この映画のブルーレイ化はほとんど事件! これにはビックリした。「ミュージックボックス」が遂にブルーレイになった。勘違いしないで欲しい。DVDになっていた映画が、漸くブルーレイになったということではない。 そもそもDVD化もされていない幻の映画だったのである。 VHSと言って今の若い人たちに通じるだろうか?あのすっかり消...
【映画】の紹介
【映画】の紹介の記事一覧
ソマリア内戦の凄まじさを知るための必見映画 前回、韓国映画の「モガディシュ 脱出するまでの14日間」を大絶賛したときから、続いて紹介するのはこれしかないと決めていた。 それが「モガディシュ」の紹介記事の中でも触れたリドリー・スコット監督による「ブラックホーク・ダウン」である。 これはもう大変な映画で、ソマリア内戦の凄ま...
あのギンレイホールが閉館してしまった! 僕が一時期熱心に通い詰めていたあのギンレイホールが今年(2022年)11月27日(日)に閉館してしまった。こんな残念なことはない。 僕はこの名画座を愛して止まず、職場が御茶ノ水にあった時には、頻繁に通い詰めていたものだ。 その後、勤務先が変わり、飯田橋から離れてしまった後は、御...
話題沸騰の大ヒット作を漸く楽しんだ 今年(2022年)の夏から秋にかけての大ヒット作「トップガン マーヴェリック」を漸く観ることができた。残念ながら映画館ではなく、ブルーレイでの視聴となってしまったが、大いに楽しみ、満喫することができた。 これは確かにおもしろい。実に良くできている。記録的な大ヒットもむべなるかな、当然...
こんなに感動した映画も久しぶり 素晴らしい映画を観た。我が愛するギンレイホールでだ。これを映画館の大スクリーンで観ることができたのは本当に嬉しかった。ケネス・ブラナー監督の「ベルファスト」である。 この映画の予告編はギンレイホールで見ていた。チラシも読んだ。 昨年のアカデミー賞脚本賞を獲得した名作として広く知られていた...
「最後の決闘裁判」と同時に作り上げたリドリー・スコットの剛腕 リドリー・スコット監督の作品はこのブログでも何本も紹介してきた。僕が最も気に入っている映画監督の一人だ。今までに数多の名作と傑作を量産してきたハリウッドの巨匠は、80代になった最近もその力が衰えるどころか、その圧倒的な表現力と有無を言わせぬビジュアルの見事さ...
映画史上屈指の名作のリメイクに挑んだスピルバーグの心意気 「ウエスト・サイド物語」の映画史における評価は相当なものだ。1961年にロバート・ワイズ監督(ジェローム・ロビンズとの共同監督)で作られたミュージカル映画の超傑作。古今東西の映画史上のベストテンにおいても必ず有力候補として挙がってくる稀有の名作だ。 僕はそのスト...
83歳になって快進撃を続けるリドリー・スコット このところのリドリー・スコット監督の快進撃が止まらない。今回紹介する「最後の決闘裁判」はリドリー・スコット83歳のメガホンだったが、久々にパワー全開の大傑作となったばかりか、その後にも「ハウス・オブ・グッチ」という超話題作を撮っており、驚くほど元気なのである。 いずれも1...
久々にボーン・シリーズ全3作を一挙に観た 改めてマット・デイモン主演のあの「ジェイソン・ボーン」シリーズ全3本を集中的に観て、大いに満喫させてもらった。もちろん過去にもう何度も観ているのだが、今回あるきっかけがあって、もう一度一挙にまとめて観てみたくなったのだ。 第1作「ボーン・アイデンティティー」 第2作「ボーン・ス...
傑作サイコ・ホラーとの呼び声高いが 昨年(2021年)公開された非常に高く評価されたホラー映画を観た。実におもしろく、僕は最後の最後までハラハラドキドキさせられながら、画面に釘付けとなった。久々に映画を観る醍醐味を味わうことができた。これだけ夢中にさせられた映画も最近では珍しい。 この映画はホラー映画とされており、サイ...
