【本】の紹介 ゴルバチョフ「変わりゆく世界の中で」~本書を読んでいる真最中に届いた訃報に絶句。今こそ心して読みたい全人類の必読書 2022年9月29日 ゴルバチョフのことは、大好きだった あのミハイル・ゴルバチョフのことが昔から大好きだった。今、ロシアのプーチンがウクライナに理不尽な侵略戦争を行っている真っ最中で、世界中がロシアとウクライナの動向にくぎ付けとなっている。 このブログの中でも、何度もこのロシアによるウクライナへの侵略戦争のことに触れてきたが、それは今日、... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 森岡毅「苦しかったときの話をしようか」~社会人になる娘のために書いた「働くことの本質」。あらゆる若い社会人にとって感動の名著に! 2022年9月27日 この森岡毅も非常に感動的だった 引き続き森岡毅の本を読んだ。著者にとっては5冊目となる本、僕にとっては通算4冊目の森岡毅の作品となる。 それが今回紹介させてもらう『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きとめた「働くことの本質」』である。 本当に長いタイトル!これだけは何とかなりませんか、森岡... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 森岡毅『マーケティングとは「組織革命」である。』~森岡の組織論と社内マーケ術に脱帽!ヒトと組織の本質が明らかになる必読書! 2022年9月27日 森岡毅にまたまた脱帽させられた 森岡毅の本は今までに2冊読んだが、そのいずれも本当にめちゃめちゃ面白く、役に立つことばかりで、僕はすっかり森岡毅に首ったけになってしまった。 既に読んだ2冊は、森岡毅が最初に書いた2冊の本である。 『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』と 『USJを劇的に変えた、たっ... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 小熊英二「生きて帰ってきた男ーある日本兵の戦争と戦後」~シベリア抑留者の軌跡から浮かび上がる戦中・戦後の日本の歩み。冷静に実父の人生を見つめた渾身の感動作! 2022年9月26日 超多忙な中で、4冊の本を読み切った9月 今月(2022年9月)、僕は公私共に非常に多忙な日々を送っていたのだが、そんな中で寸暇を惜しんで4冊の本を読み切った。何とか今月中にこれら4冊のことをブログ記事にまとめ、紹介したいと思っている。読み切った順番通りに紹介していきたい。 先ずは、先日「社会を変えるには」を紹介したばか... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「MW(ムウ)」:衝撃の戦慄作、遂に登場!「奇子」を凌駕する手塚治虫最大の問題作にして黒手塚の頂点〜手塚治虫を語り尽くす⑲ 2022年9月10日 手塚治虫の前代未聞の問題作 今まで手塚治虫の隠れた名作や問題作、特に黒手塚あるいは手塚ノワールと呼ばれる人間の負の部分を徹底的に暴くダークで残酷、暗くて救いのない作品を中心に紹介してきたが、今回はその頂点、究極の黒手塚作品を紹介させてもらう。 満を持しての登場である。 それが「MW」だ。MWと書いて「ムウ」と読む。 こ... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 小熊英二「社会を変えるには」~読み応え十分な名著。深い感銘を受け、一気に小熊英二に開眼する! 2022年8月31日 「社会を変えるには」に深く感銘を受ける 小熊英二のことは以前からずっと気になっていた。大きな書店に行くと、小熊英二のやたらと分厚い、それでいて少し地味なハードカバーが陣取っているのがいつも気になるのである。何と言っても目を引くのは、「1968」という上下2巻の分厚い本。正確に記すと「1968【上】」「1968【下】」の... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 モンテヴェルディの最高傑作「ポッペアの戴冠」〜ガーディナーによる期待の最新映像の出来栄えは如何に? 2022年8月24日 「ポッペアの戴冠」のことは書き尽くしたが 前回の記事で、僕が愛して止まないモンテヴェルディの最高傑作「ポッペアの戴冠」のことは書き尽くした。