると、つくづくこの生きた花、目の前で現に咲き誇っている生の花じゃなきゃダメだ、この美しさはこの現実の花以外に有り得ない。そう痛感させられた。

前回のレポートで書いた、シャクヤクの花が縦に広がってくる様子が、今回しっかり分かってきた。横にも広がり、縦にも広がって、正に大輪の名に恥じない見事な名花となる。

 

2025.5.12撮影
月曜日の朝も雨上がりの直後だった。水滴が付いている。縦に広がる様子に注目。2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
水滴が美しさに磨きをかける。2025.5.12撮影
2025.5.12撮影
何とも美しい。2025.5.12撮影

実際の見事な花を前にすると

この息を飲まされる見事な生花を1年振りに目の前にすると、ある思いがヒシヒシと込み上げてきた。

例年、ムキになってドライフラワーを作ってきた。ハンギング法(逆さ吊り)もやってみたし、シリカゲル法もやってみた。

毎年かなり立派なドライフラワーをおもしろいように作ることができた。

実は、昨年作ったドライフラワーが、今でも我がリビングを飾っている。ほぼ1年経っているのに、それほど劣化しないものも多く、今でも大切に飾ってある

だが・・・。

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純白はドライフラワーにそぐわない

ラテンドールはダメだ。純白の花はダメ。

昨年シリカゲル法で、ラテンドールのかなり立派なドライフラワーを作ることができた。色も形もほとんど生花と変わらないレベルで、ドライフラワーにすることができた。

だが、やっぱり色が変わってきてしまう。真っ白な花は、やがて茶色くなってくる

僕は、それでも美しいと思っていた。だが、今回、改めて実際の生のラテンドールの花を目の前にして、やっぱり全然違う。この美しさは生花以外に有り得ないと痛感させられた。

だから、ラテンドールのドライフラワーはもう作らないと決心した。

年に1回、この時期だけの未曾有の美しさを現物の花そのものでトコトン愛でて、目の中に焼き付けたいと思っている。

以上が今年のラテンドールの顛末。ラテンドールは蕾の数が多いので、随分切り花にもしたが、まだまだ暫くは楽しめそうだ。

 

シャクヤク写真日記、開花レポートが続く。どうかお楽しみに!

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