深く感銘できる傑作ドキュメンタリー 昨年話題となったドキュメンタリー映画を漸く観ることができた。深い感銘を受けた。実際に行われた三島由紀夫と東大全共闘との伝説の討論会を描いた「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」である。 これは学生運動が吹き荒れた1969年5月に東大の駒場キャンパスで行われた三島由紀夫と東大全共...
何の事前情報もなく観た映画が、実は 僕の中で「観なければ」と課題となっていた映画を漸く観ることができた。1昨年に公開された映画であり、とっくにディスクにもなり、レンタルもされていたので、その気になればいつでも観ることができたのだが、何故か観ないまま大切にしてきた映画。 ようやく観ることができた。「期待どおり」の素晴らし...
世界中での大絶賛に納得も、不満もある カンヌ国際映画祭に続いて、アメリカのゴールデングローブ賞でも作品賞に輝き、3月27日(現地時間)の発表を待っているアメリカの第94回(2022年)アカデミー賞においても外国語映画賞ばかりか本家本命の作品賞や監督賞、脚色賞にもノミネートされている「ドライブ・マイ・カー」。その勢いが全...
静かな感動作に心が震える 素晴らしい映画を観た。「ノマドランド」。これは稀有の傑作だ。といっても、いかにも地味な静かな映画。派手な言葉は全く似合わない。ほとんどドキュメンタリーのような地味な映画であり、控えめな静かな感動がじわじわと込み上げてくる、そんな趣きの作品だ。 かなり話題となった映画ではある。昨年(2021年)...
観逃してはいけないちょっと特殊なサスペンス映画!? 何とも形容が難しいちょっと特殊な映画を観た。昨年(2021年)のアカデミー賞(第95回)で脚本賞を受賞した話題作である。 すごい映画とか、衝撃を受けるとか、打ちのめされるとか、そういう重い形容はいかにもそぐわない。と言って、ここに描かれるのは紛れもなく社会性も持ち合わ...
哀切感に満ちた美し過ぎるロードムービー テオ・アンゲロプロス監督が1988年に撮った「霧の中の風景」は、これ以上の映画を思い浮かべることができないような究極の美しさと感動を備えた珠玉の名作である。胸を締め付けられるような哀切感がひしひしと迫ってくる稀有の傑作だ。 テオ・アンゲロプロスはギリシャが生んだ世界屈指の映画監督...
全くあり得ない話しが至高の名作になる奇跡 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」。これは実に奇妙な映画。一体何なんだろう?ジャンルはSFなのか?いや、重厚な人間ドラマなのか? もしかしたら頗る真剣なブラック・ユーモアなのか? 見当が付かない特別な映画。確かに名作には違いない。でも、実におかしな映画なのである。 あり得ない...
この映像美に仰天! この世のものとは思えない驚嘆すべき映像美に満ち溢れた映画を観て、本当にビックリ仰天した。興奮が収まらない。 「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」だ。これはもう8年以上も前に公開された映画で、その当時はかなり話題になったものだ。 何と言っても、その年(2012年)のアカデミー賞では、監督賞、...
実に感動的な素晴らしい映画 素晴らしい映画を観た。レニー・アブラハムソン(エイブラハムソン)監督の「ルーム」。6年程前に公開された話題作で、アカデミー賞では作品、監督、脚色、主演女優賞と主要4部門でノミネートを果たし、主演女優賞を獲得したこの年の話題作だった。 2017年のキネマ旬報ベストテンの第10位。読者選出ベスト...
リドリー・スコットらしからぬ埋もれた傑作 再びリドリー・スコットの監督作品を紹介する。今回は「マッチスティック・メン」だ。 リドリー・スコット監督のことについては、「ワールド・オブ・ライズ」の紹介のブログの中でかなり詳しく書かせてもらったので、そちらをご覧いただけるとありがたい。 映画史に残る名作・傑作が目白押しのリド...
プロフィール
熱々たけちゃん
熱々たけちゃんです。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
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