文字数にして1万字を超えている。 モンテヴェルディと「ポッペアの戴冠」について知りたい、内容を確認したいという方は、前回の記事「 モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」~75歳のモンテ... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」~75歳のモンテヴェルディが作曲した最強・最高のオペラに震撼!~アーノンクール=ポネルの超名盤が格安にて再発売! 2022年8月21日 格安にて再発売された「ポッペアの戴冠」に震撼させられる 今回はモンテヴェルディ最晩年の大傑作「ポッペアの戴冠」だ。 これはすごい。すご過ぎる。空いた口が塞がらなくなる衝撃だ。聴いて、観て、思わず心が震撼させられてしまう。 何と言ってもモンテヴェルディが作曲したこのオペラそのものが信じられない程すごい作品。そしてこれを演... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 モンテヴェルディ「オルフェオ」~モンテヴェルディの天才躍如!音楽史上最初のオペラが今でも輝き続ける奇跡【2022年8月最新改訂版】 2022年8月17日 オペラのあらゆる要素、可能性を内包 引き続きモンテヴェルディを取り上げる。今回はオペラだ。 モンテヴェルディがルネサンスからバロックへという音楽史上未曽有の大変革期を、自らの力で切り開くとともに頂点にまで導いた空前の天才だということは、前回書いたとおりだが、モンテヴェルディの作品に接すれば接するほど、その途方もない大き... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 モンテヴェルディ「オルフェオ」日本語字幕付きの国内盤DVD 格安で待望の再発売!アーノンクール=ポネルによる最高の名盤を見逃すな! 2022年8月15日 モンテヴェルディ最高の名盤DVDが日本語字幕付きで格安にて再発売 嬉しいニュースが飛び込んできた。以前、このブログで強く大絶賛したものの入手不可能となっていたモンテヴェルディのオペラ「オルフェオ」の超名盤のDVDが、今月10日(2022.8.10)に再発売されたのである。こんな朗報は滅多にないこと。思わず狂喜している。... 熱々たけちゃん
【映画】の紹介 「ウエスト・サイド・ストーリー」映画史上屈指の名作をリメイクしたスピルバーグの剛腕に度肝を抜かれる!これはすごい!~いま観るべき熱々映画 2022年8月14日 映画史上屈指の名作のリメイクに挑んだスピルバーグの心意気 「ウエスト・サイド物語」の映画史における評価は相当なものだ。1961年にロバート・ワイズ監督(ジェローム・ロビンズとの共同監督)で作られたミュージカル映画の超傑作。古今東西の映画史上のベストテンにおいても必ず有力候補として挙がってくる稀有の名作だ。 僕はそのスト... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「るんは風の中」(タイガーブックスより):高校生の爽やかな恋を描く極上の名作短編~手塚治虫を語り尽くす⑱ 2022年8月12日 本来の手塚治虫らしい心温まる良心作 手塚治虫の紹介シリーズ「手塚治虫を語り尽くす」では、大人や青年を対象としたいわゆる黒手塚=手塚ノワール作品が中心となっており、このところも「ボンバ!」「アラバスター」そして前回の「ガラスの城の記録」と全く救いようのない暗く、残酷な暴力に満ち溢れた作品を集中的に取り上げてきた。これぞ黒... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「ガラスの城の記録」:激しいアクションに彩られた未完に終わった黒手塚の超問題作〜手塚治虫を語り尽くす⑰ 2022年8月9日 未完で終わった黒手塚の超問題作 黒手塚こと手塚ノワール作品をズッと取り上げてきているが、今回紹介する「ガラスの城の記録」は、一連の黒手塚作品の中でも、特に異色な問題作だ。 何と言ってもこの作品は未完で終わっている。手塚治虫の作品には何本かの未完作品がある。 それらの多くは、手塚治虫が常に多くの連載を抱えながら、60歳で... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 マーラーの全交響曲を斬る!~マーラーの全ての交響曲への辛口コメント集~クラシック音楽を斬る① 2022年7月31日 僕が好きなマーラーの交響曲 マーラーの全ての交響曲(大地の歌を除く)に対する特集の第2弾である。 