【病院経営】と【病院マネジメント】 病院の経営改善への取組ロードマップ⑤ 医業費用縮小(出の抑制)【後編】 病院存続のための処方箋 2026年5月17日 医業費用縮小【前編】からの続き 「無減代」の導入 人件費削減の方策の中で、諸手当の見直し、削減は有効な手段となりうる。病院内にはびこっている○○手当の見直しは真剣に取り組むに値する。 もう一つは超過勤務手当の縮減である。これが一番現実的で、効果も大きい。超過勤務、残業を減らす、やらない。医師の働き方改革も導入された中で... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 病院の経営改善への取組ロードマップ④ 医業費用縮小(出の抑制)【前編】 病院存続のための処方箋 2026年5月17日 医業費用の中身は 次は「出の抑制」として、「医業費用」の縮小策を考える。 医業費用は基本的に大きく以下のように分類される。 医業費用の内訳 1.給与費 2.材料費 ①薬品費 ②診療材料費 3.経費 ①光熱水費 ②委託費 等 これらは「出の抑制」として縮小していかなければならないが、医業収益の拡大を優先させるべき... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 病院の経営改善への取組ロードマップ③ 医業収益拡大(入りの増加)【後編】 病院存続のための処方箋 2026年5月16日 医業収益拡大【中編】からの続き 「定義副傷病名」を見落とすな DPCにおける「定義副傷病名」は極めて重要な概念で、「定義副傷病名」に該当することによって、診療報酬点数および入院期間の日数設定が大きく延長することになるわけで、これを見落とすか否かで、医業収益は大きく変わってくる。 この「定義副傷病名」は、DPC導入病院に... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 病院の経営改善への取組ロードマップ② 医業収益拡大(入りの増加)【中編】 病院存続のための処方箋 2026年5月16日 医業収益拡大【前編】からの続き 2.救急患者について 救急患者の取り扱い。実はこれが鍵を握っている。多くの病院が二次救急を受け持っていると思うが、その実態を冷静に分析することを怠らないようにしてほしい。 要は「救急の受け入れ、断っていませんか?」ということだ。 基本的には「救急は全て受ける」。これを大原則にしなければな... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 病院の経営改善への取組ロードマップ① 医業収益拡大(入りの増加)【前編】 病院存続のための処方箋 2026年5月16日 病院の経営改善を真剣に考えて見る 私は医療業界に40年以上身を置いて、全国に60病院以上あった旧社会保険病院の本部での勤務に加えて、全国様々な病院の現場に勤務し、そのうち25年以上に渡って6つの病院の事務長(事務部長・事務局長、以下「事務長職」と呼ぶ)を務めてきた。 様々な病院での事務長職の経験から 規模の大小、地方型... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 「師長」を生かすも殺すも看護部長次第。看護部長はどうあるべきか?~看護師の覚醒が病院を救う⑦【病院存続のための処方箋】 2026年5月10日 改めて「輝ける師長」とは 色々と検討してきたが、ここで「輝ける師長」の条件を改めて総括してみたい。 輝ける=本人の能力とスキルが遺憾なく発揮され、本人のモチベーションが満たされている状態だと考える。 頑張っている師長が、頑張っている人材として上から正しく評価されることが絶対条件となってくる。 やっていること、取り組んで... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 悩み深き看護師長。どっちを向いて仕事をするのか?あるべき姿とは?~看護師の覚醒が病院を救う⑥【病院存続のための処方箋】 2026年5月10日 師長を巡る2つの課題と問題点 看護師長の問題に関しては、今までみてきたように師長になろうとする看護師が減ってきているという「師長になるまでの課題と問題点」と、師長とはどんな役割を担うべきなのかという「師長になってからの課題と問題点」の2つの側面がある。 ここからは後者の問題。ズバリ師長になってからの課題と問題点について... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 「師長」のなり手がない現状をどう打破するのか【後編・対策】~看護師の覚醒が病院を救う⑤【病院存続のための処方箋】 2026年5月10日 【前編・現状分析】からの続き どうしたら師長を志してもらえるのか? ただでさえ、病院経営が困難を極めている中にあって、師長になりたくない看護師が増えてきて、その経営難に拍車をかける。いよいよ追い込まれる病院。 師長のなり手が減ってくることは、深刻かつ重大な問題だ。 その対策は難しく、簡単に答えは出せないが、【前編・現状... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 「師長」のなり手がない現状をどう打破するのか【前編・現状分析】~看護師の覚醒が病院を救う④【病院存続のための処方箋】 2026年5月10日 師長が輝いているための最低限の条件 先ずはなりたくてなったということが重要。最近の医療界では、看護師長のなりてがないということがまことしやかに話題となりつつある。いくらなんでもそんなことはないだろうと思うのは、病院という職場の実態を知らない人のせりふである。 それくらい今の医療界では病院の看護師長のなり手がいないことが... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 「看護師長」に不可欠な「無減代」の発想と実践【後編】~看護師の覚醒が病院を救う③【病院存続のための処方箋】 2026年4月30日 【前編】からの続き 「生産性と効率性」の向上・・経営改善の要 このような病院の経営難の時代にあって重要な発想は「生産性」と「効率性」の向上だ。 特に病院のそれぞれの現場で、我々ができる病院存続のためのキーポイントは、日々の業務推進の中で、「生産性と効率性の向上」を目指すことに尽きると僕は考えている。 【前編】で掲げたB... