目 次
4月に入って全品種が急成長中!
4月になった。実は今こうやって記事を書いているのは4月13日(日)で、早くも4月が中旬に差し掛かっている。正に本日現在の最新のシャクヤクの成長状況は1週間前に比べると、既に雲泥の差。
1週間前(4.6・日)のシャクヤクレポートは、現在の直近の目からすると、もう既にかなり前の状況となっている。
今回は、シャクヤク写真日記がタイムリーに配信できなかった。今日(4.13)は終日の冷たい雨で、写真撮影ができないので、数日後のレポートとなってしまうが、今回の報告とは全く異なる成長を遂げた姿を見てもらえるため、この報告はできるだけ簡単に済ませたい。
という次第で、今回配信のシャクヤク日記はちょうど1週間前の4月6日(日)のレポートだ。4月最初の日曜日だった。
申し訳ないが、1週間前の状況を振り返らせていただく。
スポンサーリンク
4月6日(日)のシャクヤクの成長状況
3月30日(日)の段階で、我が家の全13種類の全ての品種が発芽してくれたことは報告したとおりだが、あれから1週間が経過し、4月に入って、それらの全てがそれぞれのペースで確実に成長をしている。
発芽が早く、成長が進んでいる「ラテンドール」や「春の粧」、「麒麟丸」には早くも蕾がたくさん確認されて、日増しに膨らんでくる。
一方で、発芽が遅れていた品種は発芽が遅れた分を取り返そうとするかのように、一旦発芽した後の成長は、正にあれよあれよという勢いで、スピーディに成長し始めた。
植え付け1年目の品種はどうなるか
もう一つの着眼点は、植え付けてから何年も経つものと、昨年新しく植え付けたばかりの品種との違いである。
去年の秋、新たに3つの品種を植え付けたことは、何度もレポートしてきた。黄花シャクヤクの「楊貴妃」と、「波の華」と「火祭」の3種類。それらはいずれも日当たりに難のある北側(玄関側)に植えられている。
シャクヤクの栽培に当たっては、「植え付けた初年度(翌年春の最初の発芽)は咲かせるな」と言われていて、花には期待できない。いや、開花させてはいけないとされている。
地下の株を充実させるためだという。
そもそも初年度には、蕾が付かないケースが多く、仮に蕾が育ってきても、それを咲かせてはいけないとされているわけだ。
僕は、毎年新しい品種を増やしているので、過去にも1年目の品種というのは、必ず通る関門で、やっぱり初年度は咲かないことが多かった。記憶の新しいところでは、去年の「かぐや姫」。
今では毎年たくさんの花を咲かせてくれる「麒麟丸」も、初年度は全く咲かなかった。蕾はあったのに開花しなかった。
一方で、昨年1年目に当たる「アレックスフレミング」の蕾が育ち、完全じゃないまでも開花してくれたこともある。
ちなみに僕は、1年目に蕾が現れた場合には、「咲かせるな」のルールを無視して、摘蕾することなく、開花を楽しみにしている。
そういう意味では、2年目に当たる「かぐや姫」の花が咲くのかどうかと、1年目の「楊貴妃」、「波の華」、「火祭」がどうなるのか?蕾が出現するのか?それは咲くのかどうか?
そのあたりが今年の注目点となる。
スポンサーリンク
「春の粧」には既に蕾がたくさん
何度も書いてきたが、「春の粧」の成長のスピーディさはダントツで、この時点で、既にたくさんの蕾を確認できる。
他の品種も、上から覗き込むと蕾が確認できるなど、蕾の存在はハッキリと分かるのだが、春の粧のように蕾が完全に頭を出して、それが茎の頂点に独立して乗っかっているような様は、今のところ、この春の粧が唯一である。
まん丸の実に愛らしい蕾で、見ていて胸が躍ってしまう。



「麒麟丸」のレポートでまた書かせてもらうが、今回もまた春の粧の「茎の間引き」を1本だけ行った。全く蕾が付いていない茎が1本あったため、伐採した。かなり立派に成長していたものだったが、やむを得ない。

スポンサーリンク
「麒麟丸」の茎の伐採は今回も
「麒麟丸」は相変わらず密集している。
前回泣く泣く実行した例の「茎の間引き」。既に6本間引いたのだが、もう一回間引く必要があるかもしれないと書いたとおり、まだまだ込み合っている感は否めず、今回(4.5土)更に4本間引いた。

通算10本間引いたことになる。元々26本もあった新芽(茎)が、16本だけ残った次第。
それでも、これだけ密集している感じなのだ。


今、頭の膨らんでいた部分が葉っぱとして広がろうとして直前なだけに、一番窮屈な感じがする。もう少し成長して葉っぱとして広がるときには、茎の成長も進むため、もうちょっと解放感が生まれるはずだ。
スポンサーリンク
「ラテンドール」の茎の伐採
ラテンドールは本当に元気がいい。上から覗き込むと蕾をたくさん確認できる。まだまだ小さな蕾だが、これが日増しに大きくなってくる。
楽しみでならない。



これだけ大きく成長してくると、やっぱり密集度が気になってくる。
ラテンドールはどの茎にも必ずと言っていいほど蕾を付けているもので、茎の間引き=蕾の伐採になってしまうが、何とか蕾が確認できない茎を探し出して、2本間引くことにした。
いずれも立派に成長した茎で、かなり太くてしっかりしたものだが、蕾は確認できなかったので、伐採した。
ラテンドールの茎の間引きは、前回が1本、今回が2本の通算3本。残った茎は14本となった。この14本の茎にたくさんの蕾が付いていて、それは日増しにハッキリしてくる。