僕は自分の趣味に合わないと言いながらも、それなりにマーラーの音楽は聴いてきた。合唱団のメンバーとして世界的な指揮者とオーケストラの舞台でオンステした貴重な体験もある。 大好きでたまらない曲もいくつかあるので、先ずはそこか... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 1枚のブルーレイで味わい尽くすマーラーの全交響曲という大宇宙~マーラー交響曲全集:クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団 2022年7月31日 ブルーレイオーディオ1枚でマーラーの全交響曲を聴い込む 前回、ブルーレイオーディオという新しいフォーマットがいかに凄いディスクなのかを縷々書かせてもらった。ケンプによるベートーヴェンのピアノソナタ全32曲がたった1枚のブルーレイオーディオに収まってしまうという記事だった。 その記事の中でも触れたが、今、僕の手元にある全... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 スナイダー「暴政」~気鋭の歴史学者による現代人必読の警告書。しっかりと頭と胸に刻み込みたい至言の数々! 2022年7月23日 「ブラッドランド」のT・スナイダーが緊急発刊した警告書 先日紹介した衝撃の「ブラッドランド」の著者ティモシー・スナイダーによる緊急発刊の警告書が本書「暴政」だ。本文わずか124ページの薄い新書だが、非常に内容の濃い重要な1冊である。 「ブラッドランド」は上下2巻を合わせると750ページを超える大著で、その目を覆いたくな... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 1枚のディスクにピアノソナタ全32曲が収まってしまうブルーレイオーディオに驚嘆!~ベートーヴェンのピアノソナタ全集:ケンプの名盤を堪能する 2022年7月20日 ブルーレイオーディオに開眼する 遅ればせながら僕は最近、ブルーレイオーディオというフォーマットを知って、ビックリ仰天。以来、すっかりはまっている。 最近、セットもののクラシック音楽のCDを購入すると、CDとは別に、ブルーレイオーディオというものが付録のように付いてくることがたまにある。 ブルーレイそのものについては、良... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「アラバスター」:ルッキズムへの徹底した復讐を描く少年誌連載の衝撃の黒手塚作品~手塚治虫を語り尽くす⑯ 2022年7月18日 少年誌に連載されたとんでもない黒手塚作品 久々の手塚治虫作品の紹介となる。今回は連載16回目だが、まだまだ紹介したい手塚作品は山のようにあって、実は一番取り上げたい「手塚治虫最大の問題作」はまだ大切に残してある(笑)。それをどのタイミングで取り上げるか悩んでいるが、今後もあまり知られていない手塚治虫の隠れた傑作を少しず... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 「ブラッドランド(上下)ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実」ヒトラーとスターリンはウクライナ・ポーランドでどれだけ民間人を殺戮したのか?〜衝撃の歴史書 2022年7月15日 まだまだ続くウクライナへの激しい攻撃 ロシアによるウクライナへの侵略戦争が始まってから、いつの間にか5カ月近く経過した。 圧倒的な軍事力を誇るロシアが瞬く間にウクライナを制圧し、憤懣やるかたなきも、そうなるに違いないと半ば諦めていたのだが、ウクライナ兵の激しい抵抗と欧米各国の軍事支援もあって、ウクライナが想定外の頑張り... 熱々たけちゃん
【病気と怪我】について 被せた歯の詰め物が取れたら普通どうなる?感激の体験!!知ってるようで知らない歯の治療~いい歯科医の見分け方 2022年7月2日 極めて良心的な歯の治療を体験 歯の治療のことは知っているようで、良く知らない。分かっているようで、本当に良く分からないものだ。 誰だって、幾度となく歯医者には通い、時には恐怖に怯えながら治療を受け、歯科医の治療をそのまま受け入れて、内心では不安と不満を感じながらも、「まあ、こんなもんかな」と勝手に折り合いを受けて、長い... 熱々たけちゃん