【映画】の紹介 「最後の決闘裁判」83歳とは到底思えないリドリー・スコットのパワー全開の大傑作!~いま観るべき熱々映画 2022年6月29日 83歳になって快進撃を続けるリドリー・スコット このところのリドリー・スコット監督の快進撃が止まらない。今回紹介する「最後の決闘裁判」はリドリー・スコット83歳のメガホンだったが、久々にパワー全開の大傑作となったばかりか、その後にも「ハウス・オブ・グッチ」という超話題作を撮っており、驚くほど元気なのである。 いずれも1... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 森岡毅「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」〜森岡毅の凄さ全開!面白くって感動必至の非常に役に立つ本! 2022年6月26日 森岡毅の凄さを実感させてくれる最高の書 やっぱり森岡毅は凄い!ということをここまで実感させてくれる本はない。 前回取り上げた「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方 最高を引き寄せるマーケティング入門」ですっかり森岡毅の魅力にはまり、熱心なファンとなった僕が読んだ森岡毅の第2弾がこれだ。 実は、今回紹介する「USJの... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 思わぬ朗報に感激!「インディオの聖像」の共著者である佐々木芳郎カメラマンからお礼のメールが届く。その上、直々の電話まで。 2022年6月23日 佐々木芳郎カメラマンから感謝のメールが届く 全く信じられないことが起きた。先日(2022.6.16)配信したばかりの立花隆の「インディオの聖像」を紹介する僕のブログ記事を読んでくれた同書の共著者である佐々木芳郎さんーあのインディオの聖像を撮影したカメラマンにして、今回の立花隆の幻の本を出版してくれた方ーからご連絡をいた... 熱々たけちゃん
【映画】の紹介 「ボーン・アルティメイタム」ボーン・シリーズ第3弾(最終章)。何度観ても唸らせられる大傑作!~いま観るべき熱々映画 2022年6月21日 久々にボーン・シリーズ全3作を一挙に観た 改めてマット・デイモン主演のあの「ジェイソン・ボーン」シリーズ全3本を集中的に観て、大いに満喫させてもらった。もちろん過去にもう何度も観ているのだが、今回あるきっかけがあって、もう一度一挙にまとめて観てみたくなったのだ。 第1作「ボーン・アイデンティティー」 第2作「ボーン・ス... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 立花隆「インディオの聖像」〜新刊案内から30年。遂に出版された幻の名著に興奮収まらず!インディオ迫害の実態とそこから生まれた奇跡の聖像 2022年6月16日 新刊案内から待つこと30年。遂に出た! 昨年4月30日に亡くなった立花隆の熱烈なファンとしては、今回出版されたこの本「インディオの聖像」は、夢にまで見た幻の名著だったのである。 待たされること30年。ひたすら待ち続ける中で当の立花隆が昨年(2020年)亡くなってしまった。当然、著者が亡くなってしまった以上、永遠にこの本... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 森岡毅「USJを劇的に変えた、たった 1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」〜めちゃくちゃ面白くて役に立つ素晴らしい本!全てのビジネスマン必読の書! 2022年6月11日 感涙する程のすごいビジネス本(自己啓発書) 全く素晴らしい本で、夢中になって一気に読み終えた。久々の深い感動と満足感を味わっている。森岡毅(つよし)さんのマーケティングの本だ。かなり良く知られた「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」である。 これは素晴らしい本だった。僕は今まで... 熱々たけちゃん
【映画】の紹介 「ラストナイト・イン・ソーホー」ホラーをまとった驚嘆のタイムリープで見届ける二人の才女の受難と成長!~いま観るべき熱々映画 2022年5月30日 傑作サイコ・ホラーとの呼び声高いが 昨年(2021年)公開された非常に高く評価されたホラー映画を観た。実におもしろく、僕は最後の最後までハラハラドキドキさせられながら、画面に釘付けとなった。久々に映画を観る醍醐味を味わうことができた。これだけ夢中にさせられた映画も最近では珍しい。 この映画はホラー映画とされており、サイ... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」〜ヴェルサイユ宮殿でのガーディナーによる合唱団結成50周年記念演奏が空前絶後の素晴らしさ! 2022年5月25日 モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」再び モンテヴェルディの「ヴェスプロ」こと「聖母マリアの夕べの祈り」がバロック音楽の誕生を告げた如何に革新的な音楽であったかは先日、詳しく書いたとおりである。 この1610年という17世紀初頭に発表された音楽は、単に新しい革命的な音楽と言うに留まらず、その魂を揺さぶる響きと音... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 ベートーヴェン:後期ピアノソナタ集〜ポリーニ44年ぶりの再録音がすごい。ライヴ映像のブルーレイに釘付けになる! 2022年5月22日 ベートーヴェンのピアノソナタについて 今、話題のポリーニのベートーヴェンの後期ピアノソナタ集を聴いた。CDと同じ演奏がブルーレイでもライヴ映像となっていて、ポリーニの実際に演奏する姿も観たが、いずれも素晴らしく、久々にベートーヴェンを堪能している。ポリーニ何と77歳の演奏会だが、これがもう絶品なのである。 ベートーヴ... 熱々たけちゃん
