植え付けたばかりの「かぐや姫」の苗が荒らされた!

前回のブログで紹介したばかりの待望の「かぐや姫」の植え付け。ちょうど1週間前の11月11日(土)の作業だった。

これが無事に終了して一安心、後は来年の2月か3月を待つばかりとなっていたのだが、思わぬ事態が発生。

正に緊急事態が起きてしまった!

本日(2023.11.18・土曜)、シャクヤク畑を観察したところ、思わぬ光景を目にしてビックリ仰天。思わず「ええっ!」と声を上げてしまった。

ちょうど1週間前に植え付け、腐葉土で覆った「かぐや姫」の部分が激しく荒らされていて、被せてあった腐葉土はあっちこっちに散乱しており、土も大きくえぐられていた

「一体何が起きたんだろう!?」と動揺するが、これはどう考えても近くの野良ネコに荒らされたに違いないと確信を持った。何故か、先日植え付けたばかりの「かぐや姫」の部分だけが、荒らされていた。

非常に焦った。そしてよく見ると、更に大変なことが起きていた!

ネコにやられたと思われる荒らされた「かぐや姫」の植え付け場所①
分かるだろうか?あの広々とした「かぐや姫」の植え付け場所から腐葉土が散乱し、かぐや姫のネームプレートも埋もれてしまっている。
ネコにやられたと思われる荒らされた「かぐや姫」の植え付け場所②
荒らされた部分にカメラを寄せるが、分かりにくい。真上からではなく、横から撮影するべきだったと反省するも、遅かった。

「かぐや姫」の新芽がむき出しに!

何とあの「かぐや姫」の新芽の一つが地表にむき出しになっていた

前回、詳しく紹介したように購入した「かぐや姫」の苗に付いていた新芽は、植え付ける土地の深くに埋めて、その芽の上に約5センチ程の土を被せてある。加えて、更にその土の上に腐葉土を敷き詰めていた。

今回はその一番上にある腐葉土はあっちこっちに散乱してしまっていて、更に土が掘り起こされて地中に埋め込んだ大切な芽が、むき出しになっていたのである。

むき出しにされた「かぐや姫」の新芽
こんな風に「かぐや姫」の赤い新芽が一つむき出しになっていた。

 

こんなことをするのはこの辺りを徘徊している野良ネコしかいない。

間違いなくそのネコがこのシャクヤク畑、しかも一番広々としていて、最近土地を耕して柔らかくなっている「かぐや姫の」植え付け部分にオシッコかウンチをして、その後、ネコ独特の習慣で周囲の土を使ってオシッコやウンチを覆ったとしか考えられない。

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庭を徘徊する困った野良ネコの存在

我が家の周辺に近所の家を自由に出入りを繰り返す困った野良ネコがいる。どうも1匹だけでもなさそうで、数匹いるようだが、我が家にもしょっちゅうやってくる。あっちこっちを我が物顔で徘徊する困ったネコなのである。

庭を自由に出入りするだけなら別に構わないのだが、困ったことは、この野良ネコたちが庭でウンチをすることだ。これを定期的にやられる。

ネコのウンチは臭いもきつく、片付けるのに苦労して、嫌な思いをさせられる

その野良ネコ対策が、我が家の重大な課題となっているのだ。我が家だけではなく、この近所の一軒家の共通の悩み事。

ネコが嫌うという「酢」を撒いたり、狙われそうなところにはネコ避けのトゲが出たシートを設置したりしているが、それでもネコの方が上手で、やられてしまうことが多い。

本当に厄介な困ったネコなのである。

今回の「かぐや姫」の苗荒らしも、そのネコがやったことに間違いない。それ以外には考えられない。

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むき出しにされたかぐや姫の芽はどうなった

今回ネコに荒らされた「かぐや姫」の地中に埋められた苗だが、見事に地中に埋められた芽がむき出しにされてしまったのだが、パッとみたところ、芽そのものはちゃんと目視できたので、そのまま残っているように見えたのだが・・・。

実は、直後に出かける用事を抱えていて、荒らされたままの状態で出かけなければならなかった。出かけた先でも、心配で心配でたまらない。気もそぞろで、予定を変更して、大急ぎで家に戻った。

直ぐに作業開始。

先ずは、現状確認からだ。

むき出しとなった芽をしっかり確認

先日植え付けた「かぐや姫」の苗には、新芽が2つ付いていたことは詳細に報告したとおりである。

パッと見ると、土が掘り起こされていて、そこから赤い芽が一つむき出しになっている。2つあった芽のうちの一つがむき出しになっているわけだ。

そのむき出しとなった芽に近づいて、状態を確認。じっと観察する。

芽はギリギリ無傷だった

助かった。土を剥され地表にむき出しになっているものの、その芽は全く無傷であることが確認できた。本当にホッとした。

むき出しにされた「かぐや姫」の新芽のアップ写真
むき出しにされた「かぐや姫」の新芽にズームアップする。無傷なのが分かる。

 

もう一つの芽はどうなっているんだろうか?ネコが勢い良く土をほじった際に、その芽が潰されてしまった可能性もある。とにかく僕の目の前には、芽は一つしか目視できない

もう一つの芽はどうなったのか?

