目 次
今年の「かぐや姫」はどうだった?
今年の「かぐや姫」には非常に期待していた。
何といっても立派な蕾が4つも付いてくれて、それぞれ順調に成長してくれていたからだ。茎の様子も力強く、今年こそ本領発揮というか、シャクヤク「かぐや姫」の真価を示してくれるに違いないと信じるに十分だった。
だが、その期待が叶うことはなかった。
今年の「かぐや姫」もあまりパッとしなかったのだ。
僕が「かぐや姫」に期待していること
僕が特別の思いを持って「かぐや姫」に期待していることは2点ある。
1.あの日、御茶ノ水の小さな花屋さんで見た、あの目を疑う巨大な蕾と花の姿。あれを我が家でも育てたい。
2.花の巨大さに加えて、薄くて淡いピンク色の清楚な美しさ。
つまり、僕が期待している「かぐや姫」は、とにかく他を圧倒する花の大きさと、それが花の色としては淡いピンク色でなければならない。
2つとも今年も実現しなかった
育て始めて、もう今年で3年目となる。植え付けてから直ぐにその品種の本領を発揮することはシャクヤクでは稀だ。ちゃんと真価を表すには2~3年はかかる。
今年3年目となる「かぐや姫」は、本格的な「かぐや姫」本来の姿を現すにはもう数年かかるかもしれないが、もうそろそろその片鱗を示してくれなければならない。
あの巨大な花になるにはもう少し年数がかかるにしても、今年あたりはやっぱりこれは大きいな、確かに他の品種とは異次元の超大輪の片鱗を示すものでなければならない。
それが全くの期待外れ。開花した花の大きさは、他の品種と何ら変わるものではない。「ラテンドール」や「春の粧」、「夕映」の花の方が大きい。それでは大切に育ている意味がない。
しかも色も今年も純白だった。白いシャクヤクだ。かすかにピンクかかっているが、これが今後、あの淡いピンクに変色するとは思えない。
白いシャクヤクには興味がない
僕は白いシャクヤクにはあまり興味がない。理由は明確だ。
白いシャクヤクが嫌いなわけではもちろんないのだ。純白のシャクヤクは本当に美しいものだ。僕が白いシャクヤクに興味を持っていない理由はハッキリしている。
何といってもあの「ラテンドール」があるせいだ。あの我が家の全シャクヤクの中でも最も元気が良くて、例年立派な花をたくさん咲かせてくれる「ラテンドール」があれば、他に白いシャクヤクは必要ない。
しかもその「ラテンドール」、僕が大のお気に入りということもあって、我が家には3つも植えられている。
それに加えて、今年「氷点」という「ラテンドール」と瓜二つと言われている品種を植え付けたばかりだ。今年は結局咲いてくれなかった「波の華」という絶品の白いシャクヤクもある。
結局「ラテンドール」3株、ラテンドールそっくりの「氷点」、更に「波の華」と白系が5株もある。
ドライフラワーにできないこと
シャクヤクを開花後にドライフラワーにすることにも大変な興味を持っている僕は、過去の経験から白系のシャクヤクは絶対にドライフラワーにはしないと固い決心をしている。
お気に入りの「ラテンドール」を何回も立派なドライフラワーにしたが、最初のうちはいいのだが、時間の経過と共に、茶色に変色してくることはどうしても避けようがない。
純白なシャクヤクが茶色になることが一番耐え難いので、僕は二度と白系のシャクヤクはドライフラワーにしないと固く決心して、今日に至っている。
ということは、白いシャクヤクには楽しみの半分がないことを意味する。
だから、僕はもう白いシャクヤクには興味はなく、育てる気もない。他の色のシャクヤクを育てる方がよっぽどましだ。
今年の「かぐや姫」を見てほしい
これが今年咲いてくれた「かぐや姫」だ。
ただ白いだけの非常に中途半端な花と言うしかない。
庭に咲いているときは最悪だった。満足に開花してくれない。切り花にして花瓶に挿したら、少しは立派な花になってくれた。






花壇での姿はこちら
こちらが花壇で開花したときの姿。なんだかスッキリしない嫌な開花姿だった。



正直に言って、少しも美しいとは思えないのである。本当に失望させられた。「かぐや姫」は我がシャクヤク花壇の最もいい場所に植えられている。
こんな花を見るために、あのいい場所、言ってみれば特等席を用意したわけではない。
動画でも見ていただく
「かぐや姫」を動画でも見てもらおう。
4本の動画があるが、古いもの、つまり開花目前、開花、切り花という時系列に沿って順番に見ていただくのが一番分かりやすいと思うので、そのように並べさせていただく。
思い切って処分する決断をした
特等席で大切に育て上げてきた品種だったが、今後も本来の「かぐや姫」の姿を見せてくれることはないだろうと、思い切って処分させてもらうことにした。
僕にはそう何年も時間的に余裕がないのある。もっと別の品種を植え付けたい、できれば「アレックスフレミング」をここに植え付けたいと切に願っている。
ということで、思い切って処分。引き抜いた。