ラテンドールを手前に南側の「シャクヤク畑」の全体の状況はこんな感じとなっている。

スポンサーリンク
「かぐや姫」は遂に蕾が顔を出した
前回のレポートで黄金に輝く神々しいかぐや姫の新芽の姿を見てもらったが、あれから1週間が経過して、頭の膨らみはすっかり葉っぱとして広がり、中からかわいい蕾がシッカリと顔を出してきた。
まるでミニキャベツのような少しいびつな形だが、2本の茎のそれぞれにこのキャベツ蕾が付いていて、これからが楽しみだ。



スポンサーリンク
「サラベルナール」の芽が伸びる
「サラベルナール」の発芽は非常に早かった(1月末)のに、その後は一向に成長せず、このまま枯れてしまうのではないかと心配したものだ。
それでも3月に入って少しずつ成長を続け、前回は2つだけしかないと思っていた新芽が、気が付けば6個にもなっていたというサプライズ。これは嬉しい誤算だった。
去年、サラベルナールは2年目だったのに、何故か1輪も咲いてくれなかったのである。本当に残念でならなかった。
今年はどうしてもサラベルナールの花を見てみたい。新芽が6個もある。何とか咲いてほしいと祈るばかりである。
1本はかなり茎も伸びてきて、この頭の膨らみの中から蕾が顔を出すことを楽しみにしている。


スポンサーリンク
「アレックスフレミング」の芽が伸びる
「アレックスフレミング」も、サラベルナール同様に1月末には発芽していたのだが、何故か成長が遅くてヤキモキさせられた。
新芽は2つだけだが、いい感じで成長し始めて、現時点ではこんな状況だ。昨年1年目にして半分咲きとなったアレックスフレミング。今年は満開の花を見届けたい。


「モーボクエン」の芽も伸びる
「モーボクエン」の発芽は非常に遅かった。もう発芽しないのかと諦めていた矢先にようやく発芽してくれたのだが、よく観察すると、今年は4つの新芽を確認することができる。
非常に楽しみだ。
去年は1輪、非常に美しい花を咲かせてくれた。今年はそれ以上のものを期待してしまう。

スポンサーリンク
「夕映」(南側)が凄い勢いで猛追
南側の「夕映」は何故か新芽の数が毎年非常に少ない。去年は3本新芽がありながら、蕾は一つしかなく、他の新芽は伐採してしまった残念な記憶が残っている。
結局1輪しか咲いてくれなかったのだが、その1輪が実に立派な大輪で、周囲を圧倒していたことも忘れられない。その花のドライフラワーが、今でも我が家のリビングを美しく飾っている。
今年は2輪以上、しかも大輪という離れ業を実現してほしい。さて、どうなるだろうか。
隣りの「かぐや姫」を猛追する勢いで、逞しく成長を続けており、期待してしまう。


スポンサーリンク
玄関側(北側)の発芽の全体像
玄関側(北側)に植えられている5つの品種のうち、3つまでが昨秋植え付けたばかりの新しい品種であることは、冒頭でも書いたとおり。
その新しい3つの品種はじめ、最後まで発芽してこなかった「ソルベット」も遂に発芽し、3月末に、5つ全ての品種の発芽を確認した。
後は成長を見守るだけだ。

「楊貴妃」発芽のその後の状況
「楊貴妃」の黄緑色の新芽には本当に驚かされたが、その黄緑色の新芽はそのままの印象的な色のまま、少しずつ大きくなってきた。
この色は他のシャクヤクとは一線を画しており、本当に驚嘆させられる。
さすが黄花シャクヤクである。とにかくこのまま成長を続けてほしい。



スポンサーリンク
「火祭」の新芽が伸びる
「火祭」も確実に成長し、こんな姿になった。もう葉っぱを広げる直前である。この葉っぱの中に蕾があるのかどうか。
楽しみに観察を続けたい。

「波の華」に立派な蕾が
昨秋植え付けたばかりの新しい品種の「波の華」が、当初から早い成長を続けていたことはレポートの都度伝えてきたが、今回はハッキリと立派な蕾を確認することができた。
これは嬉しい。初年度の品種ではあるが、ここまで立派な蕾を付けてくれたのなら、このまま咲かせてみたい。


スポンサーリンク
「ソルベット」の発芽の状況
発芽が非常に遅かった「ソルベット」も、随分と賑わしくなってきた。新芽の数は前回の6個から更に3個加わって、現在9つある。
嬉しい。この9つの新芽が密集し過ぎているのが心配だが、これだけあればいくつかは咲いてくれるだろう。
何と言っても、昨年、「ソルベット」は1輪も咲いてくれなかったのである。一番最初から植え付けていたソルベットが昨年開花しなかったことは、ショックだった。
今年はその汚名を何としても晴らしてほしい。小振りながらも非常に美しい花なのである。


スポンサーリンク
北側の「夕映」も凄い勢い
北側の「夕映」の勢いが凄いことになってきた。例年、たくさんの大輪を咲かせてくれる夕映、今年も期待できそうだ。
楽しみでならない。


写真日記、次回に続く。一挙にフェイズの変わった姿に請う、ご期待。