【映画】の紹介 「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」秀逸なドキュメンタリーの大傑作!三島由紀夫の誠実な対応に感銘必至〜いま観るべき熱々映画 2022年5月19日 深く感銘できる傑作ドキュメンタリー 昨年話題となったドキュメンタリー映画を漸く観ることができた。深い感銘を受けた。実際に行われた三島由紀夫と東大全共闘との伝説の討論会を描いた「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」である。 これは学生運動が吹き荒れた1969年5月に東大の駒場キャンパスで行われた三島由紀夫と東大全共... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 モンテヴェルディ「オルフェオ」~モンテヴェルディの天才躍如!音楽史上最初のオペラが今でも輝き続ける奇跡 2022年5月13日 オペラのあらゆる要素、可能性を内包 引き続きモンテヴェルディを取り上げる。今回はオペラだ。 モンテヴェルディがルネサンスからバロックへという音楽史上未曽有の大変革期を、自らの力で切り開くとともに頂点にまで導いた空前の天才だということは、前回書いたとおりだが、モンテヴェルディの作品に接すれば接するほど、その途方もない大き... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」〜恐るべき天才による音楽史を変えた感動の名曲をガーディナーの指揮で堪能する 2022年5月12日 音楽史上、最高の天才モンテヴェルディ このブログで遂にモンテヴェルディを取り上げる。16世紀から17世紀にかけてイタリアで活躍した初期バロック音楽の大作曲家である。遅過ぎたと言っていい。 僕はバッハと並んで、このモンテヴェルディという作曲家に若い時からズッと夢中になっているのである。 モンテヴェルディに対しては、ただ一... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 「同志少女よ、敵を撃て」〜本屋大賞受賞の大傑作!日本の新人作家が描いた独ソ戦での女性狙撃兵の生き様に言葉を失う衝撃作! 2022年4月30日 すごい小説が書かれたものだ 2022年本屋大賞に輝いた話題の「同志少女よ、敵を撃て」を早速読んだ。逢坂冬馬という新人作家のデビュー作だが、その完成度と衝撃度が半端ない。 本書の内容が僕のこのブログ「熱々たけちゃんブログ」でも3本のブログ記事として取り上げているアレクシエーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」(前編・後編... 熱々たけちゃん
【クラシック音楽】の紹介 バッハ「ヨハネ受難曲」:ガーディナー3回目の新録音〜鬼気迫る衝撃的なコロナ禍での空前絶後の名演! 2022年4月27日 鬼気迫る衝撃的な名演奏 発売されたばかりのガーディナーが指揮したバッハの「ヨハネ受難曲」の新録音を聴いてみた。仰天させられた。 ものすごい演奏だった。鬼気迫る空前絶後の名演に衝撃を受け、戦慄が走った。聴いていて、何度も何度も鳥肌が立ち、空いた口が塞がらなくなってしまう。 ガーディナーの新盤の基本情報 ガーディナーは古楽... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 塩野七生「ギリシア人の物語Ⅰ 民主政のはじまり」〜時の経つのを忘れてしまうおもしろさ!ペルシア戦争の攻防に興奮必至! 2022年4月23日 塩野七生の作品はかなり読んできた このブログでは一度も取り上げたことがなかったが、塩野七生の本は今までかなり読んできた。僕にとって立花隆や米原万里、吉田秀和のように心から心酔し、好きで好きでたまらないという程の作家ではないが、それでもかなり熱心に読んでいる一人である。 塩野七生といえば何と言っても膨大な長さの「ローマ人... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 亀山郁夫「大審問官スターリン」〜スターリン側から描く芸術家たちへの迫害と大粛清の真実!スターリンの真相に迫る亀山の集大成 2022年4月18日 スターリン目線で描く大粛清の真相 これはまた何とも興味深い本があったものだ。「大審問官スターリン」。亀山郁夫によるスターリン研究の金字塔というか、集大成と呼んでいいものである。 既にこの熱々たけちゃんブログで取り上げた「磔のロシア」の姉妹書と言うべき作品であり、この両者は表と裏という関係と呼んでもいい。 今回の「大審問... 熱々たけちゃん
【映画】の紹介 「燃ゆる女の肖像」愛の芽生える瞬間と永続性を描く究極の愛の物語。繊細な表現に心が震える!~いま観るべき熱々映画 2022年4月11日 何の事前情報もなく観た映画が、実は 僕の中で「観なければ」と課題となっていた映画を漸く観ることができた。1昨年に公開された映画であり、とっくにディスクにもなり、レンタルもされていたので、その気になればいつでも観ることができたのだが、何故か観ないまま大切にしてきた映画。 ようやく観ることができた。「期待どおり」の素晴らし... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「ボンバ!」:これぞ手塚ノワールの極み。あまりの暗さと陰惨さに衝撃必至!〜手塚治虫を語り尽くす⑮ 2022年4月9日 「手塚ノワール=黒手塚」について 久々の手塚治虫は「ボンバ!」を取り上げる。この「ボンバ!」は実に暗く、怖い作品である。 手塚治虫には手塚治虫の一般的なイメージとは程遠い極めて暗く、救いようのない作品がいくつもあることは紹介してきたとおりである。 特に「ビッグコミック」に連載してきた青年向けの作品にその傾向が強いことも... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 コミック版「戦争は女の顔をしていない」〜衝撃の傑作を日本人が漫画にする快挙。これは素晴らしい!是非読んでほしい。 2022年3月31日 「戦争は女の顔をしていない」が日本人の手によって漫画化 紹介したアレクシエーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」がコミックになっている。漫画化されたのだ。それも何と日本人の手によって。 漫画といえば日本が世界に冠たる文化を誇っているので、日本人ということは十分にあり得るのだが、それにしても日本人の手によってこの独ソ戦... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 「戦争は女の顔をしていない」(後編)~命を懸けて戦い抜いた女性兵士たちを待ち受けていたものは。胸が張り裂ける衝撃のドキュメンタリー。 2022年3月27日 前編からの続きである。 「戦争は女の顔をしていない」で描かれているもの これにはもう圧倒されてしまう。 独ソ戦に出征したありとあらゆる女性たちが紹介される。 医師あるいは看護婦として兵士たちと行動を共にしたということは、どこの国にもあった。それは当然想像できる。 ソ連の場合には、女医や看護婦、衛生士などももちろんたくさ... 熱々たけちゃん