心配でならない。柔らかい箒を使って、周囲の土を少しづつ除けていく。細心の注意を払ってそっと土を除けていく。

すると、出てきた。赤い芽が現れた。こちらはまだ地中に隠れていたのである。ホッとした。

箒で土をぬぐって地中から出てきたもう一つの新芽の写真
箒で土をぬぐうと、地中からもう一つの新芽が無事に顔を出した。
箒で土をぬぐって地中から出てきたもう一つの新芽のズームアップ写真
ズームアップして二つの新芽に近づくと、二つとも無事であることが確認できた。

 

こうして先日植え付けたばかりの「かぐや姫」の二つの新芽は、畑は荒らされたものの無事であることが確認された。

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どういう事態が起きたのか推測してみる

改めて周辺の腐葉土が散乱されている部分をスコップで掘り起こしてみる。

ネコのウンチが心配だった。幸いどこからもウンチらしきものは出てこなかった。どうやら今回の野良ネコは、「かぐや姫」が植えられたばかりの柔らかいシャクヤク畑でオシッコをして、その後、周囲の土地をほじって、そのオシッコに土を被せたんだろうと推測するしかなかった。

柔らかな布団の上でやらかしてくれたようなものだ。腹が立つ。

ネコの変な習慣である。土が非常に柔らかいこともあって、一番上の腐葉土はもちろん、下の土もほじられ、奇しくもちょうど、「かぐや姫」の新芽の部分まで土が掘られたものと思われる。

もっと勢い良く土を掘り起こされたら、そのむき出しになった新芽が、ネコの手でむしり取られてしまったかもしれない

そういう意味ではギリギリのところでセーフ。不幸中の幸いだった。

そしてもう一つの芽は、まだ地中に温存されていた。

いつ荒らされたのかはハッキリしない

「かぐや姫」の苗を植え付けたのは、ちょうど1週間前の11月11日(土)のことだった。その植え付け場所がすっかり荒らされたのを発見したのは、本日11月18日(土)。この間、1週間しかない。

そのⅠ週間の間のいつ、荒らされてしまったのか?そのネコの犯行時期を特定することはできない

たまたま休日ということで僕が発見したのが今日というだけで、もしかしたら植え付けた翌日に荒らされてしまったのかもしれない。

専業主婦の女房はシャクヤクの苗に興味など全くないので、あの「かぐや姫」が荒らされたなんてことには、全く気がついていなかった。

果たしていつ荒らされたのか?もしかしたら新芽が1週間近くあんな風にむき出しになっていたのかもしれない、と想像するだけで胸が痛くなる。

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もう一度土を被せ、整える

こうして間一髪のところで最悪の事態を免れた「かぐや姫」

後はもう一度、あらためて地中で待機してもらうことになる。周囲の土を良く混ぜ合わせて、2つの新芽に再び被せてやった。そして更にその上に、腐葉土をたっぷりと敷き詰めた。

あらためて土を被せた後の写真①
また地中に埋めてやった、というよりもむき出しになった芽に土を被せた。
あらためて土を被せた後の写真②
何とか元に戻すことができた。

 

その腐葉土を敷き詰めた様子がこれだ。

あらためて腐葉土もたっぷりと施した写真
あらためて腐葉土もたっぷりと施した。
今回あらためて腐葉土を施した「かぐや姫」とその上に植えてある「サラベルナール」の写真
「かぐや姫」に新しく腐葉土を敷き詰めたが、その上にある「サラベルナール」にも影響があったため、こちらにも被せた。
荒らされる後と修復した後とのビフォーアフター写真
何とか元に戻すことができた。

 

こうして何とか元通りに戻すことができた。

想定外のトンだ災難だった。

当然のことながら、どうしても再発を防止しなければならない。野良ネコのやりたい放題には、二度とさせないと固く決心する。

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ネコ避けのシートを被せて再発防止

ネコの侵入防止アイテムの定番は、トゲの付いたシート。庭中に敷くわけにはいかないが、どうしてもここだけは困るという場所にはこれを置くしかない。トゲが付いているので、さすがにネコはこの上だけは歩けない。

このトゲ付きシートは、我が家の庭のあっちこっちに置いてある。

トゲの付いたシートの写真
これがネコ避け用のトゲの付いたシート。

 

そこで、腐葉土を敷き詰めた部分に、このトゲ付きシートを置くことにした。見栄えが悪くて、あまり好きではないが背に腹は代えられない。これで凌ぐしかない。

こんな感じになる。

トゲ付きシートを「かぐや姫」の上にしっかりと置いた写真①
ネコ対策としてトゲ付きシートを「かぐや姫」の上にしっかりと置いた。
トゲ付きシートを「かぐや姫」においた後の周囲の俯瞰写真
「かぐや姫」の部分だけが妙に仰々しくなってしまった。

 

「かぐや姫」の部分だけではなく、全てのシャクヤクの上に置いてやることにした。

シャクヤク畑の全体が、このトゲ付きシートで覆われてしまった。何だかやり切れないが、これもシャクヤクを守るため、やむを得ない。

 

全てのシャクヤクの苗にトゲ付きシートを置いた写真
結局、全てのシャクヤクの苗にトゲ付きシートを置くことにした。

 

こうして緊急事態への対応が終了した。ホッとしながら、またあらためて来春を待つことになる。

 

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