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 病院経営の要となる「師長」の役割と具体的取り組み【前編】~看護師の覚醒が病院を救う②【病院存続のための処方箋】 2026年4月30日 経営改善のためになぜ看護師長が重要なのか? 看護師が覚醒すれば病院は変わる、変えられる。そして救うこともできる。 だとしたら、看護師長の役割の大きさはあらためて言うまでもないだろう。多数のナースを取りまとめ、指導する立場の看護師長の役割はとてつもなく大きい。 僕は若い一看護師にも経営を意識することを求めてきた。いわんや... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 この経営難の時代、看護師の覚醒が病院を救う~看護師の覚醒が病院を救う①【病院存続のための処方箋】 2026年4月30日 「師長」の役割について考える 今回は病院の「師長」について考えてみたい。そもそもどうして「今、看護師長なのか」という問題がある。 これには大きく2つの観点から考えてみたい。一つは、病院の職員の約半数以上を占める看護師の中核的な存在である看護師長の役割は色々な意味で非常に重要なのだが、その肝心要の師長がちょっと嫌われ始め... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 大赤字なのにボーナス満額支給でどうする!?~【病院再建への処方箋】自治体病院の病巣を斬る!⑳ 2026年2月22日 経営改善が進まない最大にして抜本的な要因 いよいよ某自治体病院の最大の問題点と課題について書くことにします。この問題は某自治体病院だけの問題ではなく、全国の多くの自治体病院においても全く同じ状況になっている可能性が高いと考えています。 これが自治体病院の最大の病巣だと確信しています。 ボーナスが業績連動していない 某自... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 自治体病院独自の「調定額」では毎月の経営実態が把握できない!?【病院再生への処方箋】自治体病院の病巣を斬る!⑲ 2026年2月22日 「調定額」を話題にしたが この「自治体病院の病巣を斬る!」シリーズの第5回(⑤)で、月次決算の報告を某自治体病院に取り入れた経緯を詳しく報告させてもらいました。 某病院では毎月の医業収益を「調定額」で計上しており、それでは毎月の病院の実力を正確に把握できないため、当該月に病院が稼いだ(こういう表現をかなりの医師が毛嫌い... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 赤字を「赤字」と呼ぶな!という幹部に自治体病院の本質を見た【病院再建への処方箋】自治体病院の病巣を斬る!⑱ 2026年2月22日 幹部が巨額な赤字を「赤字」と呼ぶなと叱責 自治体病院のことを語るに当たっては、どうしてもその経営のことを取り上げないわけにはいきません。これをこの一連の「自治体病院の病巣を斬る!」シリーズで、真っ先に書かなければいけないテーマだった、と少し反省しているところです。 私がお世話になった某自治体病院は私の入職時に既に多額の... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 病院の事務長職はどうあるべきか。事務長職のあるべき姿を探る<後編>【病院再生への処方箋】自治体病院の病巣を斬る!⑰ 2026年1月29日 <前編>⑯からの続きです。 ④調整力 説得力と交渉力、ネゴシエーションと重なる部分もありますが、病院という組織と職場では、説得力、交渉力以上に重要で不可欠なスキルとなるのは、この調整力かもしれません。 シリーズ⑮番の記事と一部が重複しますが、 事務長職の最も時間とエネルギーを費やす業務は病院内の各種問題の調整役と問題解... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 病院の事務長職はどうあるべきか。事務長職のあるべき姿を探る<前編>【病院再生への処方箋】自治体病院の病巣を斬る!⑯ 2026年1月29日 事務長とは一体どういう人? 「病院再生への処方箋 自治体病院の病巣を斬る!」と称して、一気に15本を配信してきました。そのうちの11本は、大変な問題を抱えていた某自治体病院に「私が新たに導入した取り組み」についての紹介と解説でした。 私がその自治体病院で事務長職としての4年間、どんな取り組みに邁進してきたのかを縷々書き... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 某自治体病院のここが不十分だった【第11章】「無減代」推進~私が新たに導入した取り組み(11)【病院再生への処方箋】自治体病院の病巣を斬る!⑮ 2026年1月19日 【第10章】からの続きです。 某自治体病院ではなされていなくて、民間から事務長職として赴任した僕が新たに導入した取り組みの紹介と解説の第11弾です。 今回はいよいよ「無減代」の登場です。 解決策としての「無減代」の推進 私は某自治体病院に、全く新たな取り組みとして「無減代」活動という取り組みを導入しました。 「無減代」... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 某自治体病院のここが不十分だった【第10章】IT化の著しい遅れ~私が新たに導入した取り組み(10)【病院再生への処方箋】自治体病院の病巣を斬る!⑭ 2026年1月19日 【第9章】からの続きです。 某自治体病院ではなされていなくて、民間から事務長職として赴任した私が新たに導入した取り組みの紹介と解説の第10弾です。 今回も2つのテーマを取り上げていますが、根っこは同じ問題です。効率性と生産性が低いという困った問題です。 IT化の著しい遅れ IT化も著しく遅れていました。入職直後にこれに... 熱々たけちゃん
【病院経営】と【病院マネジメント】 某自治体病院のここが不十分だった【第9章】患者満足度調査~私が新たに導入した取り組み(9)【病院再生への処方箋】自治体病院の病巣を斬る!⑬ 2026年1月19日 【第8章】からの続きです。 某自治体病院ではなされていなくて、民間から事務長職として赴任した私が新たに導入した取り組みの紹介と解説の第9弾です。 今回は2つのテーマについて取り上げます。 「患者満足度調査」があまりにも不十分 「患者満足度調査」は病院経営にとって私が最も重要なものの一つとして位置付けているものです。 全... 熱々たけちゃん